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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密」 ( No.370 )
- 日時: 2014/03/04 21:53
- 名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: uOIKSYv5)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode
「———っ…く…っそ…なんで…おまえが闇の力を…」
「あれ?もう終わり?つまんねーのっ」
悪魔は、闇の力を使っていた。
———最悪の状況だった。
みんな、必死に戦った。
なのに、攻撃さえもなかなか当たらない。
かえで、悠斗、鳴神、ユリは、体力を消耗して、動けない。
れんも、辛うじて立っている状態。
翔と翼は、ほかの人に比べて体力があるので、まだ大丈夫だが、もうそろそろ限界らしい。
かえでたちをかばうようにしていたが、ついに座り込んでしまった。
紗綾は、光の力を使いながら戦っていた。
まだあまり使ったことがないので、サポートする形で。
黎夜は、体力の消耗に配慮しながら戦っている。
綾美は、いろいろな力を駆使しながら戦っているが、さすがにきつそうだ。
「紗綾、笛!」
「うん!」
攻撃が当たらないのならば、破魔の笛。
2人は、破魔の笛を奏で始める。
「う…ああ…あっ」
悪魔は、もがき苦しむ。
しかし、ふっと笑みをこぼし…。
「闇よ…」
紗綾と綾美に向かって、闇の力を放った!
「サーヤ!」
「綾美!」
———ドンッ
闇の力が、何かに当たった音がした。
そして、ドサ、という音とともに、誰かが倒れてきて———。
「レイヤくん!」
「れん!」
そこには、血を流しながら倒れている黎夜とれんの姿があった。
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