二次創作小説(紙ほか)

Re: 魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナ  Ⅲ ( No.37 )
日時: 2013/08/13 17:13
名前: ルイ (ID: n7Gkh7Ku)

最近人来ないよね ゆきと、アヤと、かえなと、ドロシーと・・・?あれ?
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第二章〜消え行くのは最愛の〜


「・・・悪魔、出ないよね」
「ああ・・・」
「出ないね」

サーヤ、レイヤ、ユウヤは、綾香が仕事で居ない休日、のんびり・・・否、退屈にして過ごしていた。

「まぁ・・・黎夜、兄さん。・・・悪魔が出ないのは良いことだよ。うん。」
「・・・まぁ」
「そう・・・だね」

確かにそうなのだが、マテリアルが戻ったとなると、なんとなく悪魔が出ないということに違和感を感じてしまうのだ。

そのとき、「そういえば」とサーヤが話を持ち出す。

「この前、亡霊・・・が、出たでしょ?」
「亡霊?・・・ああ」
「ぼくら全員居たもんね」
「うん。亡霊って・・・冥界から、来てるのかな」

サーヤの問いに、レイヤとユウヤは無言になって考え込む。

「いや、僕はそうだと思うけど・・・でも」
「さ迷ってる霊って場合もあるよね」

レイヤとユウヤの推測に、サーヤはうなずく。
確かにサーヤも二人と同じような推測をしていたのだ。
亡霊は、冥界から来ているのか、はたまたさ迷い続けている霊なのか。

冥界から来たのだとしたら、それは霊自身の意思で?それとも、誰かが仕向けて?

・・・・まだ謎が多いようで、サーヤたちは3人、リビングで考え込んだ。

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同じような会話が、ここでも成されていた。

「このまえのさー、亡霊って、どこから来たんだろ?」

ふうりが、首を傾げておやつ補給中のルナと、そんなルナを呆れ顔で見ているタイに聞いた。

「ぼくは冥界から来たと思う」
「あ、わたしも」

二人の答えがあんまりにも自信に満ちていたため、ふうりはソラウと顔を見合わせた。

「なんでそう思うんだい?」

ソラウがルナたちに問うと、こんな答えが返ってきた。

「・・・冥界に行ってしまった人に、会ったことがあるから。
  一度、幻で作り出されたお母さんとお父さん、都和子先生に会ったことがあるの。その気配とよく似ていたわ。だから、わたしは冥界の人だと思う」
「ぼくは・・・まぁ、実際死んだことがあるから?冥界に居たんだし。」

二人がサラリと語った理由に、ふうりとソラウは若干フリーズした。
ルナはともかく、タイは「死んだことがあるから」だ。
そんなサラッと言うことなんだろうか。

「まぁ、二人は冥界から来た人って思うわけね。」

ふうりの言葉に、ルナとタイはコクリと頷く。

どうやら、ルナたちのほうでは確信のある決断が下されたようだった。

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両視点書けてよかった〜
Ⅲはサーヤたちマテリアル視点ではじまったから、なんとしてでもルナたち視点で終わらせないと←できるのか未熟者め