二次創作小説(紙ほか)

Re:話はもどって またシンクロ ( No.16 )
日時: 2013/07/11 21:11
名前: 望愛 (ID: SyxKXH7O)

【聖者の行進】 主人公 日守 紗綾 サーヤ (仮主人公 志穂)

「志穂 徹平 守りを固めるんだ。 紗綾は破魔の笛を」
「はい!」

「風よ邪悪を払う旋風となれ」
「土よ怒れる波となれ」
二人は いつもの攻撃技を うまく扱って、紗綾を囲み周り、攻撃防御をした。中は防音効果もある。

その瞬時に 紗綾が破魔の笛を吹く
「そんなの 聞かないもん」
(き、効かないじゃなくて聞かないの?!じゃあ いったい)
聞こえにくいが 耳を澄まして何とか聞き取る。
紗綾は不思議な感覚に連れられた。
「土よ だちたる場所んなれ」
(場所んなれ?)
その瞬間 紗綾のいた場所と マカナアのいた場所が変更し、マカナアが志穂と徹平の守りに包まれ、紗綾自身が マカナアの元いた場所に変更した。

「な、なに・・?」
志穂と徹平の防御枠の中は 防音効果があった。
その心を素早く読んだマカナアは 移動をこなし、破魔の笛から逃れたのである
「ええ? か、風よ 魔を切り裂く刃となれ!!」
志穂は、すぐ隣にいたマカナアに向かってさっと手を出した。
「なっ 土よ だちたる場所んなれ」
その瞬間 風の刃はマカナアにあたらず、紗綾に当たってしまった。

「———わぁあっ ああああ」
何の防御もない紗綾は 志穂に友殺しされて 倒れた。
「・・さ、紗綾さん!!」
「さ、サーーーーーーーーヤ〜!!!」
志穂は信じられない様子だった。
(わ わわわ私がこの手で 紗綾さんを殺してしまった?)
ほかのみんなも いっせいにこちらを見て 呆然としている。
「はははは。友殺しだな。王女はお片づけしたけど、あとのこの厄介な邪魔者をなんとかしなきゃなあ。」
上気分になったマカナアに レイヤの怒りは爆発的になった。
「しほっち 気にするなよ」
(だめ 徹平さん いま 私は やさしい言葉をかけられたら もう立ち直れなくなるから・・。)
「おまええ。きさま なにものだ」
(ダメ おこらないで レイヤくん 私が悪かったから。本当に これじゃあごめんなさいなんて 謝ったって過ぎて忘れられたってこんなの私のせいだから 本当に ごめんなさい )

志穂は 呆然と立ち尽くした。
「あら、土よ 闇に飲まれる檻となれ」
志穂はなにも考えず立ち尽くしたから 土と闇を拓えこんだ檻につぶされ そのまま 力尽きた。

「し、しほっちーーーーーーーー!!!!!!!!」
レイヤの紗綾の叫びにも負けない叫びが グッドイヤーにこだました。