二次創作小説(紙ほか)
- ターン14:悪魔VS炎魔 ( No.44 )
- 日時: 2013/06/23 09:59
- 名前: タク ◆COeo3uVOjE (ID: 39RfU1Y2)
「ちっ、厄介だ・・・・・・。仕方ない、どうせあの茅山とかいう輩は、戦うことができない。ダイダラ、ガラム。お前らが残りのあの2人を、撃破しろ。それと、拝借していたこれを返しておこう。」
そう言って、2枚のカードを2人に投げた。
「オーケー☆」
「うおおおおおおおおお!!分かったああああああああ!!」
「それでは、失敬。」といい、日蓮は闇に紛れるようにして消えていった。
「んにゃろ、逃げやがったな!!」
「心配ナイナーイ!!僕らが相手してあげるから☆」
「だけど、これで3対2!!僕だって・・・・・・!」
量もデッキケースを取り出す。しかし、次の瞬間デッキケースをしまってしまった。
「リョウ!?」
「ゴメン・・・・・・ヒナタ君・・・・・・やっぱ僕は戦えないみたいだ・・・・・・。」
リョウは切り札を失った直後。失ったカードは、《オッソ・レオーネ》だけではなかった。
「そ、そっか、すまねぇ。んじゃ、下がってな。にしても、あの子・・・・・・。一体何者だ!?」
ヒナタは、少女の姿をよく見てみた。幼い容姿だが、クールな雰囲気を醸し出している。
「お前、一体誰なんだ?」
少女は答えた。
「今、ここで答えている暇はないです。それに、鎧龍決闘学院の生徒なら、いずれ知ることになるです。」
「はぁ?」
「まぁ、その前に2人とも入院しちゃうけどねー!!」
ガラムが叫ぶ。次の瞬間、黒い靄が発生する。確かに、自己紹介の暇など無かった。少女もヒナタも黒い靄に包まれる。
「・・・・・・ここは・・・・・・!!」
「ヒャハハー!!キミの相手は僕だよ、暁ヒナタくーん☆にしても、キミの仲間ってホント弱いね。茅山リョウ君はダイダラが倒しちゃったけど、レン君もコトハちゃんも、ホント楽勝ってカンジ?ヒャハハハハ!」
「・・・・・・もう一回言ってみろ。」
「は?」
ヒナタがデッキケースを取り出す。
「もう一回言ってみろ!!」
ものすごい気迫。ヒナタはサングラスをかける。それは、彼の感情が怒りの一色になったことを、裏付けていた。
「うおおおおおおおおおおお!!ねっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇつ!!!お前!!今、熱血してるかああああああああああ!!!」
「う、うるさいです・・・・・・。」
「とにかくッ!!この俺様と戦ったこと、後悔させてやる!!熱血!!」
ダイダラはデッキケースを取り出す。少女も同じく、デッキを取り出した。
ターン10。ダイダラのターン。彼のシールドは3枚。
「俺様のターン!!《爆裂のイザナイ ダイダラ》召喚!!さらに、《転々のサトリ ラシャ》召喚!!効果で、全員タップだ熱血!!」
「うっ!」
「さらにッ!!《ダイダラ》の光臨で、《爆裂右神ストロークス》を召喚する!!」
爆裂右神ストロークス R 無色 (6)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/フレイム・コマンド 7000
のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーがゴッドとリンクした時、バトルゾーンにある相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー
右G・リンク(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、「中央G・リンク」または「左G・リンク」を持つゴッドの右側にリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性(パワーや能力)をすべて持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、その中の1枚を選ぶ)
さらに、実体化するクリーチャー。この空間では、どうやら上級のクリーチャーのみ、実体化できるらしい。
「じ、実体化・・・・・・!」
「さらに、効果で《電脳封魔マクスヴァル》破壊!!」
しかし、少女の表情は一切変わらない。
「私のターンです。《虚空の翼ダークモルダー》召喚。さらに、《死神獣ヤミノストライク》でシールドブレイク。」
「シールド・トリガー発動!!《旋風のサトリ フレース》で全員タップだ熱血!!」
旋風のサトリ フリース R 光文明 (7)
クリーチャー:オラクル 4000
バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、このクリーチャーは「S・トリガー」を得る。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべてタップする。
何でもかんでも熱血言えば良い訳じゃないよ、というばかりにあきれる少女。
「ターンエンドです。」
「俺様のターン!!《ストロークス》でW・ブレイク!!」
しかし、割られたシールドから、カードが現れる。S・トリガーだ。
「S・トリガー、《インフェルノ・サイン》!!効果で、墓地にためておいた、《魔刻の斬将オルゼキア》を墓地から召喚!!さらに効果で《ヤミノストライク》を破壊!!効果で手札から7コスト以下のデ−モン・コマンドを召喚します!」
次の瞬間、手札からおぞましい気迫を放つ、悪魔が現れる。
「奈落の声を聴く。天地を黒く包み、命を殺め、そしてあなたを呼ぶ——来臨です《悪魔神バロムエンペラー》」
「!!」
さらに悪魔は実体化する。
悪魔神バロム・エンペラー SR 闇文明 (7)
進化クリーチャー:デーモン・コマンド 9000
進化−自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー
「な、何だってええええええ!!!」
「たかだかこれだけで、狼狽えないでほしいです。この先、もっと大きな闇が場を破壊し尽くすのですから。」
ダイダラの場にあるカードがすべて吹っ飛ぶ。
「そして私のターン。万が一のため《凶刻の刃狼ガルヴォルフ》を召喚です。あなたの手札にあるのは……墓地、マナ、のクリーチャーから考えて、フレイム・コマンドですね。」
凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ UC 闇文明 (6)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、種族をひとつ選び、相手の手札を見る。その中から、選んだ種族を持つカードを1枚選んでもよい。そうした場合、相手はそのカードを捨て、自分自身のシールドを1枚選んで墓地に置く。
W・ブレイカー
「なっ!!」
ダイダラの手札がすべて、消える。
「もっとも、種族デッキという時点で、このクリーチャーの餌食というわけです。《バロム・エンペラー》でW・ブレイク!」
「くっ、S・トリガー!!《めったぎり・スクラッパー》!!効果で《オルゼキア》破壊!!」
しかし、次のターン。ダイダラの手札はドローした1枚のみ。何もできない。
「-----------------!!」
「私のターン。《バロム・エンペラー》でトドメです!!」
「くっ、うわあああああ!!」
実体化した《バロム・エンペラー》が、ダイダラの体を打ち砕いた。
ダイダラの体が次の瞬間、砕け散る。
「ぐっ、うわあああ!!貴様、名は!!名を名乗れ!!」
「私は・・・・・・私の名は月夜野シオというです。」
「シオ・・・・・・これで終わったと・・・・・・思うなよおおおおおおお!!!我ら教団は不滅なのだ!!熱血バンザーイ!!」
そう叫んで、ダイダラは去っていった。危機一髪、命は取り留めたのか、体はバラバラになったパズルが元に戻るように再生していった。
「な、何だったんですか・・・・・・!」
一方、ヒナタVSガラム。ターン11。ガラムのターン。
「さーて、これが僕の真の切り札さ☆行けッ!!《封魔のイザナイ ガラムマサラ》の光臨発動!!誘われし封魔の神!光臨せよ、ゴッド・ノヴァ!!《封魔左神リバティーンズ》召喚!!」
封魔左神リバティーンズ R 無色 (6)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/グランド・デビル 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーがゴッドとリンクした時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは−2000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
W・ブレイカー
左レフトG・リンク
このクリーチャーがリンクしてる間、このクリーチャーはシールドをさらに1枚ブレイクする。
「くっ、どうすれば良い!?」
ガラムの切り札がついに光臨!!ヒナタはどうする!?