二次創作小説(紙ほか)
- ターン26:勝機を見出せ! ( No.80 )
- 日時: 2013/07/07 09:27
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
妖精左神パールジャム UC 無色 (6)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/スノーフェアリー 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーがゴッドとリンクした時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
W・ブレイカー
左G・リンク
このクリーチャーがリンクしている時、このクリーチャーはシールドをさらに1枚ブレイクする。
『オーホッホッホッホッ!くるしゅうないぞよ。』
高笑いを上げる《パールジャム》。
「フフフ・・・・・・!それじゃあ、総攻撃と行こうかしら!《カスケード》でシールドをブレイク!」
「ぐあぁっ!!」
シールドが割られる。
(こいつ、殴り返しを警戒していないな。進化クリーチャーとはいえ、《カスケード》のパワーは、5000。とうてい、《レールガン》の6000には敵わない。それじゃあ、何が目的だ!?)
「《オーロラ》でシールドブレイク!!」
「がっ!!」
「光臨の効果で、《薫風妖精コートニー》召喚!!ターンエンドよ!」
シールドに2枚の差を付けられ、焦るヒナタ。
「ここは・・・・・・!俺のターン!《腐敗勇騎ドルマークス》召喚!《コートニー》を撃破!そして俺も《ドラポン》を破壊!!ドロン・ゴー発動!!」
《ドラポン》をわざと破壊し、手札のカードをバトルゾーンに繰り出す。
「ドロン・ゴー発動!!交差する魂、それを受け継ぎし無法者。エグザイル!!新たな姿は勝利を呼ぶ!!」
「なっ、何よ!!」
「《弐超拳銃 ドラゴ・リボルバー》!!」
ヒナタの切り札が現れる。
「そしてッ!!《埋葬の守護者 ドルル・フィン》召喚!《レールガン》で《カスケード》破壊!!ターンエンドだぜ!!」
『おーう、ヒナタァ!!ヤツの脳天、ぶち抜いてやろうぜ!!』
(よ、良かったァ------------------------!)
何とか、これでまともに戦えそうだ。と安心するヒナタ。
「ふふふ・・・・・・!!あたしのターン。《ドラゴンフレンド・カチュア》召喚!!」
「な、そいつは--------------------------------------!!」
ドラゴンフレンド・カチュア SR 自然文明 (7)
クリーチャー:スノーフェアリー/ハンター 3000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から7枚を見る。その中からコスト7以下の進化ではないドラゴン/ハンターを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。そのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。そのターンの終わりに、そのクリーチャーを破壊する。
ハンティング(バトル中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分のハンター1体につき+1000される)
「効果で山札の上7枚から、《ボルバルザーク・エクス》召喚!」
ボルバルザーク・エクス SR 火/自然文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/ハンター 6000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。
スピードアタッカー
W・ブレイカー
※殿堂入り
「う、嘘だろォ!?《ボルバルザーク・エクス》なんて!!」
「このデッキには、基本、自然と光だけしか入っていない。けど、普通に召喚するにせよ、《コートニー》の効果で、マナは全色になっていてよ。」
そして、この状況。相手が多すぎる。
「さらに、マナを全てアンタップ!アンタップしたマナで、《霊騎右神ニルヴァーナ》召喚!!効果で《ドラゴ・リボルバー》をタップ!!」
「ッ!!」
「ゴッド・リンク!!リンク時効果、発動!マナを加速し、《ドルマークス》をタップ!!」
(まずい、殴り返される!!)
しかし、彼女が攻撃の手を休めるわけがなかった。
「神で、《ドラゴ・リボルバー》を攻撃!!」
「させるかよッ!!《ドルル・フィン》でブロック!破壊時効果で、山札から5枚を墓地に!!」
《ドラゴ・リボルバー》が破壊されると、勝機はなくなる。
「それじゃあ、《ボルバルザーク・エクス》でW・ブレイク!!」
「がッ・・・・・・!!S・トリガー発動!!《デーモン・ハンド》で神を破壊!!」
「うっ!!リンク解除!《パールジャム》を場に残す!」
しかし、ヒナタにはもう1つの逆転手段が。
「まだだ!!もう1つのS・トリガー!お前の時間はもう終わりだ!《終末の時計 ザ・クロック》!」
『我が名はクロック。効果で時間を止める!!』
「じ、時間を止める!?」
効果で、時が止められ、ヒナタのターンに。
「俺のターン!百万超えの超パワー!!束縛する邪魔な輩をすべて!!焼き尽くせ!!G・0発動!《百万超邪 クロスファイア》召喚!」
「そ、そんなッ!!」
「そして、《双砲ロードスター》召喚!!いっけぇぇぇぇぇぇ!!一斉攻撃だッ!!《ロードスター》でW・ブレイク!!《クロスファイア》でW・ブレイク!!」
「S・トリガー発動!!《ナチュラル・トラップ》で《ドルマークス》をマナゾーンへ!!」
「無駄だぜ!《ザ・クロック》でシールドブレイク!!」
シールドは0。もはや、オーロラに勝ち目はない。
「《ドラゴ・リボルバー》でダイレクト・アタックだ!!」
『・・・・・・。』
「あれ?《ドラゴ・リボルバー》?」
次の瞬間、《ドラゴ・リボルバー》はドラポンの姿に戻り、銃口を向けてオーロラに言い放った。
「3秒以内に立ち去れ!!次に、おだんやヒナタの仲間に手ェ出したらどうなるか・・・・・・覚悟しとくっちゃ!!教団の連中にも重々伝えておくっちゃ!!」
「し、仕方ないわね!」
黒い靄は消え去り、オーロラは立ち去ろうとする。
「ドラポン・・・・・・だっけ?あたし嫌いじゃないわ。あんたみたいなヤツは。」
そう言い残して、オーロラは逃げるように消え去った。
「ちっ、結局女には甘いのな、お前。このッ!」
そう言って、ヒナタはドラポンを小突いた。
「余計なお世話っちゃ!」
すると、コトハが頭を抑えて起きあがる。
「うぅ・・・・・・ん、何で、こんな所に・・・・・・。」
「おっ、起きたか。」
声を掛けるヒナタ。
「ま、まさか、またアタシ、教団にやられ・・・・・・あれ?でも傷は1つもない・・・・・・。」
「憑依されてたんだ。」
「そ、そうなんだ・・・・・・って、それじゃあまたアタシ、アンタに助けられたの!?」
「何だよ、嫌か。」
「ち、違う・・・・・・ただ、もうこれ以上、ヒナタに迷惑掛けたくないだけ・・・・・・。」
コトハは、うつむいて言った。
「何だよ、迷惑掛け合うのが仲間じゃないか。それじゃ、俺はこれで。」
「あっ、待ってよ!」
チャイムがもうすぐで鳴る。ヒナタとコトハは教室へ向かった。
「暁ヒナタ・・・・・・。面白そうなヤツだな・・・・・・!」
白髪の少年は確かにそう呟いた。