二次創作小説（紙ほか）
- Re: 魔天使マテリアル 青空に願いを ( No.2 )
- 日時： 2013/11/04 16:22
- 名前： 紫如月 （ID: qdhAso1A）
ワールドプロローグ Ⅰ 夢の歌唄
降りかかる闇
降りかかる災難
降りかかる笑顔
降りかかる喜び
不協和音
大成功
そんなのふり払って 光を舞散らせばいい
涙を流し 流星も流れ 夢が消え 夢が割れても
その思いが尽きても
消えない何かがある
光は消えない
闇は消えない
闇は裏切らない
光は羽ばたく——…
抱いた暗闇捨て
甦る闇
甦る光
甦る君
思いが尽きても 光り続ける
———
ワールドプロローグ Ⅱ 空の歌唄
輝け希望 煌めけ光
此処は光
此処はその世界
君が居た そんな世界
町中が 悪魔色に染まっても
町中が 悪魔色に紅葉しても
永遠なる光を上げて 光を打ち上げて
聖なる思い告げて 消えない光
打ち上げろ
静けさ泣くその夢もたず
輝け思い
届け
打ち上げろ
その気持ち 尽きる時までに
———
ワールドプロローグ Ⅲ 奏の歌唄
夢は叶い
空に届き
奏で最期
綺麗ごとを並べ 君も僕も生きてきた
自分が可哀想だって考えて
自分が闇を抱いた少女を偽って
闇を抱いた少年を偽って
可哀想な子ぶって 闇を覆い
闇をかぶり 隠れた人生を追って
その時 気づいた
それが 自分が今までしてきたこと？…
これが悪魔として正しいコト？…
それとも正しいなんてないノ？…
麗かに流れる小川に サヤサヤと揺れる大自然
悪いコトの一つもないのに 憎しみと闇と恨みが浮かびあがり
耐え切れなくなる
それが悪魔としての歴史？
これが苦しめる力？
どうして今まで魔王に従ってたの？
どうして悪い魔として生まれたの？プロローグ 環状線
君は光にいて 君は光と輝き
君はすれ違う
君はその記憶に気付かない
君は知らない
本当の自分を 本当の身体を 本当の世界を
ぐるぐると環状線を走り抜けて
四方八方に 笑顔を振りまいて
笑って振り向いた先に いつも誰かがいる
いつも誰かに守られてる
くるくると環状線に包まれて
四方八方に 夢を上げて
夢が叶ったその先に いつも幸福を願うものがいる
いつも誰かが守ってくれる
ぐるぐると環状線を目で追って
四方八方に 空を見つめる人々
空の壮大さに涙する先に いつも愁いを帯びた瞳の者はいない
いつも誰かが守ってくれる
僕は知らない
本当の自分を 本当の世界を 本当の正体を
生きている価値も知らない
本当の意味も
何にも知らない たった一つ
ただ光道を歩く
環状線を回り続ける
やっと見つけた
—————————抜け道
それがたとえ罠でも
それがたとえ穴でも
それがたとえ幻でも
夢見続ける
太陽の欠片を集めて…
