二次創作小説(紙ほか)

Re: 【inzm】空色の涙 ( No.64 )
日時: 2013/08/19 20:16
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

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「「最初はグー!!」」

これは最初はパーとか言って笑いを取っていいようなおちゃらけたじゃんけんなどではない。
真剣勝負なのだ。

「「じゃんけん……」」






「「ポンッ!!」」


……………!!?!

自分の手元を見て目を疑う。
相手はグー。そして私は……




空「やったぁあ!!!」

春「うっそぉお!?」

か、勝った!!
つ、ついに……今まで不運がたて続いていたけど神は私を見捨てなかった!!
神様ありがとう……私が逝ったらデコピンぐらいで許します。


空「じゃあホールは春奈ちゃんですね♪」

春「空〜(泣)」

そ、そんな目で見られたって変わってなんかあげませんよ。
だから潤んだ目で見ないで。

「決まった?」

空「はい。春奈ちゃんがホールで私は中で作る係です。」




「これは何だ?」と言われれば、答えてあげるのが世の情け……とか某アニメの言葉を使ってみたり。

これは1カ月後に行われる文化祭に向けての役割分担です。
私達のクラスは何の変哲もない喫茶店。他のクラスのようにお菓子とかだとお客様が入らないのでオムライス、少なめのスパゲッティなどお昼にでも食べてもらえるようなものを用意しようということになったのですが……。

春「似合わないって……。」

いえ、そこまできたのなら服装も本格的にしようとのことでですね。
女性はウェイトレス、男性はちょっと堅苦しい感じにしよう!と……。ホールは勿論その格好なのですが中で品を作るのは制服。

可愛いの着たいな!!みたいな子もいますがね、争奪戦でしたよ。現に春奈ちゃんとの勝負をしましたから。

ただでさえ面倒くさい事をやらされているのに……。





「空ちゃんが中ね……レシピとかはだいたい決まってるし、そこまで係に入らなくても大丈夫だから!!実行委員の方頑張ってね。」

















文化祭実行委員になっちゃったんです。    テヘペロ☆