二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル 黑の悪魔石・羽ばたく光 ( No.171 )
日時: 2013/08/10 17:07
名前: かえな (ID: Ouicm1PF)

出来る時に 大量更新 それが私の・・。

わたしの本名が あだ名としてこの話に出ます。さやです。(言ってるし!)
さや姉ちゃんと書くところは 書きたくなくなりました。(笑)
——
【風の海】

「マーヤは引っ込んでてよ!私の場所よ ここは。」

「ユア姉ちゃんはそんなにいやな人だった? 妹の仲間を傷つける人だった?」

うすうす聞こえる声に 志穂は 意識をひそめて倒れているつもりをしていた。
さきほど マーヤが光の矢を出すところを見て、驚く。
それと同時に いい人だったという思いも 少し膨れ上がって。

「——…ちがうわよ。マーヤが変な風に変わっただけ「違うわ!!ユアお姉ちゃんがおかしくなっちゃったのよ。」

「私の力は 破光 光なんて破滅に追い払うんだから!マーヤは引っ込んでいてよ。」

「そんなにサーヤお姉ちゃんのこと嫌い?」
「そういうこと言わないでくれる?私はその顔が嫌いだわ。 アヤカ似なんていやだ。」

「ひどい。私だって魔王の顔で過ごしたくはなかったわ」
(・・これは 姉妹喧嘩ですよね。止めたほうがいいのでしょうか)
「風よ 魔を切り裂く刃となれ」
寝返りを打つように そっちに体を向けて力を発動させる。

刃を自分で自由自在に動かして マーヤに当たらないように仕向ける。

「きゃ、きゃあ!」
「光魔よ 闇を断つ剣となれ!」

(わけがわからない・・)
もう 持たない意識。

朦朧としてくる 想い


信じたくないけれど 悪魔が5人いるように見えてしまって……。

「もう 嫌。ユウヤ 行くわよ。」
「そうだな。」

二人は呪文を唱えて すぐに魔界へ飛び去った。
「レイ兄ちゃん!」

マーヤは なぜかわからないけれど ユウヤとユアヤが消えたのをいい合図に、レイヤに近づく

「サヤ姉ちゃん…」

「起きてよ。光よ 眩き輝きとなれ」

サーヤが ゆっくりと目を開ける。

レイヤを揺すって起こす。

(わたしたちも きょうだいとして 素直に過ごせればいいのに)

公園の前をこちらも見ずに素通りしていく おんなのこの姉妹を見て、マーヤはいたたまれなくなった。