二次創作小説(紙ほか)
- ターン9:神VS始祖 ( No.29 )
- 日時: 2013/06/15 23:45
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
「ゼンアクでQ・ブレイク!!」
「《アクア・スーパーエメラル》でブロック!!」
ゼンアクはリンク時にQ・ブレイカーを得る。ゴッドの中でも強い部類にはいるのだ。
「ミーのターンは終了。さて、ユーのターンだ!!」
「くそ、俺のターン!ドロー!!《青狼の始祖アマテラス》召喚!!効果で、呪文《ヒラメキ・プログラム》を唱える!!」
《アマテラス》が破壊され、転生される。
「・・・・・・来たぜ!!始祖の意志を継ぐ者、現れよ!!汝の力を示せ!《光器アマテラス・セラフィナ》!!」
光器アマテラス・セラフィナ SR 光文明 (7)
クリーチャー:メカ・デル・ソル 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、コストの合計が4以下になるよう、好きな数の光または闇の呪文を選び、自分の墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。選んだ呪文を、コストを支払わずに唱える。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
「頼むぜ、《アマテラス・セラフィナ》!!効果で、《魂と記憶の盾》と《ロジック・サークル》を使用!!効果でゼンアクをシールドに戻すぜ!!そして、《ロジック・サークル》の効果で《ヒラメキ・プログラム》を山札の一番上に仕込む!」
「リンク解除。《ゼン》を手札に。」
「ターンエンド!!」
しかし、エルはまだ余裕と言った表情をしている。
「神のコマンダー、エル・ヴァイオレットに刃向かえばどういう目に遭うのか、教えてやる!!ミーのターン。《ゼン》を召喚。G・リンク!!そして、シールドと、《アマテラス・セラフィナ》をデストロイしろ!!」
「《アマテラス・セラフィナ》!!」
破壊される《アマテラス・セラフィナ》。
「ハハハハハ!!所詮、日本のデュエリストはその程度か!!さて、どうだ?自分のキーカードをデストロイされた気分は!!」
「・・・・・・まだ、終わってねーぞ・・・・・・。」
「は?」
エルは何を言ってるんだという顔をしたが、1つの誤算に気付いた。
S・トリガーだ。
「まだ、終わってねーぞ!!S・トリガー、《アクア・サーファー》!!効果で、ゼンアクをバウンス!!」
「《ゼン》を戻す!!」
「いーや、さらにもう1つのS・トリガー、《インフェルノ・サイン》で《アマテラス・セラフィナ》を召喚!効果で、呪文・《ゴースト・タッチ》!!効果でお前が今戻した、《ゼン》をねらい打ちに!!」
「な、何だと!!」
この呪文は、相手の手札を見ずに破壊するが、エルは《ゼン》を戻したばかり。狙い撃ちに出来る。
「し、しまったぁー!!」
「そして《ザ・ストロングスパイラル》!!効果で《アク》を手札に!!」
「な、僕の場からゴッドが・・・・・・!!何故だ!!何故、こう都合良くS・トリガーが!!」
「《アクア・スーパーエメラル》であらかじめ仕込んでおいたんだよ!!」
しまったと思っても、もう遅い。
「俺のターン!!呪文、《フラッシュ・アーマー》で《アマテラス・セラフィナ》は破壊されない!!そして呪文、《ヒラメキ・プログラム》!!《アマテラス・セラフィナ》に効果を使い、《サイバー・G・ホーガン》を降臨させる!!激流連鎖で《神聖騎オルタナティブ》と《終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート》召喚!!《オルタナティブ》の効果でパワーが0になった、《インガ・ルピア》を破壊!!」
終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート R 闇文明 (7)
クリーチャー:デーモン・コマンド 7000+
B・ソウル
このクリーチャーが攻撃する時、各プレイヤーは自身の手札をすべて捨てる。
ノー・チョイス(手札を1枚も持っていないプレイヤーがひとりでもいれば、このクリーチャーは次のNC能力を得る)
NC−このクリーチャーのパワーは+5000される。
T・ブレイカー
「Zを裏切り、戦争を終結させた悪魔の力、特と見ろ!!ターンエンド!!」
「くっ、ミーのターン!!《アク》を召喚!!ターンエンド!!」
「俺のターン!!《スパイラル・ゲート》で《アク》をバウンス!!そして《アマテラス・セラフィナ》でW・ブレイク!!さて、こっからが真骨頂!暁ヒナタ特性、スペシャルデッキの見せ所だぜ!!」
まだ何かあるのかと冷や汗を垂らす、エル。
「《ブラック・ガンヴィート》で攻撃!!効果で、俺達は全て手札を捨てる!!」
「なッ!!《アク》が墓地に・・・・・・!!」
「さらに、ノーチョイスでこいつのパワーは+5000だ!!《ガンヴィート》でT・ブレイクだァー!!」
誰もがヒナタが勝利したと思っただろう。しかし、現実はそうそう甘くはない。3枚目のシールドを《ガンヴィート》がブレイクしたときだった。
「S・トリガー!ミーの切り札!!全ての時間を操り、我が者に!栄光の時間よ永遠に!《終末の時計 ザ・クロック》召喚!!」
終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック R 水文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジMAX 3000
S・トリガー
このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐ始める。)
「ミーのターンだ。」
「う、嘘だろォ!?」
《クロック》は、登場した時点でターンを強制終了させる。それがT・ブレイクの途中だろうが、攻撃できるクリーチャーがいようが、関係ない。
「さて、ミーのターン。」
序盤にマナ加速しまくったエルのマナは10。
「呪文、《デーモンハンド》!!効果で、《アマテラス・セラフィナ》を破壊!!」
「な、何だってェー!?」
もはや、守るクリーチャーは存在しない。
「《終末の時計 ザ・クロック》でトドメだ!!!」
「う、うわああああ!!」
勝者、エル・ヴァイオレット。
「うひゃあ〜、つえーよお前・・・・・・。」
「いや、さすがのミーもデンジャラスだった・・・・・。」
両者、満足した顔だった。
「次は絶対に勝つからな!!」
「ああ。そうだ、ユーに渡したい者がある。このカードだ。」
「こ、これって!!」
エルが取り出したのは、《終末の時計 ザ・クロック》のカードだった。
「な、何でだよ!受け取れないよ!!」
「いや、ユーを認めた証。だから、受け取って欲しい。」
ここまで言われたら、断る理由はない。
「分かった。確かに受け取る!」
「ああ。これで新しいデッキを組んでみないか?ユーはコントロールより、ビートダウンに優れていると思うんだ。コントロールにも関わらず、この攻撃性。やはりコントロールじゃ、もったいないと思うんだ。」
「そ、そうかな。ありがとうな!!」
2人は固い握手をした。デュエマが生んだ友情!!それは1人の少年の運命を大きく動かそうとしていた!!
「あれ?僕忘れられている?」
忘れられた人(レン)約一名。