二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル 頬を伝う夢 ( No.130 )
- 日時: 2013/07/30 12:46
- 名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
ルイ アク禁解けたよ!
・・・たぶん 私のも解けたし。
——
ドsって……。
この題名だし ハッピーと行きたいとこなんだけどな…しばらくは この題名が使われそうです(笑)
———
【変えられない状況】
「まだ 終わってないのにな」
「そうね 今がチャンスじゃないの?」
「じゃあ 行くか」
「待って。 ここから戦いましょう。姿を見せるとあのマテリアルにやられる。」
「闇花よ 光を暗黒に染める風吹となれ」
少女の手から舞う黒い花々は 風に吹き飛ばすように 志穂たちに近づき、カッターに煽られたように痛そうにしている。
「な、なんだ?!」
「ええええ?!ど、どこからでしょうか・・」
「ええっと、唄よ 音を遮る壁となれ」
萠希が 全員の前にでて かばうように花のカッターから 防ごうと壁を出す。
「———」
もう 力も限界当然なのだ。
それでも力を絞る。
「結構ね もうあの子は頑張ったわ」
木陰で少女がまた言う。
「そうだな 頑張りすぎだ。今度は僕の番だよね 闇草よ 足をとどめる蔓となれ」
蔓は その少年の手からみるみる伸びてきて、安堵を浮かべるマテリアルたちの足に忍び込む。
暗闇なので転ぶ確率は高い。
脳の中で蔓を操れるその少女には大したことも何もないが。
「わ、わっ!」
「徹平さん?!わわわ!」
徹平と志穂をはじめに次々と転んでいく
「きょうちゃんともばえっきーが…」
「まだ救急車来ないんですか?」
「うん」
瀕死の二人のそばにいた湖萠が言った。
「あ、来たよ!」
ピーポーと音を立てて 赤色の光で 公園内を照らす。
このありさまなので 公園内はあまり見られたくないところだが、暗闇でちょうどいい。
「はやく!」
鳴神と湖萠を運んでいる その裏で二人の人影は言った。
「眩しい……」
「ねえ たいへんよ。あの光のせいで私たちが照らされてる」
「見つかる———。」
「そう。早くいきましょ」
そそくさと二人は 去っていった。
不敵な笑みを浮かべながら————。
- Re: 魔天使マテリアル 頬を伝う夢 ( No.131 )
- 日時: 2013/07/30 16:15
- 名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
続きを…
———
「これは 派手にやったな」
「ですね。これを見るだけで 戦いの風景がわかります」
圭吾と伊吹だった。
書け散らばった音符と黒色の花と蔓と焦げたようなにおい
黒くすすけている 中央公園
荒れ狂っている。
「また 面倒な作業をしなきゃならないな」
「作業って事実を隠すための……」
「とにかく行こう。」
圭吾と伊吹の背には 救急車の音が響いていた・・・。
—
「じゃあ 魂胆を話してもらおうかな」
伊吹の車で 圭吾と迎えに来た二人は 残ったマテリアル全員を連れてwindmillへ入れた。
「君は?」
伊吹が 萠希に向かっていった。
「わ、わたしは 頌乃萠希っていうんです。三つ子で二人妹がいます」
「で、そ、その二人の妹のほうでも 「姉」の方が 湖萠って言います。」
「もう一人は?」
「えーっと 救急車で…萠映っていうんです」
二人は 伊吹におびえた様子を見せる。
それを見ていた圭吾が言った。
「マテリアル?」
「そうです。私は 口に貝と書いた 字で唄のマテリアル」
「私は 詩っていう字で 詩のマテリアル そして、妹は 普通のうたを歌うの 歌です」
「全員 うたのマテリアルなんですね」
『はい』
「圭吾先輩 現役マテリアルの人数が三人も増えたんだが・・・・志穂・徹平 おまえら こいつらを知ってたのか?」
「はい。 小学校への登校中に会いました。徹平さんは ・・なりゆきです。」
「なりゆき?」
「はい。なりゆきです。なりゆき。作者さんの失敗で なぜかなりゆきで知り合いなんですよ …ではなく。はい。なりゆきです。なりゆき。ちょうど 夏休み 遊んでいたところを、徹平さんと合って…鳴神さんも知っていますよ」
「ふうん。変なものだ。その時には 力には目覚めてたのか?」
「いえ ちょうどグッドイヤーの戦いのとき、居たんですが、悪魔によって力があるということを言われて……」
「内線はいいでしょうけど そういうことはもっと教えてほしいですね。」
「すいませーん」
「すいませんでした。今後気を付けようと思います」
「あの…?」
入り込んだ萠希が 志穂と圭吾を割ってにゅっと出てきた。
- Re: 魔天使マテリアル 頬を伝う夢 ( No.132 )
- 日時: 2013/07/31 09:15
- 名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
「私のこと ちょっと大まかにお知らせしますね!」
萠希が 二人の間に割って出てきた。
「私は 魔界から来ました 悪魔です♪」
立ち上がって 萠希が言った。
「え、ええええーーーー!!!!!」
その場にいた一同が 大声を上げる。まして 運転席にいる伊吹だろう圭吾だろう。徹平であろうが。
「あ、悪魔?!」
「・・・・・・・・その 送り込まれた 刺客じゃありませんから ご安心ください」
安心 無理 そんな顔をする一同に 湖萠が出した。
「実は私たち、公爵なんですが、魔王様から様子見の指令をあたえられてまして♪でも ここ素晴らしいですよね♪だから私はこのまま人間になります。」
「・・・・・・」
「そんなにしらけないでください。私は 破魔の音色を聞けばもちろん倒れます。ですが そこまでそういうわけではありません」
「・・・・・・」
「私たちは半半分悪魔ですから・・・」
その意味を聞く。
「元は 人間だったの 私たち でもね、そこで三人で歩いているとき悪魔に出会ったの。その悪魔は上級で ディエリといったわ。その悪魔は、わたしたちに悪魔の魔法を分けてくれたの」
「ディエリ…」
志穂にも聞いたことのあるあの上級悪魔
全ての始まりの境目
「だけど 三人いると 全部は無理よね。だから少しずつ分けてくれたの。その魔法にかかれば 私たちは次第に 悪魔になってゆくって。三人で分けたから あまりにも少ないけれど いちおう 魔界に入れるのよ。これを利用して あなたたちの仲間になるわ」
「でも 敵 ということでしょう?」
「あら 志穂ちゃん 王女様とは仲良くしてらっしゃるのに 私は躊躇されますか・・?」
「いえ。そういうことではなく。」
確かな話 そんなことありえるのだろうか。
いや、人間じゃないのだし、ディエリはある程度の力をかくまえているからできるのかもしれない。
「そんな前例 どうするんですか・・・?」
圭吾がボヤいた
- Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇(頬を伝う夢) ( No.133 )
- 日時: 2013/08/01 12:19
- 名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
題名センスなさすぎの題名を見てください。どうぞ
【主人公いまだに現れず】
「魔界には人間界よりもいろいろな書物があるので…すでに 半分悪魔半分人間や 8分の1悪魔 残りは人間とか そういう気味の悪い前例もありますよ。それに 半分サカナ半分悪魔って方もいますし」
「半分 魚!!」
「はあ・・」
圭吾も興味を示して言った。
「そうなんですか」
「皆さんマテリアルだからわかることだと思いますが、上級悪魔は霧散する時元の形になりますね?そのもとの形は 合体したときに見られる形なんですよ」
「?」
「だから いまの私のように ディエリのような上級悪魔は下級のうちに、自分の元の身体を選ぶことができるということです。 悪魔という身分+虫とか魚とか。虫を選べばもちろん 自分の身体は虫の力になりますし、魚を選べば水関係になれます
なのですが 王女様は 本当に悪魔と人間の狭間に生まれてしまったんですよ。
私の場合は魔力ですけど、王女さまと王子さまは本当の 悪魔と人間の間なのです。でも それがこちら側の有利にも当たるんですね」
「有利?」
「はい。魔界への道は悪魔しか開けません。非常に嫌な理由ですけど、王女さまなら開くことが可能です。と言っても 私でも開けますが。で、悪魔側にとっては 魔界を破滅に導く笛を持った王女さまを ぜったいに近づけたくないはず」
「そうだよな。」
「それが 今すぐにでも 破滅に追いやられる可能性があるんです。王女さまが笛を吹けば、力があるならば魔界中の悪魔を一気に
一閃 できる立場に当たるんですよ」
「そうなんですか・・勉強になります」
志穂がしみじみ言ったのを合図に windmillに到着した。