二次創作小説(紙ほか)
- ターン5:百万超邪 ( No.8 )
- 日時: 2013/07/04 22:05
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
「俺は、G・0(グラビティ・ゼロ)を発動!《百万超邪(ミリオネア) クロスファイア》!!さらに6マナで、《暴走龍(ライオット)5000GT》召喚!!」
「な、切り札が同時に!?まだ、そんな物を隠し持っていたのか!!」
百万超邪(ミリオネア) クロスファイア P 火文明 (7)
クリーチャー:アウトレイジ 7000+
G・ゼロ−自分の墓地にクリーチャーが6体以上あり、自分の《百万超邪 クロスファイア》がバトルゾーンになければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
スピードアタッカー
パワーアタッカー+1000000(攻撃中、このクリーチャーのパワーは+1000000される)
W・ブレイカー
暴走龍(ライオット) 5000GT ≡V≡ 火文明 (12)
クリーチャー:アウトレイジ 12000
このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、サイキック・クリーチャーを全て破壊する。その後、パワー5000以下のクリーチャーを全て破壊する。
誰もパワー5000以下のクリーチャーを召喚できず、サイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出すことができない。
スピードアタッカー
T・ブレイカー
「《5000GT》の効果で全てのパワー5000以下は破壊!さらに、呪文・《無限掌》!効果で《クロスファイア》はこのターン、バトルに勝てばアンタップ!!」
「な、何だってぇぇぇぇぇー!!!!」
周りからは歓声が上がった。
「覚悟しろ!!《クロスファイア》でお前の《B・ロマノフ》を攻撃して破壊!!アンタップ!!」
「うっ!!」
クロスファイアはパワーアタッカー100万という、ハイスペッククリーチャー。もはや、誰にも止められない。
「よくよく考えると、結構エグいコンボだな・・・・・・。」
と呟くレン。
「《5000GT》でT・ブレイク!《クロスファイア》で最後のシールドを貰うぜ!!」
その時だった。
「《5000GT》から割られたシールドからシールド・トリガー発動!!《インフェルノ・サイン》!効果で俺様の最強切り札を墓地からバトルゾーンへ!さっき、《ボーンおどり・チャージャー》で墓地に送っておいたのはこいつだ!現れよ!その剣振るい、目の前の敵切り裂け!現れよ、《狼虎サンダー・ブレード》!!」
狼虎(ろうこ)サンダー・ブレード SR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー
「効果で、《クロスファイア》破壊!!残念だったな!!ヒャハハハハハ!!!!」
「ちッ!!」
詰めが甘かった。と、後悔しても遅い。
「俺様のターン!!その魂持って、目の前の敵滅ぼさん!!漆黒の剣士、推参せよ!現れよ、《魔刻の斬将オルゼキア》!!」
魔刻の斬将オルゼキア SR 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを2体選び、破壊する。
W・ブレイカー
「ギャハハハハハ!!死ねい!!《オルゼキア》を破壊し、《5000GT》も道連れに破壊!!」
「《5000GT》!!」
破壊に次ぐ破壊。これが彼のやり方。
「さあ、俺様に抗ったこと、後悔しろ!!《サンダー・ブレード》でW・ブレイク!!」
シールドが2枚、割られて飛び散る。しかし、諦めなければ奇跡は起こる物。
「シールド・トリガー発動!!《クリスタル・メモリー》!!効果で、カードをサーチ!!」
「うっ!!ターンエンド!!」
「覚悟しやがれ!!俺のターン!呪文、《キリモミ・スラッシュ》!効果で俺のクリーチャーは全員、スピード・アタッカーに!」
「ク、クリーチャーなんて居ないじゃないか!!」
「いや、今から出すんだよ!!交差する炎、それを受け継ぎし魂!アウトレイジMAX!!《新世界 シューマッハ》!!さらに、墓地に6体クリーチャーがいる場合、G・0で《盗掘人形モールス》を召喚!!」
新世界(ニューワールド) シューマッハ SR 火文明 (6)
クリーチャー:アウトレイジMAX 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の手札をすべて捨てる。その後、それぞれカードを5枚まで引いてもよい。
W・ブレイカー
「ななななな!?アウトレイジMAX!?」
完全なる形勢逆転。
「守れなくてゴメンな・・・・・・。お前の分まで、俺は仲間を守るから・・・・・・。ナナカ--------------------------------。」
そう呟き、ヒナタはカードをタップさせる。
「《モールス》で最後のシールドをブレイク!《シューマッハ》でトドメだ!!」
「あじゃぱー!!」
「古ッ!!」
「まあ、不良共は全員縛って警察につきだして置いたし、カードも取り返したで一件落着だな。」
「本当にありがとう御座います!!」
「へへッ、良いって事よ!また何かあったら俺らに相談しな!」
そう言ってヒナタは、カードをリョウに返した。リョウは何度もお礼を言い、帰って行った。それを見送った後で、レンが口を開いた。
「で、そのデッキ、元はお前のデッキではないようだが。」
「ああ、こいつは友達から貰ったデッキなんだ。」
「でも、何でそれを今まで使わなかったの?」
そう言われて言葉を失うヒナタ。
「いや、また機会があったら話す。ま今回は、アイツから貰ったこのデッキに頼った勝利だからな。しばらく、これは封印しておくか。」
「な、何故!?」
レンが驚いたように問う。
「いや、何となく・・・・・・な。」
(アイツの事を忘れたくなくて、自分のデッキを使っていてもこのデッキを持っていたけど、いい加減、過去とも見切りを付けなくちゃな。俺がもっと強くなるまで-------------------俺がみんなを守れるようになるまで、このデッキは封印しよう。)
「まあ、過去に何があったかは知らんが、僕たちも帰ろうか。」
「ああ!」
「暁ヒナタ・・・・・・アイツはどんなカードでもその能力を最大限まで引き出すプレイングをしている。だが、この世に俺より強い者が居るのは決して許されない罪------------------貴様に恨みはないが、俺の力を示すため、その踏み台となって貰うぞ・・・・・・!」
学校の屋上から見下ろすクナイ。次回、ヒナタに魔の手が迫る!!