二次創作小説(紙ほか)

Re: 昨日が暗ければ 主人公 日守黎夜 ( No.79 )
日時: 2013/07/16 07:04
名前: 望愛 (ID: SyxKXH7O)
プロフ: 昨日が暗ければ 主人公 日守黎夜

あれ?666じゃなかったっけ?

悪魔の数字ってなんかそんな感じのやつ

———
さっきの場所に戻ってみる・・・。
(もしかしたら 僕を探してるかもしれない)
そんな心配もよそに 小走りになった。

別に ユリに早く家族を見つけてほしい・・。記憶を取り戻してほしい
それがあってなのだが、やっぱりもう あきらめてもいいかって思う。
「光よ 悪を討つ 鋭き矢となれ」
これで ユリを思い浮かべながら討つ。
すると、方向がわかる。こういう技は、下級悪魔でも必ずできる基礎だ。
紗綾はともかく。
横にいる紗綾をみつつ 早く帰りたいと思う。
(伊吹が待ってる)
鋭き矢の方向は 南を示し、やっぱりさっき電話を掛けられたところだった。
そこに ユリの母とみられる ユーリがいた。
「あ、!ほらそこに!」
すぐに近づくと、警察も僕を見てびっくりした。
「お、王女?」
警察も・・・悪魔だ。
——
警察は大体

子爵から男爵でなることが多い。
——
「あの ユーリさん あとで お礼申し上げます。こんな指名手配を捕まえたら もう 大儲け。」
(指名手配?!)

なんだってと 動き出そうと思ったところで サーヤがとめた。
「ちょっと待って。目的はユリさんでしょ」
(そうだけど・・・。)
「ユリさんのお母さんじゃないですか?」
「なんで知ってるの? もう 気味悪い。」
(や、さっき言ってたぞ思いっきり)

「ユリは人間界にいる!」
「信じらんない」
「本当です!信じなさい・・じゃなくて信じてください!」
残念ながら信じてもらえなさそうなので いち早くレイヤがサーヤを連れて、またあの時と同じようにした。

「光よ 魔界への道を切り開け」

人間界は まぶしかった。
魔界の暗さは嘘のよう・・。
(僕はもう 魔界へは帰れない)

圭吾と歩んだおんなじ道に レイヤはどうしてもたどり着いてしまう。
それが なんだか 自分があえいでいるようで…。

(あ、もう 戻ってきたんだ)
暗い気持ちなんて ふり払って

探りだすユウヤの記憶なんて振り払って

今は サーヤが戻ってきたことに 喜んで。

「レイヤくん 帰れてよかった!マーヤ怖かった・・。」
「うん。僕も君がいてくれてうれしい」

サーヤは 中身はサーヤだけど
サーヤじゃないサーヤになり始めて・・。

いや

もうなり終わったかもしれない・・。