二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル 〜季夏の翠き風〜 ( No.276 )
日時: 2013/08/31 17:34
名前: 楓七 ◆AoQvVmjntM (ID: Ouicm1PF)

「ユリヤっていうんだ。よろしく!」

白い羽をパタパタさせながら、レイヤの頭をどこからかもってきたドライヤーで乾かし始めた。

「もう 皇子さま。しっかりなさってください。」

レイヤは顔をしかめるが、逃げようなどということはしない。

「ユリヤ・・・なにも出てきて自己紹介もそこそこに髪を乾かさなくても…。」

「あ、すみません。つい 気になってしまって。僕は第50王子の使い。ユリヤと申します。そちらは 50姫様ですか?」

「あ、へ?あ、はい。サーヤです!」

真ん丸に目を見開いて サーヤに視線を注ぐので サーヤは内心ビックリし・とまどいつつ、目礼する。

「まあいいとして 皇女さま お腹すいていらっしゃいませんか」

「あ、確かに…。」

「詳しいことは 食べながら話します。」

というと、ゆゆほの手から、ランチマットが出てきて。

「わあ!」
「このままだと話が脱線して妖精界が出てきて 脱線脱線脱線脱線脱線脱線」

「ちょ…レイヤくんっ!!」

——
そうなんです。

話が脱線しちゃうよ—————っ!!