二次創作小説(紙ほか)
- ターン41:常勝の力 ( No.129 )
- 日時: 2013/08/15 09:38
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 0.DI8Vns)
そのころ、テツヤにさんざん罵倒されて怒った教団の男、パイルは、テツヤとのデュエマに。互いのシールドは5。テツヤの場には、《弾丸透魂スケルハンター》、《一撃奪取 マイパッド》。一方のパイルの場には、《霊騎パドマ・ロマサ》、《霊騎サンダール》、クロスギアの《モビル・フォレスト》だ。ターン15:パイルのターン。
「私のターン!この私の分身、《霊騎のイザナイ パイル》召喚!さらに、《霊騎ラグマール》召喚!」
霊騎ラグマール UC 自然文明 (4)
クリーチャー:アーク・セラフィム 3000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選び、マナゾーンに置く。その後、相手はバトルゾーンにある自身のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
「《ラグマール》をマナへ!」
「《スケルハンター》、マナに行け。」
しかし、これでは終わらない。パイルが、笑みを浮かべる。
「コンボ発動!”ラグマループ”!!《サンダール》で《ラグマール》を回収し、さらに《モビル・フォレスト》の効果で1マナ下がった《ラグマール》を再び召喚!!」
霊騎サンダール R 自然文明 (6)
クリーチャー:アーク・セラフィム 4000
自分のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、アーク・セラフィムまたはワイルド・ベジーズを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
モビル・フォレスト R 自然文明 (4)
クロスギア
これをクロスしたクリーチャーのパワーは+3000される。
このカードがどのクリーチャーにもクロスされてない時、自分のクリーチャーを召喚する時支払うコストは1少なくなる。ただしコストは1より少なくならない。
「この私で、シールドをブレイク!!さらに、光臨発動!《パドマ・ロマサ》を進化!《聖帝エルサル・バルティス》へ!!」
聖帝エルサル・バルティス SR 光文明 (6)
進化クリーチャー:アーク・セラフィム 7000
ブロッカー
進化−自分のアーク・セラフィム1体の上に置く。
W・ブレイカー
相手が自分自身のシールドの「S・トリガー」を使う時、自分の山札を見る。その中から「S・トリガー」を持つ呪文を1枚選び、山札をシャッフルした後、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
「なるほど。”ラグマループ”か。弾切れのない、厄介な除去だな。だが、俺のターン!こいつで、ひっくり返す!現れろ、絶対無敗の智将よ!英知と防御を司る、無敵の力、その目に焼き付けろ!!《常勝ディス・オプティマス》召喚!」
常勝ディス・オプティマス SR 光/水文明 (6)
クリーチャー:グレートメカオー/エイリアン 6000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
スペース・チャージ:光/水(自分のマナゾーンに光、水のいずれかまたは両方を持つカードが置かれた時、このクリーチャーのSC能力を使ってもよい)
SC—光:呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。
SC—水:自分のシールドを1枚、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。その後、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。
W・ブレイカー
「さらに、呪文!《幻緑の双月》を召喚して、手札からマナをブースト!置いたカードが光・水の《エル・カイオウ》だったから、S・C発動!墓地から、《反撃のサイレントスパーク》を回収し、シールドヘカードを仕込む。」
序盤から《エマージェンシー・タイフーン》でカードを積極的に墓地へ送り続けていたテツヤの墓地には大量の呪文。《オプティマス》の効果はそれを最大限利用した物である。さらに、シールドにし込むカードは墓地から回収した呪文でなくても良いため、相手に心理的プレッシャーを与える。相手は気づけば蜘蛛の巣に掛かったアゲハチョウ。英知と戦略で生み出された極上の罠で、じわじわと相手はむしばまれていくのである。これが、星目テツヤの戦法である。
「まだだ!呪文、《スパイラル・ゲート》で《オプティマス》を手札へ!ターンエンド!」
「次のターン、《ラグマール》でマナ送りにされるのを、防いだわけですか。さて、私のターン。これが、私の切り札!大いなる力と鉄壁の守りで死守せよ!霊なる騎士、ここに見参!《霊騎右神ニルヴァーナ》召喚!」
霊騎右神ニルヴァーナ UC 無色 (6)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/アーク・セラフィム 6000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーがゴッドとリンクした時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
W・ブレイカー
右G・リンク(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、「中央G・リンク」または「左G・リンク」を持つゴッドの右側にリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性(パワーや能力)をすべて持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、その中の1枚を選ぶ)
「なーるほどね、神様の登場ってか。」
冷めたように呟くテツヤ。
「だが、効果は不発・・・・・・。神様にしては大したことはないな。」
「ふん。何とでも言いなさい。《エルサル・バルティス》でシールドをWブレイク!」
「S・トリガー発動!《アクア・サーファー》で《サンダール》をマナへ!」
激流が《サンダール》を襲う。しかし、パイルは次の瞬間。山札を展開した。
「《エルサル・バルティス》の効果発動!山札からS・トリガー呪文を唱えても良い!!《ナチュラル・トラップ》で《アクア・サーファー》をマナ送還ですよ!!」
テツヤの顔が引きつった。
「罠には罠で対抗ってか。」
そう言って、肩を落とす。クリーチャーの数は圧倒的。しかもS・トリガーを使えば逆に相手にもS・トリガーを使われるという、危険な状態。
「けっ、面白くなってきやがったぜ・・・・・・!」
しかし、テツヤはむしろそれを楽しんでいるようだった。