二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル 季夏の翠き風【8月題名】(元 羽ばたく光) ( No.198 )
- 日時: 2013/08/21 19:21
- 名前: 楓七 ◆BYlrb7lDYI (ID: Ouicm1PF)
そうだね♪
この気分だと 話は暗くしか進まない。。
私 最低 偽の子のまねじゃないけど 最低だよね・・・。
——私
——
【独り空っぽ】
暗かった あたりは 暗かった。
先ほどまで茂っていた草原も 何もかもが 灰色にくすんだ アスファルトに変わってしまった。
空調の利いている気持ち良い世界ではなく。
何ともなく 寒いというか 暑いというか
暑いというか 寒いというか
冷たい床 暑い空調
転がったって起き上がったって 寝ていたって変わらない気持ち。
牢獄に入れられたように 独りぼっちで暗かった。
あの時のように 暗かった。
笑っていれば隙を突かれて 静かになる。 それなのに新たなる
くすんだ光が照らす。
闇 闇 闇 聴こえてくる 声 耳をふさいでも ほかのことに気持ちを移し替えても 聴こえてくる。
それから 自然と 自分の幸せを想像して その「夢」を想像して
話題からそらす。
嫌いな思いをそらして 嫌な人にだけ嫌なことを 何倍にも膨らませて復讐する。
それでも まだ物足りない。 まだ何かをしなければ気が済まない。
こんな奴は殺してしまおう おまえは居なければよかったんだ——そう。
自然と暗闇を抱いてしまって。 嫌だ…。
自分が何をしているか 何を犯しているのかももうわからない。失敗は戻せない。
そんなもどかしさも始めのうちで消えてしまった。
けなされるうちに 次々と思いあがっていく 真実と光への方向も すぐに割れてしまった。
舞って散ってしまった。 また固めなおそうと這い上がろうと這い上がろうともがく。
同じ関係を取り戻そうと取り戻そうと 弁解する。
聞いてくれない 何も言われない。ただ 無視される。ただ 睨まれる。
ただ それだけが さみしい。
それだけの 変化が 怖い。
想いは真っ黒に染まって いくら反対しようも敵対しようももう訊くこと 言うこと何もできない
いま 起きている事態に 何も手出しできずに ただ どちらかの味方につくか。
ただ じいっと見ているだけ。
誰も助けてくれないんだ。 いや 僕は助けなんてもらっちゃいけないんだ。
そう思えば思うほど 怖さがにじんでいく。
恐ろしさがにじんでいく
もうこんなこと二度としないと こんな奴と二度とかかわらない
そうやって 距離を置いて その事態を消し去ろうとする。
僕は最悪だ。
最低な人間なんだ。
ああ そっか。 僕は誰にでも嫌われて 誰にも好かれない そういう人だったんだ。
そっか。 僕は いつもずっと 独りぼっちだったんだ。
真っ黒な空 真っ黒な海 真っ黒な心 真っ黒な自分
やっと 同じ空間にいて 同じような人たちと 自分が同じだと思い
同じ 想いでずっと一緒に居たい ずっと一緒に居たい この人は親切だ。この人は綺麗な心を持っている この人は面白い この人は一緒にいて楽しい
それを全部 切られたように
こころは空っぽ 僕は空っぽ
まだ何もない自分の心に 嫌なことを吹き込んだ。
聴きたくないのに吹き込んだ
繰り返す 繰り返す。
やっぱり 自分が悪い。
でも あいつも悪い。
自分が悪い。
どちらも悪くない。そう思う心なんてない。
ない。
ないんだ。
すべて消えてしまった。
いままでのこと いままでの思ひ 全て。
なくなってしまった この手から みんな 消えてしまった。
裏切られた——いや 違う 僕一人が 裏切った
なんとか自分が浮いていない そう 見せつけたかった。
自分は
——みんなと一緒—— それが良かったんだ。
それが 壊された
バラバラに崩れた。
破壊した。
私たちも
魔界を破壊していいの?
いいんじゃないかな。
それは信じられない。
誰も 信じられない。
——
最初の10行(空行も含め) 最後の7行(空行も含め)は いまあるお話だけど 真ん中は ほとんどつながってない。
私がただ パソコンに なんとなく思いをぶつけてみただけ。なんだと思う。
少し いまある話とつながってればいいかなってそう思ったから。