二次創作小説(紙ほか)
- ターン86:残酷な現実 ( No.238 )
- 日時: 2013/12/15 01:47
- 名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)
「うっ、嘘・・・・・・!」
現在、コトハの場には《オーロラ》を残して全滅。しかし、一方のヨミは《ディーヴォ》と《クラフト・ヴェルク》をリンクさせている。
「ハハハハハ!!その怯えた顔さえも、可愛らしい。余計、結婚したくなるではないか・・・・・・。」
「嫌ァ・・・・・・やめてよ・・・・・・!」
オーロラは、もう泣く寸前だ。
「安心しろ。破壊はしない。《双双神ディーヴォ&クラフト・ヴェルク》で、残りのシールドを全てブレイク!!」
2体のリンクした神が、弓矢を放った。さらに、
「まだだ、効果で我シールドを増やし、《オーロラ》を山札の一番下へ!」
「は、破壊しないってこういうことだったのね!!」
シールドとクリーチャー、合計で2枚ものアドバンテージを取られる始末に。
ケタケタ笑うヨミに、恐怖が隠せないコトハ。もう、為す術は無いのか。手札も、クリーチャーもシールドも0。僅かな希望にかけて、カードを引く。
(だ、ダメだ--------------------------------!!)
ヨミの右唇が裂けた。
「クカカカハハハハハハハ!!良いカードは引けなかったようだな。安心しろ。すぐに楽にしてくれるわ!余のターン。《神人類ヨミ》を召喚!!」
神人類 ヨミ ≡V≡ 無色 (8)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/オラクル 12000+
このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、カードを3枚まで引いてもよい。
T・ブレイカー
中央G・リンク(このクリーチャーまたは自分の他のゴッドをバトルゾーンに出す時、自分の好きな数のゴッドからカードを1枚ずつリンクを外してもよい。その後、このクリーチャーを「右G・リンク」または「左G・リンク」とあるゴッドにリンクしてもよい)
このクリーチャーがカード3枚でリンクしていれば、自分のシールドはブレイクされない。
「効果で3枚ドロー!!そして------------------------------」
コトハは、その次の言葉が解っていた。もう自分には、絶望することしかできないのか。
(今、すげー嫌な感じがした・・・・・・!)
デュエマの途中。なのに、とても嫌な感じがした。ヒナタは目の前の相手--------------------封李のことなど、眼中になかったのである。
「ちっ、何だァ?デュエマに集中しろ!!」
「あっ、すまねェ!俺のターンだ!」
現在、シールドは共に5枚。ヒナタの場には、《正々堂々 ホルモン》。一方、封李も《ホルモン》を並べていた。
正々堂々(マキシマム・ブロンズ) ホルモン C 自然文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジMAX 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
「こっから繋げる!必殺の正々堂々神砕きチェインだ!《ダークナイト クリストファー》召喚!んでもって、W・ブレイク!!」
シールドが2枚吹っ飛ぶ。しかし、
「わりーな、これでもくらえ!S・トリガー、《秘拳カツドン破》で《無敵 ドン・カツドン》を召喚!」
「なっ、《武闘龍 カツドン》じゃねーのか!?」
「俺たちも、さらなる高みを目指すため、日々パワーアップしてんだ!!」
無(アウト)敵(ロー) ドン・カツドン P 火/自然文明 (5)
エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 2000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。パワーアタッカー+3000
ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に《無敵》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
自分の他の、名前に《無敵》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。
現れたのは、無法の秘剣を手に入れた、新たなるカツドン。
「効果によって、《ドン・カツドン》と《クリストファー》をバトル!当然普通は、コッチが負けるが---------------------------------」
ドロン・ゴーならば、話は別。破壊と同時に、新たなる命の光が集積する。
「その無法の剣で、あらゆる敵を撃破せよ!!《無敵剣 カツキングMAX》!!」
無敵剣 カツキングMAX P 火/自然文明 (8)
エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 8000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー8000以下のクリーチャーを1体破壊する。
自分のターン中、クリーチャーを1体、マナゾーンから召喚してもよい。W・ブレイカー
ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に《無》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
自分の他の、名前に《無敵》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。
今度は、巨大な姿でヒナタを見下ろす。さらに、巨大な剣をひと振り。同時に、《クリストファー》は真っ二つ。
「く、くそっ!!《クリストファー》が!!」
「まだだ!俺のターン、《ヒラメキ・プログラム》で《カツキングMAX》を破壊し、この2体を出す!ドロン・ゴー!!現れよ、我が友よ!!」
新たなる光とともに、2体の強力なエグザイルが爆誕した。
「8コストの《MAX》から閃いたのは、9コストの《激流剣砲 カツ∞キング》!そして、ドロン・ゴーによって究極のビクトリーカード、《無法伝説 カツマスター》だ!!」
完全に計算外だった。封李はやはり、以前自分と戦った際は、本気を出していなかったのだ!
無(アウト)法(レイジ)伝説(カリバー) カツマスター ≡V≡ 火文明 (12)
エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 16000
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚墓地に置いてもよい。そうした場合、コストの合計が墓地に置いたカードのコストの合計以下になるよう相手クリーチャーを好きな数選び、破壊する。
ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に「無」とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。
自分の他の、名前に「無法」とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。
「効果で、山札から3枚を墓地に。その合計コスト以下になるように、お前のクリーチャーを破壊!《ホルモン》を破壊だぜ!!」
絶体絶命。凶悪な2体のカツキングによって、ヒナタは完全に主導権を奪われてしまったのであった。