二次創作小説(紙ほか)

Re: 狂ったマテリアル ( No.69 )
日時: 2013/07/15 07:44
名前: 望愛 (ID: SyxKXH7O)
プロフ: 狂ったマテリアル

マテリアルは 深刻な状況に落ちた。

柊会はあまりの魂胆になるので、志野を外す意見が出た
それもこっそり志野に 次回の柊会の話題を伝えないようにして、windmillで行われることになった。

レイヤに聞かれるとまずい話なので、ユリと友に二階で待機となっていた。
「サーヤだけ 連れ去られたっていうか一緒に行ったってこと?」
「うん。僕と徹平は身軽だったから、竜巻をなんとかよけて、志穂たちを縄から解いて、助けたんだ。」
「ふうん、この前の問題と言い 笑う隙間もねーな。」
と言いながら尚紀は サーヤの退院パーティーで大笑いしていたが。
「で、紗綾の妹ってなんだよ?」
「真綾っていうんだ」
「へー。」
「ユウヤを知ってるだろ?あいつと手を組んでるんだ。僕はサーヤとだったんだけど いまサーヤがとられてるみたいな感じなんだ」
「ほー。」
「まさにマテリアルが転びまくってるみたい…」
「確かに。まだみんな傷を負ってるっていうのに 悪魔が次々攻撃しかけてくるし」
そう言いながら レイヤも足をさすった。
また悪化したのだろうか。
「昨日 竜巻も暴風も警報が出てたって知ってた?雷 大雨 洪水も注意報は出てたし 悪魔の仕業じゃない?」
「いや…真綾はすでに闇に転じてるから 天気を変えることは不可能なはず…サーヤも正真正銘破魔のマテリアルだ。 マテリアルが変わることっていうのは前例未聞だし・・・僕たちにはあるかもしれないけれど」
「なんで?」

「特別だからだ」
悪魔の血を引いているなど言えないので とりあいず言い訳しておく。
「でもさ 、天気を変えられる力を持った ほかの悪魔もいるってそういうことじゃないか?」

二人で雑談したことで 何個もの発見があった。
———
①敵は サーヤを闇に転じさせるつもり。
②マーヤはサーヤを、自分の仲間に引き入れるつもり。
③次 襲ってくる悪魔は もう今日だか明日だか明後日には来る。
④次 襲ってくる悪魔は 「空・幻・水・風」の悪魔の可能性が多い。
⑤悪魔の連続攻撃を仕掛けられている。
⑥悪魔は紗綾を仕留めてしまったため、紗綾が殺される可能性が高い。
———
「こんな 怖いこともあるんだな」
(魔界はもっと怖いけど・・)
「そうだな。」
————
【最悪の時刻】

「サーヤ姉 ほら見てよ。この 広がる悪の世界を。」
魔界に来ていた サーヤとマーヤは マーヤによった魔界見学していた。
「わぁ 素敵な眺めね」
「でしょでしょう?で、今この広がる悪の世界には あなたみたいな人はいないのよ?だから、闇に転じない?これでばっちり悪魔になればそれでいいじゃない。」

「いいわね マーヤ それ できるの?」
「もちろんよ」
「じゃあ、私を 闇に転じさせて。これでレイヤもみんなばっちり倒して見せる」
「サーヤ姉よく言いましたわ。 素晴らしいわ。では 遠慮なく」
「闇よ 黒闇よ 闇夜に響く 黒闇よ 日守紗綾を 闇よ 黒闇よ 闇夜に響く 黒闇夜」

次第に 紗綾の目の色は 黒っぽくなり、紗綾の持った破魔の笛もだんだんと マーヤの持った縦笛のような色にくすんでいく・・。

「ありがとうございます」
「よかったわ。これでサーヤ姉も 闇に転じて この悪の世界の頂点に立てるのよ」
「ええ」




「サーヤを戻せ!!」
はるかかなた向こうから あの聞き覚えがある声が聞こえようとサーヤの耳元に入っていった。