二次創作小説(紙ほか)

Re: 〜季夏の翠き風〜 参照1000超えた!ありがと♪! ( No.241 )
日時: 2013/08/26 14:54
名前: 想夜 ◆aLSsA2LLD. (ID: Ouicm1PF)

では そよから伝えまーす。

悪魔イリナの名前は 実は 地下鉄の駅でそんななまえがあったので気に入ったヤツなんだって!

その駅の名前は いりなか ひらがなだよ。 いりなか
——
人間界。

草摩と花香は 夜の神舞町を 歩いていた。

「花香 いい案はあるか?」

草摩と花香は 自分がずっと気に入って持っている身体を使っている。

名前は もちろん 草摩というなまえでもなく花香というなまえでもない。

 それは自分の名前だからな。

「そうねえ 一番の問題は ルビウスが火でロアリーが水のこと。」

「う、どちらもいいのは。」
「森だったら炎は大活躍よね?」

平静な住宅街をずかずか歩く。

「確かにそうだけど 水がないぞ?」
「そんなこと言ったら」

鏡はどんな属性にも伝われるので、何ともなくすんなり受け入れられる。

だが 鏡の特性として 日の当たる部分が一番いい。

だから 森など 日の当たらない場所では イリナが十分な役割を果たしてくれない。

「森 とは言っても 明るい場所で・・。じゃないと 火なんか出したらあっという間にわかっちゃう。
森なら木々が燃えるから炎が問題なくて、そこに湖があれば万全でー・・蔓や 花があれば私たちもOK」

「あそこはどうだい?」

しばらく考えていた草摩が言った。

「どこ?」
「——紫星大学院 神舞キャンパスの裏の森」

「あら 詳しいじゃない。そこなら良さそうなのよね?」

草摩と花香は 万全な戦いをするため 神舞キャンパスの裏の森へ行くため

バスで向かった。
——
「ここか  ?」

しばらくして 森に二人が足を踏み入れた。

「そうみたいね。しっかりと地図も書いてあるわ」

歩いていると

「ここは下級悪魔も生息していそうでいいな。」
「でも 夜だからあまりわからないけれど・・・。日があまり当たらないわ。それに 湖も見当たらない。」

というような意見が出る。

「ほかに森は?」

「向こうヶ丘のほうには、森があったはずよ。」

「でも遠いんじゃないか?」

「行ってみたらいいかもしれないじゃない。」

また 草摩と花香は移動し始めた。