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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 魔天使マテリアル× ( No.93 )
- 日時: 2013/09/16 21:27
- 名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)
翌日、ようやく霧亜が登校してきた。
彼女は今まで通り、あの出来事は気にしてもいないかのように普段通りだった。
「お早う…あの、霧亜ちゃん」
ルナが遠慮がちに霧亜に声を掛けると。
「ルナ…さん、気にしないで下さい。私、は、平気」
霧亜は、微かに表情を曇らせていたが、出来事直後のような影はもう見られなかった。
「本人が言ってるんだから、もう終わりだよ、ルナ」
「うん。そうだね、タイくん」
「心配かけて…すみません…でした」
次の瞬間には、ルナは満面の笑顔。
にっこりと霧亜とタイに笑い掛けると、二人の手を引いて、こちらに向かって手を振るサーヤたちの方へ走った。
霧亜はうれしそうに、ほほえんでいた。
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