二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇→舞い散る光 ( No.162 )
日時: 2013/08/08 14:20
名前: かえな (ID: Ouicm1PF)

マヤ・欠片ありがとう!頑張るね!

ゆなのような空欄意識でやってみよう!

相変わらず 草摩と花香は後ろから意識してるな・・悪魔ってふつう前に出そうだけど
———
【月夜に一閃】

パチン!

偽マーヤが 指をはじく。
それだけに 周りが暗闇に陥る。
足元につられないようにしようとするのに 蔓が絡まりついてそうもいかない。

「闇草よ 足をとどめる蔓となれ」
「闇花よ 光を暗黒に染める風吹となれ」
気付かれないように木陰で呪文を唱える 少年少女

「風よ 邪悪を払う旋風となれ!!!」
志穂がマーヤに向かって放った旋風が、そばにいた少年少女の木陰までやってくる。
「闇草よ 光を妨げる壁となれ」

蔓で出来た グリーンカーテンのようなものが 少年少女の周りを囲む・・・。
「・・・なんだ?」
翼が いち早く気づいてしまった。
「なんだ?」
翔も見れば、全員がそちらに目を取られる。

「ちっ」
「じゃ 登場と行きますか!」
少年少女は木陰から 登場

「だ、誰だ!!」
「私は 花香 そっちは」
「草摩」
花香のほうは ツンとした顔をしていて、草摩のほうは 余裕に満ちた顔をしている。

ぱちん!

花香草摩に気を取られていたため、偽マーヤに目が行っていなかったのだ。
「私は マカナア 悪魔三人対マテリアル六人・・・そこまで敵じゃないわ」
なんておしゃべりしながらマカナアは 黒い腕で襲ってくる。
「あーら 私たちはあなたの味方する気はないけれど?ねえ、」
「ああ、する気はない。むしろマテリアルの味方だ。」

『え?』
素っ頓狂な声を 全員が出す。
「い、雷よ 悪しきものを薙ぎ払え!」
とりあいず鳴神が 黒い腕を一閃させる。
「いったああああああい!!」
マーヤの声で叫ぶので レイヤはいたたまれない気持ちになった。
「真綾さんの身体は傷つけないようにしないといけませんね」
「そうだな!地よ 敵をとらえる魔手となれ!」

志穂に乗って、元気よく徹平が言う。

マカナアは 捕まりそうなところを、パチン!と指をはじいて逃れる。
「闇花よ 光を暗黒に染める風吹となれ!」

静かに花香が唱えると、花香の周りから ヒュッと風をなびかせ、一騎に花が花香から出てくる。それが 風に乗って カッターのようになってマカナアに差し掛かる

ぱちん!

だがマカナアも負けてはいない。

悪魔3対マテリアル6 という いままでにない戦いに 微妙な雰囲気だ。
「光よ 悪を貫く鋭き矢となれっ!!」
いきなりレイヤが 高くジャンプをしたかと思うと、光の矢を放つ。

黒い マカナアの出す 壁は 上まで届いていないので、上から放てばいいと思ったのだ。