二次創作小説(紙ほか)
- Re: 幽遊白書 - 光影の少女 - ( No.3 )
- 日時: 2013/08/19 22:56
- 名前: べるりん ◆LL2ucVkJQE (ID: 5D.A9gym)
「アッハハハっ!!なにこれ浮いとるぅぅぅぅぅ!!?」
現状分析しますとね、うん。はい。フワフワ浮いてます!!
002:どーほーさん
ってんなこと言ってる場合じゃないんですけどォォッッ!!!?
何で私空中に浮いてるの!!?何で遥か地上に私倒れてるの!!?
そして地上の私の周りには大勢の人だかり。あの子とミケちゃんもいる。
「どどど、どういうこと…??なんで…??」
「——おーおー。お前も馬鹿な奴だな〜。猫と子供助けようとして死ぬなんてよォ」
「あ゛ぁ゛??って…、アンタ誰??人間外の生物は受け付けません!!!」
「テメーが言うなっっ!!!」
黒い髪をオールバックにした目つきの悪い少年が目の前にいた。
緑色の制服を着ているソイツの体も透けている。
ということは……私と同じかな??何か知ってるかも??
「俺ぁ浦飯幽助【ウラメシユウスケ】。つーかその制服、皿屋敷だろ??だったら俺のことなんて知ってるんじゃねぇの??」
「恨めしいゆうすけ??何??ゆうすけって子の事恨んでるの??うっわ悪霊かよ〜。逃げるが勝ちだなこりゃ〜」
「何コイツッ!!?何か色々と面倒臭ッッ!!つか後半ソレ独り言のつもりかよテメェ!!?すんげー聞こえてるんだけど!!?」
「私は篠倉杏樹!!皿屋敷中二年のキラキラ女子!!夜・露・死・苦ゥ!!」
「なぁお前ボコっていい??マジでボコっていい??」
全く話の噛み合わない人だな〜コイツ。ってアレ、原因私??
まぁ何やら恨めしい幽助君も事故にあったみたいです。
道路に出た子供を助けようとして……って。
「ソレ私のこと笑えねぇじゃねぇかこのボケがァッッ!!!!」
「グガフッ!!!アレ!?殴れんのか!?幽霊同士って殴れんのかよ!?テンメェェェ一発ヤらせろォォぅッ!!!」
「キャーココニ18禁発言シタヤローガ居ルヨー。ヤラセロトカ言ッテキター。キャー」
「なぁお前まじで殺していいか??」
頭にお怒りマークを浮かべている恨めしい幽助君。
っておう、私殴っちゃったよ彼のこと!!何かスッキリ!!!
「何テメェ妙にスッキリした顔してやがる。やんのかテメェ」
「いやんどこ見てんのよこの変態!!どーせ頭ん中いやんあはんなことしかないんダローがこんにゃろー!!」
「それが普通の中二男児の脳内だ…って何言わせてんだテメェッッ!!!!」
「ノリツッコミ良くなってきたよ〜いいねぇ、恨めしい幽助君!!」
「何様だお前!!?ってか俺浦飯幽助なんですけど!!?」
面白いなぁこの人!!ってこんなことしてる場合じゃないよ!!
気づいたら地上の私居ないし!!救急車にピーポーされてるし!!!
あぁ…まじで私死んだのかぁ。グッバイマイライフ……。あ、グッバイhgrn!!!ヒャッホウグッバイ!!!
「で……篠倉、だっけ??テメェこれからどうするつもりだ??」
「悪霊になるのだけはゴメンだからね。とっとと死ぬよ」
「いや俺らもう死んでるから。成仏っつーのか??そんなのすんのかよ??」
「知るかよ裏飯屋」
「ンだとゴルァ!!?つか名前違うんですけど!!?あーもう、調子狂うっての!!」
「——はいはい、喧嘩しない喧嘩しな〜い」
突然響いたこの場にあわないのんきな声。つかのんきすぐる。
私と裏飯屋の後ろに、箒に乗った女の子がいた。
空色の髪を結わえていて、まん丸の目をした子。服は桃色の着物。え、かーわーいーいー。
「誰だよオメー」
「あたしは三途の川の水先案内人、ぼたんちゃんよ!!西洋でいうところの死神ってやつかな。ヨロシクね」
「「イヤヨロシクじゃねーよ」」
「あらま、息ピッタリ」
「誰がこんなメスゴリラと!!!」
誰がメスゴリラだあああああああああああああああ!!!!
メスブタなら言われたことあるよ!!?でもゴリラ初めてだよ!!?
杏樹ちゃんのヒットポイントが0になるんですけど!!!???
「ンだとごるあああっ!!!誰がメスゴリラじゃボケェェッ!!!」
「テメーだよメスゴリラ!!!あ、じゃあアレか??メスブタがオルァッ!!!」
「オメーまで言うかブタって!!?あ、ヤバイ涙がホロリ」
「何処に涙が出てんだァァッ!!?ア、アレか、ブタにしか見えねぇ涙か、あ゛ぁ゛!!!?」
「一回殺させろや裏飯屋ァァ!!ローズウィップでギッタギッタにしたらぁぁ!!!」
「ネタバレすんなごるあぁぁぁっ!!!!」
ブタ!!?そうですよブタですが何か!!?飛べないブタですよ!!?
って言うかヒットポイント0になったんですけど!!!ガラスのハートが壊れた!!!
アレ、なんでHP0なのに死なないの??あ、死んでるんだった。
「なるほど…アンタら、えんま帳の写しそのままの性格みたいね。あたしを見て驚くどころか、漫才繰り広げちゃうなんて」
「「誰が名コンビだゴルァ」」
「いや言ってないからね!!?“名コンビ”の“め”も言ってないからね!!?」
あら、空耳かしら?? ((( キモいぞ )))
オイそこの((()))聞こえてんぞ。おおかた作者だろテメェ。
「浦飯幽助14歳。性格、粗野で乱暴・短気で無鉄砲。その上手クセが悪いし頭も悪い。カツアゲ・万引き・ケンカ・喫煙・飲酒・賭博・歩道の常習犯etc・etc……」
「えんま帳すげ〜。裏飯屋君の性格まんまじゃん。ってか、何??カツアゲ??万引き??マジか〜裏飯屋くん地獄行きだね〜」
「オメェまじでボコる。いつか必ずボコる。ってか、コイツの性格はどーなんだよねーちゃん!!?」
「篠倉杏樹14歳。性格、天真爛漫で破天荒・馬鹿でドジで一日に二回はコケる・でも隠し事をできない純粋な面もある・喜怒哀楽の感情表現豊かで表情がコロコロ変わる・馬鹿でドジで無理ができない・遅刻やサボリの常習犯・馬鹿でドジだけど喧嘩はそこそこ強い」
「おいおねーさん今馬鹿でドジって何回言った」
「オメーの性格そのものなんじゃねぇ??」
「アッパー食らわせたろか裏飯屋」
「返り討ちにしたらァ。……つかそろそろ名前ちゃんとしてくんね??」
え、今回ここで終わり??キリ悪すぎんだろ作sy——