二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【池田屋編】 ( No.7 )
日時: 2013/09/12 22:21
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: cGVBDhbB)


 瑠李様

じゃあタメで行きませう(^-^)!

カケコプターは私の欲しいものなんばーわn(((
空を自由に飛びたいのさ!←

見に行ったよ〜! 銀さんの双子設定、凄く面白い!
琥時ちゃん可愛すぎて羨まし(((

カキコでは銀魂小説書かないの??(・ω・)+

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 真選組三番隊隊長と副隊長は、
 自分たちの仕事以外ではよくおサボりする。


 03訓 一度会った奴の顔は忘れるな


「あ〜…! ホント酷い目にあったよこの前はァァ…!」
「そうでスね。いや、俺マジで心配しましたよ肘肩体調」
「隊長サヨーナラーって言ってたの誰だっけ? つか字が全然違うからねイヤマジで」


 あれから4日ほど経過…それにしても最近三番隊はお暇。
 結局桂にも会えなかったし、なんか爆発に巻き込まれて終わっただけの気がする。

 つーか私を場外ホームランにしたチャイナ娘…マジで許さんぞ…!
 え? 大人気ない? 聞こえない聞こえない。


「て言うか見回りって言ったってアレですよね、俺らサボりですよね」
「だってまァ私達は攘夷志士専門だし? いーんじゃない?」
「副長に怒られても俺は知りませんからね? 逃げますからね?」
「ふざけんなよアンタも道連れだよ」


 八雲は意外と薄情な奴なんですよ、えぇ…。
 おかげでよく私は1人、置いていかれてしょっぴかれそうになる。

 …ただ単に八雲がサボっているだけとも言う。


「あ〜、喉渇いた。甘い飲み物をおくれ〜」
「マジっすか。俺はフ○ンタグレープでいいっすよ」
「何で普通に奢らせようとしてるの?」


 イン・ザ・コンビニ。私は苺牛乳を求めるのだ。
 アレがないと私は生きていけないからね…!


「あ、あった…あ?」
「あ」


 誰かと手が重なって相手を見れば銀髪の天パ男。
 …どっかで見たことがある気がする…んだけど、私が知ってる銀髪はアフロだからなァ…?


「…ちょっとあの、手ェどけてくれません? ラストなんですよコレ?」
「いやいやいやァ、君がどけるべきでしょ? この前のテロリスト容疑も間違ってたことだしねェ?」
「てろりすと容疑? あ、よく分かんないけどどうもご苦労さんです〜」
「え、何? おたくもしかして俺のこと覚えてないわけ?」

「いや、私が知ってる銀髪はアフロだけなんで。死んだ魚みたいな目ェしてんのは似てるけど」
「何さりげに酷い事言ってくれてんのォォ?! 死んだ魚みたいな目ェはね、いざとなれば輝くんだよ!」
「アホですか。死んだ魚の目は輝かないよ。死んでるんだから!」
「それは正論! でも俺は死んだ魚じゃねェの! “みたいな”目ェなの!」



 何かこのやけに高いテンション、覚えある気がするししないし…。

 

「ホラ、俺だよ! あの池田屋の時の俺だよ!」
「オレオレ詐欺お断りィィィィッ!!」
「ちげェェェッ! あの爆弾の時の俺だよ! アフロだった時の!」
「…そうそう、私が知ってるのはアフロだっての。天パに興味はねェ!」


「ちょ、何その態度?! 天パなめんなよ! 天パに生まれた人間の気持ち分かんねぇだろがァァッ!
 大体テメェこそ瞳孔開き気味だろーがっ! 女っけねェし! それでも女かコノヤロー!
 せめてでもその隊服、女物とかねェのかよ! スカートとかスカートとかスカートとかァァッ!!」


「瞳孔開き気味なのはねェ、アレだよ、アレなんだよ! 兄譲りだ馬鹿やろォォッ!
 隊服は女物作ってあげるって言ってもらえたよ? でもねェ!
 女物似合わねェんだよ私ァァァァッ!」

「知るかボケェェェッ!!」



「「テメェらうるせェェェッ!!」」


 ぶべるァァッ!
 私と銀髪天パの顔面にナイスな蹴りがヒットォォッ! 痛ァァァァァァァいっ!


「隊長、たかが苺牛乳にどんだけ時間かけてるんスか。つーか店内の人迷惑してんだよ気づけや」
「ひどくない? それが隊長に向かっていう言葉? てゆかねェ、この銀髪男がァァッ!」

「銀さん! 店内にいる人にすっごく迷惑になってるって分かんないんですか?!」
「知るかァァッ! 大体この女っけのねェ女がだなァァァッ!!」


「「あ」」


 八雲と銀髪天パに蹴りを入れた眼鏡男の目が合ってフリーズしている。
 アレ…? この眼鏡男もどっかで会ったきがするんだけど…?


「こ、こんにちは! えっと…三番隊の副隊長さん、ですよね?」
「あァ。この間のテロリスト事件ではどーも。結局アンタらは何だったんだ?」
「巻き込まれただけです。あ、そちらの方は…」


 眼鏡男が私の方を見て何か固まってる。…どうして?


「あの…三番隊隊長の、土方栄蓮さん…ですよね?」
「へ? アッハハッ、人気者は辛いねェ〜」
「いや貴女の人気の意味は常人とは違うと思います」
「どう言う意味だダメガネ」
「誰がダメガネだァァァァァァァッ!」


 おっ、コイツツッコミ系だなコノヤロー。


「僕は志村新八です! で、こっちが」
「坂田銀時だ。いいか、天然パーマに悪い奴はいねェんだぞ!」
「いや目の前にいると思うんですが」
「どーゆう意味だぱっつぁん」

「俺は三番隊副隊長、風霧八雲です。どーぞよろしく」
「土方栄蓮でーす。…で、私の名前は誰から? と言っても、桂あたりなんだろうけど」


 そう言うと坂田銀時と志村新八は表情を固くした。
 そんな警戒しなくてもいいのにね。とって食うわけじゃないし。


「桂さんから聞きました。…すごく、お強いとか」
「かいかぶりすぎだよ〜。私なんか全ッ然〜」
「この人典型的にヤな奴タイプですから気をつけた方がいいっすよ2人とも」


「どーゆう意味なの八雲
 で…まァ、直球で聞くね。アンタら…攘夷志士?」


「違います。巻き込まれただけなんですってば」
「じゃあ何で逃げたんスか?」
「そりゃ追いかけられたら誰でも逃げるだろがァッ! 誰も人の話を聞きゃしねェ」
「イヤ、だって見るからに怪しいですもん」

「「どーゆう意味??」」


 そのまんまの意味でィ!
 んでまァ…攘夷志士に関係はないと言っているけども…。


「もしも嘘だったら…しょっぴきますからね?」
「まじか。でもお前、相手が刀を抜かねぇ限りはテメーも抜かねぇんだろ?」
「そんな事まで教えられたんですか。ッたく…死ねバ桂め」
「アンタさりげに毒吐きますね」


「オーイ銀ちゃーん、新八ィ〜。こんだけ酢昆布買ってほしいアルよ〜」


 …この、声は……!


「あ。アントキノババアじゃねぇアルか!」
「アントニオイ○キみたいに言わないでくれる?! 
 つーかチャイナ娘ェェ…! よくも場外ホームランにしてくれたなァァッ…!」

「ナンノコトアルカ」
「とぼけるなァァッ! 忘れたとか言わせないよ?! ってゆかババアって呼ぶのやめてくんない?」
「私から見れば充分ババアアルよ」
「八雲、一般人って殺しても罪になんないよね? うん、なんないよね」
「なるに決まってんだろ」




(第一印象が悪い奴に対するその後の印象は)
(たいていが悪いまま変わらないものさ)