二次創作小説(紙ほか)
- Re:溢れる魔 日守黎夜 ( No.77 )
- 日時: 2013/07/15 19:39
- 名前: 望愛 (ID: SyxKXH7O)
- プロフ: 溢れる魔 主人公 日守黎夜
想夜!やっと来たのね・・・待ってました 客を・・。
空振りまくってるよね・・(笑)
笑顔編が終わったので 次は 夜光編 その次は 未来を歩むにしたいから 未来編・・なんちって。
いっつも言われるので「・・・」と「…」と「———」を少なくしてみたよ!
十日で五ページは 望愛記録ではすごい方。
——
「おはようございます!」
ここが魔界でなければ 挨拶されただろう。
(人間界は妙なところが 綺麗好きっていうか)
「あ、裏切者じゃん。666 すいません。魔警察ですか? 裏切者のレイヤがいます!」
666は魔の数字として 魔界警察の番号だ。
「本当ですか?そこはどこですか?誰ですか?」
「ユーリ・カイノと言います。上級悪魔です。ほら、最近捜索してもらってるユリの母!ここは魔界大通りなんですっ!」
(こんな物騒な)
レイヤが駆けだした。
魔界では レイヤだって普通の足にしか見えない。
(人間界は体が軽いんだ)
(サーヤ?サーヤ 大丈夫か?闇に転じてはいないか?——。ちがう心ではもう 自分だってわかってるはずだ。サーヤはもう闇に転じてるって)
「これでも 長く一緒にいたよな?」
心と相談する。
あまり魔界にいると レイヤは王子として追い払われるので顔を伏せて歩く。
「レイヤくん!助けてっ!!」
突然 後ろからぶつかりこんだ紗綾は、言った。
「さ、サーヤ?」
「お前はどけっ!」
マーヤは 乱暴にレイヤを弾き飛ばして、サーヤを追った。
「ちょっとまて。」
マーヤだって 精神年齢は小学六年でいても、まだまだである。
洋服の裾をつかんだ。
「ちょ・・・なにすんの!!」
(見たところ サーヤは 闇に転じてない!このままいけば。)
自分が今 目的を思い出した。
(さっき 捜索中のユリって?)
サーヤは闇に転じていないことが 覚醒したため、ユリのほうに目を向けたのだ。
さっき 魔界警察にしか目が向いていなかったため、レイヤはすっかり頭に入っていなかったのだ。
「マーヤ。お前 何してんだよ?」
「・・。闇に転じようとさせてたら 急にサーヤが我に返って。で、逃げ出したから 追ってる。そしたらレイヤがいたんだよ」
(こいつだって 素直になれば可愛いのに)
「そうか。おまえは即 魔界牢獄行。 いいか?」
「い、いやです レイヤ様 助けて下さい」
「分かった。今回は見直してやろう」
レイヤがそう言って、陰でマーヤが笑ったのをレイヤは見逃した。
(こいつ まんまとだまされて・・)
「れ、レイヤくん ありがとう。」
同じく紗綾の裾も引っ張ったため 紗綾もここにいる。
「大丈夫だ。すぐに戻りたいところなんだが ユリについて引っかかることがあるから。だから、その用事を済ましてから行こう」
「何その用事って?」
(ん?言い方変わった?マーヤの影響か。あいつめ!)
と思いつつ、軽く マーヤをボコッと殴った。
「あ、ごめん」
「レイヤ!」
「あ、ユリだよ。さっき 上級悪魔に見つかって、魔界警察に通報する時、名前を言ったのが聞こえたんだ。それで ユリのことを聞いたんだ。」
「そうなんだ。じゃあ、早くす済まそ?」
(あ、危うく 普通のサーヤを演じるのが中止しそうになった。)
「そうだな」
(魔界の空気のせいか?なんだか サーヤの目がくすんで見える。や、僕が眠たいだけか)
でも 前にも同じ経験があったような気がした。
ハッキリ言うと、紗綾が退院する 前 意識が戻った日だったが。
———
魔界警察 666から
魔界警察666
6Ⅰ まずは名前と状況を
6Ⅱ 落ち着いて。相手を逃がすな指名手配。
6Ⅲ はっきりとしっかりとしゃべろう。666
魔界警察666
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