二次創作小説(紙ほか)
- ターン15:百万超邪VS封魔 ( No.52 )
- 日時: 2013/07/04 22:10
- 名前: タク ◆COeo3uVOjE (ID: 39RfU1Y2)
「《封魔左神リバティーンズ》の効果で、《潜行する穿孔 ギーガ》破壊!!」
封魔左神リバティーンズ R 無色 (6)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/グランド・デビル 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーがゴッドとリンクした時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは−2000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
W・ブレイカー
左レフトG・リンク
このクリーチャーがリンクしてる間、このクリーチャーはシールドをさらに1枚ブレイクする。
「くっ!!《ギーガ》!!」
焼き印が押される《ギーガ》のカード。
「はははー☆やっぱ弱いね!弱くて話にならないや!」
「くそっ!!俺のターン!!《ゼッツー》を進化!神をも砕くその力で、あらゆる敵を叩きつぶせ!!《ダークナイト クリストファー》!!」
ダークナイト(神砕き) クリストファー P 水文明 (5)
進化クリーチャー:アウトレイジ 7000
進化−自分のアウトレイジ1体の上に置く。
メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札の上から3枚を見る。その中から、アウトレイジを1体選び、このクリーチャーの下に置いてもよい。残りを自分の手札に加える。
W・ブレイカー
序盤からのハンデスで手札は削られており、《アマテラス》も墓地にあるという状況に。しかも、ガラムの場には他に《電脳封魔マクスヴァル》が2体。しかし、ヒナタにそんなことを考える良しもなく。
「さらに、《クリストファー》で攻撃!!」
シールドをたたき割る。しかし、ガラムは不敵な笑みを浮かべる。
「S・トリガー!!《インフェルノ・サイン》★効果で、《魔龍バベルギヌス》を墓地からふっかーつ★」
魔龍バベルギヌス VR 闇文明 (7)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/グランド・デビル 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーをひとり選ぶ。そのプレイヤーのクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、そのプレイヤーの墓地から、《魔龍バベルギヌス》以外の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。
「こーかで、《クリストファー》を破壊して、《青狼の始祖アマテラス》を復活させちゃうよー★」
「はあ?」
何故、《アマテラス》を復活させたのか。謎だ。
「えっと・・・・・・《アマテラス》の効果で、呪文・《支配からの解放》を唱える!!効果で《バベルギヌス》を破壊!!さらに効果で手札を捨てる!」
「ふーん、それだけ?んじゃ、僕のターン!!《ガラムマサラ》と《マクスヴァル》から進化V!!全てを滅ぼす闇彗星、降臨してぜーんぶ滅ぼしちゃえ!《闇彗星アステロイド・ゲルーム》召喚!!効果で、《アマテラス》を破壊!!永遠の死を!!」
実体化した《アステロイド・ゲルーム》。砲台を《アマテラス》に向かってぶっ放す。
「《ア、アマテラス》ー!!!!!」
《アマテラス》は破壊され、さらに焼き印が付いて炭のようにボロボロになってしまった。
「アーッハハハハハハハ!!どーだい?自分の相棒がやられたのは、どんな気分だい?」
「くそッ・・・・・・!!《アマテラス》・・・・・・!!」
瞳からこぼれ出る、1粒の涙。
「あれ?泣いてる?やったー!!ヒナタ君が泣いてる!!ほら、コッチ向いて!!その面をもっと見せてよ!!」
それを馬鹿にするかのように、笑い続けるガラム。
「ほーら、コッチ向いて!!どーだい?相棒をやられた感想は!!」
「・・・・・・俺は許さない・・・・・。」
「は?」
「こんな弱い自分を・・・・・・!」
顔を上げるヒナタ。サングラスをはずし、鋭い視線をガラムに向ける。
「そして、俺達と俺達の切り札を傷つけ、それを平気であざ笑ったお前を!!」
「はあ?何熱くなっちゃってんの?《アステロイド・ゲルーム》でW・ブレイク!!」
「!!このカードは!!」
ヒナタは2枚のシールドのうち1枚を手札に加える。そして、もう1枚をバトルゾーンに出した。
「S・トリガー発動!!お前の時間はもう終わりだ!!アウトレイジMAX!!《終末の時計 ザ・クロック》召喚!!」
実体化するクロック。時間が止まり、ターンはヒナタに。
「な、何が起こった!?」
「俺のターン!!新世界の王者よ、ここに来臨せん!!アウトレイジMAX!!《新世界 シューマッハ》召喚!!さらに、5枚引いて・・・・・・あれ?何でこいつが入ってるんだ?だけどこの際だ!!一々気にしていられるか!!百万超えの超パワー!!束縛する邪魔な輩をすべて!!焼き尽くせ!!《百万超邪 クロスファイア》!!」
何と現れたのは、《クロスファイア》だった。
「《クロスファイア》で《アステロイド・ゲルーム》を攻撃し、破壊!!さらに、《クリストファー》でW・ブレイク!!《ザ・クロック》でシールドブレイク!!」
「S・トリガー発動!!《ヤミノサザン》召喚!!こーかで、《ザ・クロック》のパワーを−2000!!」
「ターンエンド!!」
「な、馬鹿な!!こんな形で、この僕が!!僕のターン!!《復活のメシア マジョラム》召喚!!」
復活のメシア マジョラム SR 闇文明 (8)
クリーチャー:オラクル 9000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを1体以上、破壊してもよい。そうした場合、自分の山札を見る。こうして破壊されたクリーチャー1体につき、コスト7以下の無色ゴッドを1体、自分の山札からバトルゾーンに出してもよい。このようにして山札を見ていた場合、シャッフルする。
W・ブレイカー
「これが・・・・・・僕の最大の切り札だ!!こーかで、《ヤミノサザン》を破壊し、山札から《真滅右神ブラ—》召喚!!」
真滅右神ブラ— P 無色 (7)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/ドラゴン・ゾンビ 7000+
このクリーチャーがバトルに勝った時、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。自分はカードを1枚引いてもよい。
W・ブレイカー
右G・リンク(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、「中央G・リンク」または「左G・リンク」を持つゴッドの右側にリンクしてよい。リンクしたゴッドは各ゴッドの特性(パワーや能力)をすべて持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時は、その中の1枚を選ぶ)
「さらにG・リンク!!リンク時のこーかで、《クロスファイア》のパワーを2000ダウン!!そして死んじゃえ★《クロスファイア》!!」
リンクしたゴッド・ノヴァが、《クロスファイア》に迫る--------------が、
「ニンジャ・ストライク6発動!!《斬隠オロチ》召喚!!」
「な、馬鹿なァー!!!」
「へへへ、ビートダウンと分かっていてもついつい使っちまうんだよ!効果で《クリストファー》を転成し、もう一回出てこい!!お前の時間はもう終わりだ!!《終末の時計 ザ・クロック》召喚!!効果で、てめーのターンは終わりだ!!」
神の力も、変えられたときの流れの前では無力---------------!!《ザ・クロック》が実体化し、体の針を巻き戻す。
「俺のターン!!《ザ・クロック》を《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》に進化!!」
金属器の精獣(ジン) カーリ・ガネージャー P 水/火文明 (4)
進化クリーチャー:マジカル・モンスター 6000
マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。
進化−自分の水または火のクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。
W・ブレイカー
「《カーリ・ガネージャー》でW・ブレイク!!そして、これが!!俺の、俺達の怒りだあああああああああ!!《新世界 シューマッハ》
でトドメだああああああああ!!!!」
実体化した《シューマッハ》が、翼を広げ炎を吐く。
「くっ、馬鹿な!!うわああああああああああああああああああ!!」
攻撃を受け止めようとするも、虚しくその邪悪な体を焼き尽くされる。
「くっ、バ、馬鹿な!!こ、このボクがッ!!っぎやあああああああああああああああ!!!死んで・・・・・・たまるかああああああ!!」
次の瞬間、ガラムの体が不気味に光り、人間の姿が崩れ落ちる。次の瞬間、そこに存在していたのは、”クリーチャー”だった。
「《封魔のイザナイ ガラムマサラ》!?」
「そう、これがボクの本当の姿だ・・・・・・!!死ね!!暁ヒナタ!!」
そう言って、襲いかかる《ガラムマサラ》。しかし、実体化した《クロスファイア》が《ガラムマサラ》を迎撃するように炎を吐き出し、焼き尽くした。
「ぎゃ、ぎゃああああああああああああああああ!!!」
断末魔を上げ、《ガラムマサラ》は消滅した。
「てめーが死んだところで、《アマテラス》は戻ってこねーんだよ。バカヤロー・・・・・・。うぅ・・・・・・うわああああああああ!!」
こらえるように抑えていた涙があふれ出る。勝利は得た。だが、大事なモノを失った悲しみを、ヒナタは抑えることができなかった・・・・・・。
「なるほど。つまり、その教団とか言う連中は、クリーチャーを体内に宿すことができるのですね?学院長。」
「そうなのデス。デスが、彼らが復活したと言うことは、各地で封印されていた超獣も目覚め、強いデュエリストの手に渡るでしょう。そして、そのうちの1枚は、この学院長室にある・・・・・・。」
学院長、瓜生崎・E・エルシオン。彼はサファイアの瞳をふと窓に向け、こういった。
「だが、時がくるまでこのことは他言無用デス。OK?シュバルツ。」
「承知しました。」
月がやけに不気味な夜だった。