二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇(頬を伝う夢) ( No.146 )
日時: 2013/08/03 16:58
名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
プロフ: せつか いとな りっか

皆さん 今回の題名は マテリアルの魔王です。

【MATERIAL の SATAN】 

「無事の退院 おめでとうございます!」
『おめでとう!』
圭吾の言葉に全員が笑った。

今日はwindmilldではなく、徹平の家だった。
「ほんとはさあやっちも来てほしかったのに」
「いない人は仕方ありませんとにかく 楽しく絞めましょう」
全員がやっと 一息つける いいひと時となった。
やっと 笑顔になれるというか。
徹平の家は やっぱり温もりがあって 
落ち着けた

しばらく遊んでいると
ガシャンと音がして 窓を突き破ってレイヤが投げ出されてきた。
「うおおおおおおおおっ!!レイヤ?」
「れ、レイヤくん!!」
「レイヤ・・・」
「レイヤくんじゃないですか?!」
「レイヤ?」
「おわ!レイヤ」
「レイヤじゃん」
「レイヤみたいだぜ?」

徹平 志穂 鳴神 圭吾に伊吹 翔と翼と次々と声を上げていく
「・・・いって」
顔をしかめながら 起き上がったレイヤ。
「レイヤなのか?」
「あ、ああ レイヤだが」
人ごみは嫌いだ。そんな顔をしたレイヤに全員身構えられた。

ユウヤになって戻ってきたこともあるからだ。
「ほんとにレイヤか?」
「あ、ああ じゃあ証明しようか?」
「おう」
「光よ 万物をはじく盾となれ」
いきなり目の前で盾を出すレイヤに 驚きつつ
「まあ 確か なのでしょうか?」
「もっと確実な証拠を見せろというなら・・・」

圭吾に近づいてこそっといった。
「・・・」
「・・・みなさん 確かにレイヤくんは 本物です」
「ふ、ふうん まあ、疑うのもなんかだし いいんじゃないか?」
「今まで どうしてたんだ。」
「———僕は 紗綾に闇に転じさせられたんだ」

一同がはっと息をのんだ。