二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル 幸せのメロディーと闇の唄 ( No.12 )
日時: 2013/07/11 20:38
名前: 望愛 (ID: SyxKXH7O)

【突き落とされた心】主人公 鳴神 2主人公レイヤ

「じゃ、さっそく 地よ 留めし記憶を我に」
『・・・?』
いつも見ている通り、マカナアは、徹平の使う情報収集を、マテリアルと三つ子一団が集まる場所にむかって 手をかざす。

さっぱりわけのわからない レイヤ以外一同ともっと訳が分からない三つ子を抜いて レイヤはイヤな予感を示していた。
(記憶だから・・僕がユウヤの記憶に苦しめられていることとか今までの行ってきたことがすべて見られる ということなのか?)
土の力のはずのマカナア。なのに 人間の記憶を読み取れるのだろうか。
「ふうん。王子はユウヤ様の記憶に苦しめられてるのねぇ・・ははは。なになに そこの鳴神くんは 複雑な家庭環境にちょっとおびえてるのかなあ?そこの志穂さんはおばあ様問題について考え込んでますねー。そこの土の徹平くん。あなたはいつ志穂さんとデートするか いつ志穂といちゃいちゃするか 考えてますね?そして王女 あなたは心を開かない弟に困ってますね?そこの萠希さん。王女と早く仲良くなりたい様子ですね?そこ!湖萠さん。 今日発売の「闇の詩」を持ってますね?早く読みたくてたまらないんでしょう。 萠映さんは・・?ふーむ、私におびえてますね・・ま、そりゃ当然でしょうが」

すべて読み切ったマカナアは 軽く笑った。
なぜか失神してるはずの三つ子に向かっても言ってるマカナア

(僕の思うとおりだ。三番の大公は 二つ力を持てるんだ)
「みんな・・。こいつは 土だけの力じゃない。まだほかの力を重ね持ってるはず。魔界の三番大公からは 二つの力を持つことが可能とされるんだ」

いちおう みんなに知らせる。僕の知識では それしかできないけど。
「そ、そんなのいるんですか?!」
志穂、紗綾 徹平と 次々おどろきの声を上げる中、鳴神はポロリと思った。
俺は まだ 知らない… なじめてもいない。
まだ 何も知らなかったんだ。
マテリアルとして 何とかやっていける 常識の中の常識しか 知らされてなかったんだ。

まだ 圭吾たちが知らせてないから 鳴神が何も知らないのは同然である。
だけれど、何の知識も持っていなかったことに漠然とする。
自分はもう、同じくらいの知識を持ったと思っていたから。

俺ができたって思ったのはまだ基礎の基礎だったんだな。
今のことは レイヤ以外は知らなかったことだったから 鳴神もそれを知識に加えればいい そう単純に思えたはずだった。
(でも 俺にそんなゆとりはないんだ)
今 マカナアの言葉に 自分が深く落ち込んだこと。
それは 確かで。

「ちなみに みなさんが使える技だって なんでもわかりますよ?たとえば そこの萠希さん 気づいていないようですが マテリアルですね?」
失神した萠希の心に話しかけるように ほくそ笑んでいった。
「一番姉の方は「唄」のマテリアル 二番のほうは「詩」のマテリアル 三番のほうは「歌」のマテリアル おまえら三つ子は 漢字が違うだけで 三人とも「うた」のマテリアルなんだな ははっ そこの王女王子もわかってなかったのか? 」

「マテリアルっていうのは 最初 特徴でわかるんだ。名前は今は色々あるからともかくな。輝いてんの。きらきらに その分影が多くって。そういう変ないわゆる 人間よりも少し何かが上になってるのがマテリアル」

マカナアは親切なことに何もかも教えてくださった。

徹平→社交的=いいところ
志穂→冷静 たよりになる=いいところ
鳴神→なんでもやり遂げる。=いいところ

このように 人間にだっていいところは複雑にいっぱいある。
ただ マテリアルだけ違う。
力の問題や いろいろな問題 その分 影が多く人間よりもいっぱい悩みがある。人間+マテリアルだから。

「ま、おしゃべりが長すぎたかな?」
———

マカナアは頼りになりますね(笑)

なので ちょっぴりいろんなことが解明されました!!

もえぎ→唄のマテリアル(うた)
こもえ→詩のマテリアル(うた)
もばえ→歌のマテリアル(うた)

マテリアルだったんですね・・・(笑)
ま、これから目立ってくる人物ですから 視野に入れるととっても・・・。
まだ 内準備中ですから 見てくださっている方には申し訳ありませんが 超変更があります!!

まことにご迷惑おかけしますが 末長くお願いします。