二次創作小説(紙ほか)

ターン24:謎の影 ( No.73 )
日時: 2013/07/06 15:18
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)

弐超(ガンガン)拳銃(ガンマン) ドラゴ・リボルバー P 火文明 (7)
エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 8000
このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー
ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に《拳銃》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
自分の他の、名前に《拳銃》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。


「ぐっ、ターンエンド!!」

 仕方なく、ターンの終了を宣言する愛染。

「俺のターン!《ノビル兄貴オニズーム》召喚!」

ノビル兄貴オニズーム R 火文明 (5)
クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター/エイリアン 2000
バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。

「いっけぇ!!《ドラゴ・リボルバー》で《オルタナティブ》を攻撃!破壊だ!さらに、効果でパワー6000の《愛染》撃破!!」
「ば、馬鹿な!!場が、一掃された・・・・・・だと!?」
「さらに、アタック・チャンス!《無法秘伝 悪・即・斬》発動!《ドラゴ・リボルバー》はもう一度攻撃可能だ!!W・ブレイク!」
「ぐあああ!!」

 シールドが一気に削られる、《愛染》。

「そんな・・・・・・!この私が・・・・・・!私のターン!!《真実の名 リアーナ・グローリー》召喚!ターンエンド!!」

 選ばれないブロッカー。しかし、これでヒナタの猛攻が止まるわけがなかった。

「これでお終いだ!!俺のターン!G・0発動!百万超えの超パワー!!束縛する邪魔な輩をすべて!!焼き尽くせ!!《百万超邪 クロスファイア》召喚!さらに、《双砲 ロードスター》召喚!」
「なっ、馬鹿な!!」
「そして!!《クロスファイア》で《リアーナ・グローリー》破壊!《無法秘伝 悪・即・斬》でアンタップ!《クロスファイア》でW・ブレイク!!」

 ブロッカーも居ない状況。最早、守ってくれるクリーチャーは愛染には居ない。

「なっ、う、嘘だ・・・・・・!!」
「《ロードスター》で最後のシールドをブレイク!!そしてッ!!これで終わりだ!!」

 愛染に最早、為す術など無かった。

「《弐超拳銃 ドラゴ・リボルバー》でダイレクト・アタック!!」
『うおおおおおおおおおおおお!!!』

 最大限のエネルギーで、愛染に銃弾をぶちこむ。

「なっ・・・・・・!こんな事は!ぎゃあああああああああ!!」

 人間の形が崩れ、影のようにして愛染は消え去った。




「ったく、ヤツを倒したのは良いが、またカードが・・・・・・。」

 焼き印が押された《ドルル・フィン》のカードを眺めるヒナタ。デュエマが終わり、元の姿に戻ったドラポンが答える。

「大丈夫っちゃ!押されたばかりのカードなら、おだんの力で何とかなるっちゃ!」
「え!?マジ!?」
「・・・・・・ハッ!!」

 ドラポンが何かぶつぶつ呟くと、カードは元通りに復元された。

「うっそ、マジ!?」
「時間がまり経っていないカードなら、元通りっちゃ!」
(そ、それじゃあアマテラスのカードはダメなのね・・・・・・。)

 肩を落とすヒナタ。

「それじゃ、かえ・・・・・・ってこの洞窟からどうやって抜ければ良いんだァー!!!!」
「確かに、そうやな。」

 ドラポンはクリーチャーだから何とかなるかも知れないが、ヒナタは人間だ。また死ぬ目に遭えば元も子もない。




 何十分か掛けて、何とか脱出したヒナタ。

「ゲホゲホ・・・・・・お前の銃弾で無理矢理滝の流れを遮らせたから脱出でき・・・・・・って結局俺溺れてんじゃねーか!!」
「心肺蘇生させたのは誰っちゃ!おだんじゃろーが!!」
「知るか!死んだら元も子もねーよ!!」

 


「愛染は死んだが、時間稼ぎにはなった。次の狙いは、あの如月コトハと言うヤツだ・・・・・・!」

 遠くからヒナタを見つめる、謎の影。一体・・・・・・!?