二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇→舞い散る光 ( No.152 )
日時: 2013/08/05 09:56
名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)

【秘密の嘉瀬】主人公 日守真綾【本物】


お兄ちゃん 二人とも あんなに好きだったのに。
ユウヤのせいで大嫌いになった。

ユウヤが私に 黑の手紙を送ったの。

それを読んだから 私は闇閉の力になってしまった。
でも それを読んだ直後は まだ 光魔の力だったんだよ。

7歳の時 3人で戦った時に レイヤとユウヤ兄ちゃんに負けたから、ペンダントの中に入って 封じ込められて。
ユウヤお兄ちゃんが 魔王に滅ぼされたときに、魔力がペンダントの中で消滅してしまったので 私は 0歳からやり直した。

その時 私は レイヤお兄ちゃんをせっかく慕ってたのに なんか避けられちゃって・・・嫌な気分だった。

2歳 それでも、力が大きすぎて 私は 魔界孤児院に入れられた。
この時に 黑の手紙の効果が発揮されて 私は 闇閉の力を持って。
この時にはもう サーヤも孤児院から出ていたの?
いいなあ  私は、孤児院で過ごしているうちに、自分の7歳だったころの身体を見つけたの。

それを取ろうと思ったら 魔界の大公三番の マカナアっていう悪魔にとられてしまって・・・・・。

あの人は 闇閉の力に 黑の手紙の影響でなってしまったから

それのせいでか 私の力をのっとってどこかに行ってしまった。
私はまた 孤児院に戻ったんだけど とっても辛かったかったし、レイヤお兄ちゃんが 人間界に行くって聞いたときに ペンダントに入り込んで 一緒に人間界に行けるようにしたの。

ффф

長い話だった。マーヤから聞いた話は いままでの生い立ちの話だ。
「黑の手紙についてもっと教えてくれないか?」
≪黑の手紙の中身は言ってはいけないの。またいつかお兄ちゃんに必要なときに教えてあげるから それまで黙っててもいい?≫

「——わかった」
≪私がここにいるってどうしてわかったの?≫
「マーヤ おまえが闇閉の力じゃないことくらい 僕だって知ってた。でも 闇に転じたかと思って ずっと保留にしてきた。

倒すのも気が引けたんだけど、何となくあの時の憎しみがわいてきて。」
≪私のせいで お兄ちゃんが 魔王に滅ぼされたから?≫
「違う おまえのせいで ユウヤが僕に対する態度を変えたから」
≪・・・≫
≪私の身体を取り戻してくれる?≫
「・・・わかった」
≪お兄ちゃんだけ サーヤ姉のほうにいるの おかしい 私も サーヤ姉と一緒にいたい・・・≫
「分かってる。絶対取り戻すから」

微かに羨望が走ったレイヤの目に 幼いマーヤの姿が映った。