二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇(頬を伝う夢) ( No.149 )
日時: 2013/08/04 16:07
名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
プロフ: せつか いとな りっか おうか 

嫌いだって 思ってない!!!!

私は 大好きだよ!これからも 一緒にいよう?

お互い ね?

嫌いじゃないよ。反対だよ!!
ちょっとしか一緒じゃなかったかもしれないけど 美月の優しさは知ってるつもり!!
こんなこと言われたら断れないよっ!!
———
【宿られた思い】 サーヤと一緒で

徹平の家で行われた退院を祝う会にレイヤは参加しず、windmillに戻った。
(マーヤ か・・・)
入るや否や すぐにペンダントのあるオルゴールを開ける。
WINTERHEATという 冬の歌
しゃんしゃんとしたその曲は いまのレイヤを揺らがす。

≪マヤ いるか?≫
心で問う。
自分がペンダントに眠らされた時のように。
≪マヤ いるか?≫
徹平の力でないと無理なのだろうか。やっぱり 前のようにマヤは このペンダントに眠っていないのか。

なんて思った矢先 声が発された。
≪お兄ちゃん・・・?≫
「マヤ!!!」
(やっぱり あのマーヤは本物じゃなかったんだ。 誰かが のっとってる。)
≪私・・どうしたの?≫
「マヤ ここは人間界だ。わかるか?」
≪ええ≫
「今 人間界に 偽物が出てる」
≪偽?≫
「マヤの 偽物。」
≪私・・・の?≫
(僕は サーヤとマーヤを重ね合わせているのかもしれない)
「ああ、偽物。 サーヤ 分かるよな?」
≪だあれ?≫
「君の姉さんだ。 僕と双子の サーヤ 破魔のマテリアルだ。見つけたんだ」
≪・・・あ!お姉ちゃんを見つけたんだ!!よかったね≫
「おまえにそっくり 思い出したか?」
≪うん。 そうなんだ。≫
「偽物は 闇閉の力・・・・おまえ もしかして「こうま」の力から転じたんじゃないだろうな?」

意を決したように マヤが言った。
≪私は 闇に転じさせられた。ユウヤ兄さんに≫
≪ユウ兄は 私を 光魔の力から闇閉に変えてしまった。何かわからないけれど、わたしが レイとサヤについているから・・・?なおさら、光側だから・・・?わたしは 光も闇も備えているけれど 光派だから?兄さんは 闇だから 光 破魔 光魔って いい方を兼ね揃えている私たちに嫉妬した・・・? サヤ姉と私だけでも持ってこれば レイ兄は一人になる・・それを見込みたかったと思う。私はユウ兄がさみしそうだなって思って≫

「遠慮なく きらってやればいいのに」
≪そんなこと できないよ  血のつながった親子だから・・・赤の他人じゃないから・・・≫

(まるで サーヤ)

そんなんだから 自分は 最後まできらうことができない。
(あんなに 憎いと思ってたはずなのに)
———
詳しいことわ 次のレスから発表してきまーす♪