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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル 〜秋時雨の降る夜〜 ( No.308 )
- 日時: 2013/09/11 19:01
- 名前: 楓七 ◆AoQvVmjntM (ID: Ouicm1PF)
- プロフ: ルイ≫マジかwwルアの部屋ないかwマジカルアw
魔界伝説でできないことを ここで叶える。
ここが 私の切り札だあーっ!
——
「徹平さん 何か物音がしませんか」
進む途中で、志穂が足を止めた。
「ん〜?そうかあ?」
ぴゅーーーー
いきなり志穂の頭に 蔓が巻きついた。
「し、しほっちあぶねえ! 地よ」
徹平が呪文を唱える前に、志穂の頭から蔓は巻き付いて、そのまま宙返りに、飛んで行く。
「く、・・・苦しい」
顔をふさがれているのだからもちろんのことだ。
「い、行くな!おい そこのバカ蔓!」
徹平は 志穂の身体を必死に蔓からひっぱろうとするが それで志穂が苦しむのを抑えるため、徹平は手を放してしまった。
志穂は最後に徹平を残して、飛んで去っていった。
「しほっちまで行っちまったし」
徹平は そばにあった小石を蹴った。
今回ばかりは、ジェットコースターいいなあ。などとは言わない。
(俺だけじゃん。)
徹平ひとりじゃ心配だが、今となっては サーヤたちには 徹平が一番のたよりだった。
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