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南「じゃあまたあとで。」

今日の授業で辞書を使う事をまったくもって頭に入っていなかった俺は普通に忘れた。
今頃ベッドの下あたりにあるのだろう。

基「次は貸さないからね（笑）」

結局ヒロトに借りる事にした。
助かった。あの国語の教師は色々と面倒くさい。下手したら辞書を忘れたぐらいで廊下にバケツでも持たせて立たせるくらいはしそうだ。
（昭和かってんだよ）

「あー南雲。悪いんだが……」







南「まじで今日ついてないわ……」

辞書は忘れるわ資料を取りに行かなくちゃいけなくなるわ……。
まぁ辞書は自業自得なんだけど。



南「どっこらせ。」

目的のものはすぐに見つかった。
後は教室に持って行くだけ。早くしないとそろそろ授業が始まってしまう。

少し駆け足で階段をのぼった。







空「っ……!!」

あぁまさかこんな場面に出くわすとは思わなかったよ。















南「（危ねぇ……!!）」

資料の事など忘れてとっさに手を出した。


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短くてごめんなさい；