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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル× ( No.107 )
- 日時: 2013/09/28 14:09
- 名前: ルイ ◆2n3sXqr1sQ (ID: x2W/Uq33)
翌日、学校の帰りのこと。
携帯で呼び出されたサーヤたちは、ウィンドミルで集まった。
「今の所解っているのは、亡霊には一部の物理攻撃が効かないと言うこと、ルナ達が言ったように冥界から来ているってことだ」
店内に魔梨の声が響き、消える。
軽く見れる問題ではない。
霊感のある人には見えるかも知れないが、マテリアル以外に亡霊の姿を確認できる者は居ないのだ。
それは間違いなく被害拡大へつながる。
幸いなのはサーヤの破魔のマテリアルが亡霊相手でも有効と言うだけで、志穂の風のマテリアルだけでは完全に存在を感知することは困難だ。
更に言ってしまえば、霧亜の様に、身内が亡霊として出てきたとき、こちらの戦力が揺らいでしまう。それも欠点の一つだった。
「今までより警戒しなきゃダメだね…」
「ああ。妖怪ならぼくたちでも何とかなるけど…悪魔でも妖怪でもないし」
ルナとタイが心配する。
「でもそうね、逆に言ってしまえば、両方に対応できるって事よ」
「だから無敵って事!」
「そうだな…俺らは負けない」
雪乃と美羽、陸。
「あッその役回り俺のだったのに!」
「関係有るのか?」
「無いだろ」
「無いですね」
店内は賑やかな笑い声で包まれた
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