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翌日も、その翌日も、霧亜が学校に来ることはない。
「霧亜ちゃん…」
「大丈夫…じゃない、よね…」
サーヤとルナは二人、不安に表情を曇らせる。

そんなとき、教室のドアが開く。

『！雪乃さん、美羽さん！？』

サーヤとルナの声がハモる。

そして言葉の通り、ドアの前には雪乃と美羽が立っていた。
雪乃たち二人は、周りの視線も気にせずに、教室に入りサーヤたちの前まで来る。

「あの子、まだ来ないの？」
「登校拒否になりつつあるわね」

二人のいうあの子は、紛れもなく霧亜を指している。
サーヤとルナはそろってコクリとうなずいて見せた。