二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇→舞い散る光 ( No.151 )
- 日時: 2013/08/04 20:49
- 名前: 花楓七 (ID: Ouicm1PF)
ではでは始めます。
これから書くのは、レイヤがサーヤに会って・・・と言ってもまだしゃべる前・・・。だけど、あってばかりの時の話を書きます。
なんかだんだん魔界伝説レイヤ物語になってるよーな・・。
よかったら 魔界伝説のほうもぽちっとお願いしまーす
宣伝 厳禁
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【似ている少女】 日守黎夜 主人公
あの子は・・・。
学校から出ていく小さな子を何人か引き連れて笑顔で歩いていく少女の姿。
それが自分には、酷く禍々しいものに見える。
——今まで自分だけ つらい思いをしてきたのか?と——
それでも 姉を見つけた。その喜びで 打ち消された心だったけど
近づいてみれば見るほど 顔も口調も性格も すべてが「マーヤ」に似ていて。
罪悪感を感じる——あの時の自分がマーヤを守りきれなかった。そのことがサーヤに乗り移って。
サーヤを守ろうと サーヤを守ればマーヤを守ったことになると そう思ってたから。
でも 近づけば近づくほど 自分はサーヤを好きになって行く・・・。
そっくり
屋根の下から見下ろす サーヤの姿。
あれは 悪魔 だな。 下級の悪魔が虐めてる。
面白いものとして見ながら サーヤを見下ろす。
そんなところにいると危ないよ
と 小さい子をなだめるように注意する その声は 屋根から消えた自分にも聞こえていて。
心配症・・・。
ふっと笑って ある人の姿を思い出す。
マーヤ
自分は もういないはずのマーヤを サーヤと重ねて・・。
もうマーヤは居ないと 分かっているのに いると思って。
サーヤと重ねて見てた。
それも いまじゃ違う・・・。
ここで知ってしまった悲劇
それは大きく 人生の視界を開くような展開になった。
日守真綾は生きていた。
魔界なんて どうしてあるんだろう。
マテリアルなんて 尽きればいいのに。
悪魔なんて 消えちゃえばいいのに。
光魔の光の力を兼ね揃えた マーヤのその姿は いまも忘れない。
記憶として 残っているはずだった。