二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル 季夏の翠き風【8月題名】(元 羽ばたく光) ( No.200 )
- 日時: 2013/08/21 21:10
- 名前: Kaena ◆BYlrb7lDYI (ID: Ouicm1PF)
見にくいけれど・・。
≪ 舞耶
〔沙耶
<レイヤ
だよ。
【音と感情の自分の神世界】
まったく 一息が付きたい。
息もできないような苦しい。
石に封じ込められているから 無理もないのかもわからないが……。
いまでは 周りを見渡すこと 音を聞くこと それさえできるのに
自分の身体で温かみと冷たさを感じることもできない。
ずっと封じ込められていくうちに 自分の周りに はためく 音と うごかされる 感情が
自分の空気となり感じられる一つとなる。
——あれ なぜだろう? 居心地がいい。
自分の目の前に置かれた状況を 心地よいベットでゆったりとくつろげる。
そんな風に 目の前に置かれた幻想のベットに寝転がっていると コバルトブルーの 丸い塊がやってくる。
どんどん近づいてくる。
こちらを見る。
<おまえは だれだ?>
≪いい加減 口調直しなさいよ。≫
同じようにペンダントに宿っている人と 会話もできる。
その 声を 感情から読み取るように やっていく。
<沙耶か>
雰囲気と 感じと それを読み取る。
≪違うってば 舞耶よ。≫
<ああ>
残念ながら 双子の妹の舞耶だったが。
現在 ペンダントに宿っているのは レイヤとマーヤとユウヤとユアヤと沙耶と舞耶。
ここに封じ込められた悪魔や魔王もしっかりやどってるけど、はっきり言えば 全員は姿が取れなくなり、黒の泉となって このペンダントに沈んでゆく。
<おまえは・・ここの居心地とかいろいろ どうおもってるんだ?>
≪私? どろどろしてて そこまで居心地良くないな。 だって初めての感覚だし すごく敏感なの。 ——気持ちがね。
怒ってたり泣いてたり笑ってたりふつうにしてたって 感情が玉になって私の力のようにぶつかってくるんだよ≫
<・・・そうか・・沙耶とあいつら は?>
≪私が会った その中では 沙耶とユアヤとユウヤとマーヤね。サーヤは居ないの?≫
<・・・!!!!!>
〔まぎらわしいわね。なんて言ったって みんな「ヤ」が付くんだから。あ、レイヤ 五人合体の 魔天使の矢 は できるの?〕
≪もう 沙耶は話に乱入しないでよ…。で どうなの?≫
舞耶が問う
<どうも・・・何も。 もちろん 碁聖魔天使はできる。今となっては——全員集まってるからな。
あとサーヤは 封印されてないのか?>
≪まだ会ってないだけかもしれないわよ?≫
舞耶が言う。
〔サーヤ?ああ、あの子は 破魔のマテリアルだから かしら?本能が働いて 黒い石を割って出たんだって。〕
沙耶があっけらかんと言う。
<な、そんなことができるのか?>
≪レイヤもできるわよ。光なんでしょう?私たちも空だからできるわよねー?≫
〔そうよ。もちろんできる。と思うけど。それはともかく、レイヤ ここ 変なのよ〕
その内容を聞いたレイヤは
幻想のベットから 崩れ落ちた。