二次創作小説(紙ほか)

Re: デュエル・マスターズ Mythology ( No.151 )
日時: 2014/03/11 00:28
名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

御舟 汐(みふね しお)→月夜野 汐(つきよの しお) 女 15歳



容姿:このみより背は高いものの、非常に小柄かつ華奢で。青みがかった黒髪を左側で細いサイドテールにしており、その髪型が幼さを助長している。顔も童顔だが表情はほとんどなく、常に無表情。

性格:淡々とした抑揚のない声で喋り、クールな印象を与えるが感情がないわけではなく、ただ顔と声に出ないだけ。語尾が「です」の活用形で終わる妙な敬語を使うが、基本は律儀で礼儀正しい。生真面目で、打算でものを考えることが多いため歳不相応にしっかりしている。だが同時に様々なことを考えすぎて思いつめてしまうこともあり、意固地になったりもする。家庭の事情や一度欠けてしまった記憶など、暗い過去を背負っており、精神的に不安定な面もある。ただ、その昔の記憶にある「凄い先輩たち」と共に過ごした人生と、夕陽たちと共に戦っている今の人生、二つの人生が自分にはあると考えており、先輩後輩の観念に関しては独自の考えを持っている。

所属:東鷲宮中学三年七組

備考:兄が一人で、その兄と二人暮らし。家はカードショップ『御舟屋』を営んでいる。元々デュエリストの養成学校に通っていたが、親が再婚した影響で中学二年生に上がると同時に東鷲宮に転校、今の町に引っ越した。その際、《アルテミス》の分析によるとクリーチャーに襲われたらしく、中学一年生の時の記憶を失っている(後に思い出す)。十章で親が離婚し、苗字が母方の姓(月夜野)に変わった。しかし夕陽には『御舟』と旧姓で呼ばせている。

戦術:メインカラーは闇。精度の高い読みと状況を冷静に分析する思考力で理詰めのデュエルを行う。デッキは除去コントロールを軸とし、序盤はブロッカーで守りを固め、ドロー、ハンデス、破壊などを繰り返しながらキーカードが揃うのを待つ。中盤以降からデーモン・コマンドなどの大型クリーチャーを並べて相手を圧倒する。特にバロム系統が出た時の破壊力は圧巻。他にもマナを加速させて大型を出したり、ほぼ闇単色のアウトレイジがメインのデッキや、ダークロードと呪文を主軸に据えたデッキも使用している。
切り札は
《悪魔神ドルバロム》
《大邪眼B・ロマノフ》
《地獄魔槍 ブリティッシュ》
《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》
《殲滅の英雄ハンニバルΖ》
《奈落の葬儀人デス・シュテロン》
《悪魔神バロム・エンペラー》
《「謎」の頂 Ζ—ファイル》
《死神明王ガブリエル・XENOM》
《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》
《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》
《神聖牙 UK パンク》
《月影神話 ミッドナイト・アルテミス》
など。

概要:《ヘルメス》の所有者だが、デッキには組み込んでいない。“ゲーム”に関わることに関しては消極的。四章で流に勝利したため《ネプトゥーヌス》の所有権も得たが、こちらもデッキに組み込んではいない。だが《ネプトゥーヌス》は八章で流に返還した。九章では強い無法の力に触れ、昔の記憶を思い出しかける。だが、闇討ちのように現れた記に《ヘルメス》を奪われてしまった上に、偽夕陽にも襲撃されてしまい、疑心暗鬼に陥ってしまう。十章では九章で偽夕陽に襲われたことから夕陽と仲違いする。その時に《アルテミス》と同盟を結び、一度は夕陽を倒して《アポロン》を手に入れるも、再戦時には敗北。その敗北に憤慨した《アルテミス》に身体を乗っ取られてしまうが、夕陽の尽力の末、身体を取り戻し夕陽との仲も修復、失っていた記憶も思い出した。その後《アルテミス》の申し出と、『神話カード』と共に戦う夕陽たち先輩への憧れから《アルテミス》の正式な所有者となる。



各章デッキ解説

『一章』
 《マクスヴァル》でコストを軽減して闇のデーモン・コマンドを並べていくスタイル。速攻相手に《バグレン》で牽制したり、《ガル・ヴォルフ》で手札とシールドを削ったり、《サンダー・ブレード》でクリーチャーを直接除去したりと、相手を妨害しながら切り札に繋いでいく。切り札は《悪魔神ドルバロム》
『二章』
 一章の時とほぼ同じデッキを使用。
『四章』
 四章序盤では従来の闇・水構成のコントロールデッキを使用している。
 だが流とのデュエルでは、アウトレイジを絡めた闇単色のデッキを使用。《一撃奪取 ブラッドレイン》でコストを下げ、《豚魔槍 ブータン》から《地獄魔槍 ブリティッシュ》にドロン・ゴーさせる戦術を取る。従来よりも墓地を積極的に利用し、またチャージャー呪文でマナも伸びやすくなっている。切り札は変わらないが、ドローのほとんどを《ブリティッシュ》に頼っているため、このカードがデッキの中核となっている。ブロッカーなどが少なく、最速3ターン目に出せるW・ブレイカー《ブータン》の存在から、コントロールデッキでもビートダウン性能がやや高い。
『五章』
 いわゆる典型的な連デモに近い形のデッキ。《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》が中心となり、相手クリーチャーを破壊しながら次々とデーモン・コマンドを並べていく。《狼虎サンダー・ブレード》や《魔刻の斬将オルゼキア》など、定番のデーモン・コマンドから、《殲滅の英雄ハンニバルΖ》《悪魔神バロム・エンペラー》による大量除去からの大量展開も夢ではない。クリーチャー破壊が目立つが《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》や《奈落の葬儀人デス・シュテロン》といった手札破壊を行うデーモン・コマンドもいる。切り札は《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》《殲滅の英雄ハンニバルΖ》《奈落の葬儀人デス・シュテロン》《悪魔神バロム・エンペラー》
『七章』
 デッキカラーを変更し、闇と自然文明にしている。中身はいわゆるターボドルバロムで、《フェアリー・ライフ》や《霞み妖精ジャスミン》といった定番のマナ加速から《再誕の社》や《セブンス・タワー》といった大量マナブースト、さらには《ライフプラン・チャージャー》や《ボーンおどり・チャージャー》などのチャージャー呪文でもマナを加速させる。マナ加速だけでなく《プライマル・スクリーム》や《暗黒導師ブラックルシファー》などで墓地も増やす。マナを溜めた後は《ドルバロム》で場を一掃してもいいが、本命は《「謎」の頂 Ζ—ファイル》であり、場に一体でもクリーチャーが残っていれば、それを生贄にして墓地に落としたデーモン・コマンドをまとめて復活させられる。切り札九のカードは重いクリーチャーが目立つが、《死神明王ガブリエル・XENOM》や《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》のような、このデッキと相性が良く、使いやすい進化デーモン・コマンドも揃っている。切り札は《「謎」の頂 Ζ—ファイル》《死神明王ガブリエル・XENOM》《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》
『九章』
 七章で使用したデッキをほぼそのまま使用している。
『十章』
 一話でアルテミスの憑依した男とのデュエルでは、七章とほぼ同じデッキを使用。ただし《Ζ—ファイル》で踏み倒す前提で、光をタッチしている。切り札は《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》
 その後の夕陽とのデュエルでは、《アルテミス》軸のデッキも用意していたが、汐の意向で《神聖牙 UK パンク》を切り札にした、ゼロ文明を含むアウトレイジ、オラクル、デスパペットの準闇単デッキを使用。今までの闇単アウトレイジと比べてブロッカーが投入されていたりと、コントロール色が強い。基本的には手札破壊やブロッカーなどで相手を妨害しつつ、自分は墓地肥やしと手札補充で準備。《神豚 ブータンPOP》《神豚槍 ブリティッシュROCK》とドロン・ゴーしていき、最後は《UK パンク》の大量リアニメイトで場を制圧する。《UK パンク》まで行かなくとも、《ブータンPOP》や《ブリティッシュROCK》で、ドロン・ゴーをちらつかせて威圧をかけたり、《トンギヌスの槍》で除去、ランデス、シールド焼却をしたりと、十分に戦えるスペック。《豚魔槍 ブータン》《地獄魔槍 ブリティッシュ》のエグザイルも一組揃っており《冥界王 ブルースDEAD》で墓地肥やしとドロン・ゴー先の確保をこなすなど、サポートも充実している。切り札は《神聖牙 UK パンク》
 《アルテミス》に憑依された際の夕陽とのデュエルでは、ダークロードと呪文をメインにしたデッキを使用。序盤は《猛菌恐皇ビューティシャン》などのブロッカーで凌ぎつつ、ハンデスで妨害、墓地肥やしで準備を整える。重いカードが多いので頭数を揃えるのは大変だが、その分一体一体が強力。特に《邪眼銃士ダーク・ルシファー》は墓地を肥やしながら、破壊されると墓地の《アルテミス》を回収できる。《貴星虫ヤタイズナ》は墓地に落ちた《アルテミス》を釣り上げ、自身も進化元になれる。《邪眼王ロマノフⅠ世》も、《アルテミス》の能力で発動させる呪文を墓地に落としたり、《ヤタイズナ》と合わせて《アルテミス》を墓地に仕込める。また呪文が多く搭載されているのも特徴で《インビンシブル・アビス》は《アルテミス》の能力で唱えること前提で投入されている。切り札は《月影神話 ミッドナイト・アルテミス》。