二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル 黑の悪魔石・羽ばたく光 ( No.174 )
- 日時: 2013/08/11 20:36
- 名前: かえな (ID: Ouicm1PF)
【夢は陥りきって】 レイヤ(いい加減だな)
のどかだ。なんて言葉 マテリアルに必要なかった。
何せ今まで前例がない 悪魔と人間の狭間の子供。
それが 5人いると知ったら マテリアルの大人はどう思うだろうか・・。
(もう これを使わなくちゃならないのかな)
いま ペンダントを使えば 悪魔をすべて 悪魔石のこのペンダントに封じ込めて
————二度とよみがえらないように————悪魔を封じ込める————
ことができる というのに。
ああ じれったい。
ユアヤもユウヤもマーヤも 事情を知らないサーヤは除いたとしても、どうしてこんなに…。
ペンダントを使いたくないんだろう?
マテリアルなんて滅びてしまえばいいのに。
———それではいけないのだ。
元マテリアルの大人たちだって子供にこんな運命を負わせることはいやだったはず。
それでも 次世代に悪魔を消してもらうために そのためにがんばるしかない。
まして ペンダントを使い、それにて 悪魔が消え去ったとする。
だが 完全的な悪魔は 5人もいて。
僕らが死なない限りは 悪魔消滅とは まったく言えない。
僕はもう ——消えた——ほうがいいのか。
僕らは 居ないほうが 絶対 喜ばしいことだと思う。
でも 自分が消えたことで 喜ばれるなんて 禍々しく恥ずかしく。
そんなの 望んだ 死じゃない。
自分が 死ぬことで喜んでくれる なら いくらでも命を消して見せる。
僕らの力は 悪魔だから一生消えなかったりして。
助けが欲しい
いや 僕に助けてくれる 手を差し伸べてくれる人なんて いない。
絶対 マテリアルのみんなには 裏の顔があって
裏では僕のことを嫌っていて 忌み嫌っていて
そして 悪魔という `自分、に軽蔑して 高笑いして
いままで押しつぶしてきた 元マテリアルは 新たなる——悪魔——と話していてどう思っただろうか
———結局僕らは信用されなくて 何もできない。
何もできない
何もできない
何もできない
——