二次創作小説(紙ほか)
- Re: 感動の再会 ( No.39 )
- 日時: 2013/07/14 10:16
- 名前: 望愛 (ID: SyxKXH7O)
- プロフ: 感動の再会
ルイ ↓を見れば 安心できるよー!!
題名部分と URLを見てもらえばわかるとおりたぶん「ハッピー」だから!!
ただ 再会っていうのは 心の内の再開っていう意味だよ。
———
とりあいず 紗綾が目覚めたため、ナースコールをする。
「すいません。意識が戻りました」
すぐに駆けつけるとのことだった。
「サーヤ?」
「だれ ?」
(う、嘘だ。もしかして サーヤは僕のことを忘れてしまったのか?)
紗綾の瞳が少し陰みたいになっているのに レイヤは気づかない。
「あ、日守さん 気分はどうですか」
「とくに…。」
(これが・・記憶 喪失。)
「あ、あの 記憶 ないみたいなんですけれど……。」
熱を測っている看護婦に向かって言った。
「うーん・・・・。39.5 高熱ね。でも一時的だと思うから 大丈夫よ」
「そ、そうですか?!」
(本当に 一時的なのか?すぐに僕のことを思い出すとは思えない)
一時的だと聞いてそれでも胸をなでおろした。
「で、あとなんか怪我 あるし 退院まであと何日くらいなんですかね……」
「見るだけおとなしそうだし、別にあと二日で退院で、家で静養でもいいんだけれどとりあいず 様子見かなあ? あれ、あなた顔似てるわね?」
そう言われるのが初めてになるので、レイヤはおどろいた。
「はい。双子です・・。めったに言われないのに よく気づきましたね」
「ちょっと似てるのよ。なんだか」
そういってふっとわらった。
(僕はやっと 心の中で再開する勇気をふんだ、もし紗綾が記憶を思い出せば・・・・。絶対 マーヤについて知りたがるに違いない。
それを怖がってたんだ。僕は 絶対・・。退院したら伝えないと。それがないと双子としての心の通い合いと再会は無理なんだ)
「もう 帰りますね。ありがとうございました!」
少し胸が軽くなって、打撲も軽くなった気がした。
が、そんなことはないのであった。
(このまま 何もないのが願いだけど)