二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇→舞い散る光 ( No.165 )
日時: 2013/08/09 10:20
名前: かえな (ID: Ouicm1PF)

参照 666・・・。

悪魔の数字!

さて今回の更新も 最悪の事態を招くのか・・(笑)
———
【悪魔の秘宝】 日守黎夜 主人公!

(やばい…気づかれる?)
いま ペンダントから マーヤが力を発動させてしまったのだ。
「レイヤくん いまペンダントから・・・」
マーヤが力を発動させると同時に 服の中に入れたはずの ペンダントが外に出ている。
(しまった・・・・・・!!!)

また あの時 自分がペンダントにいた時のように 告白しなければならない・・?

また あの時 ユウヤの秘密を告白したときのように 言わなくてはならないのか・・?

いたたまれない気持ちになるが もう志穂は気づいているのだろう。

「これは・・・僕の妹が入ってる」

全員が息をのんだのがわかった。

「妹・・・ですか?」

「日守真綾 こちらが正真正銘のマーヤなんだ。」
———
「志穂はどこにいるんだ?」
「廃墟ビルの付近なんですけど もう中央公園あたりに来ます」
電話で会話しながら レイヤは志穂と連絡を取って 悪魔を追う。

「じゃあ 中央公園に向かう。」
「わかりました!」
「あ、あのさ・・その悪魔の身体はマーヤなんだ。 だけど 中身は悪魔が入ってる・・。だから体を傷つけないように狙ってくれ」
「わかりました。」

「中央公園だ。次は徹平だ。早くついても あいつの身体はマーヤだから傷つけないでくれ。」
「よくわかんねーけど OK!身体を傷つけなければいいんだな!」

レイヤは志穂から通信をきり、次は、翔に連絡を取って 翔から徹平に連絡網を回すのだ。

別々で中央公園に向かう
徹平にもつながったのか すぐに中央公園にあつまる。

マーヤがあらわれた・・。
——
先ほどのことが ずっと昔のことのように 脳裏に浮かぶ。

ペンダントを持ち上げて そう言った自分。

「光よ 闇を貫く鋭き矢となれ」
最後に 黒い部分に矢を打ち込む。

「・・・?どうして 傷がつかないんだ」

「悪魔のココの部分 上級悪魔は 腹の部分を正確に狙うと怪我させない」
翔の疑問にレイヤが答えた。

「ふうん で? この子かわいいじゃん。今までの経緯を教えてよ」
翼の意見はもっともだった。

レイヤは マーヤという妹がいたことを 告白したのち、偽マーヤ =マカナアに 自分たちが騙されていたことを知る。

闇に転じる薬をもう一度服用させられ、記憶も元通り で 光に転じ戻る。
そのあと いきなりマーヤに ふっとばされて 徹平の家に吹き飛ばされる。
そのあとすぐに帰った時にペンダントを調べると マーヤがいたため、今いるマーヤは体だけということが分かった。

「身体を傷つけずにってどういうことかと思いました」
「だよなーま、一件落着したんだしいいんじゃね?」

「あなどっちゃいけないなー!リーダー!」
どこかで聞いたような声が 遠くから聞こえる。

「闇よ みえざる手となれ」
どこかで聞いたことのある 冷たい声と つんざくような笛の音・・。
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