二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【松平栗子編】 ( No.105 )
- 日時: 2013/10/19 17:12
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: eD.ykjg8)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11642339080.html
sora様
八雲はノリの良いやつなんですw(´∀`) と言うより好奇心旺盛←
分かりませんw((オイ けどまァそれでも栄蓮は兄を痴漢と叫びます(笑)
サイダー様
八雲はノらなそうでノる奴なんですw
笑いが止まらないだなんて言ってもらえて嬉しいです(´∀`)!
土方兄妹はボケツッコミ備えてますww
————————————————————————————————
メリーゴーランドに乗り、次はコーヒカップと回転系ばかり。
見事に酔った栄蓮を支えながら、土方は見張りを続けていた。
「おぼろろろろろろろ…」
「開始早々そんな出オチィィィ?! ちょっ、大丈夫かよ?」
大丈夫じゃないよォォ…! 私あんな風に回るの嫌いなんだよォォ…!
あァァァ…気分悪いィィィィ…!
「次はジェットコースターらしいが…お前は休んどくか」
「…ううん、多分だいじょおぼろろろろろろろろろ…」
「大丈夫じゃねェだろォォォォォッ!」
41訓 人の恋路は邪魔しちゃいけねーんだぞ! 覚えとけェェ!
「ウホホホホホーイ! ジャェェェットコォスタァァァァァッ!」
「何コイツ?! さっきまでと全然違うんだけどォォォッ?!」
元気いっぱいじゃァァァァッ! ジェットコースターはいけるからね!
何か総悟が凄い嫌がらせするらしいけど…大丈夫かなァ?
「じゃあ俺はあの長官と乗るからお前は八雲な」
「らーじゃ!」
「そのらーじゃってやめてくんない? 何か腹立つんだけどォォ?」
さてさてジェットコースター! 隣にはグラサン八雲!
…って言うか八雲、確かジェットコースター…が…。
「…ねェ、八雲」
「…ナンスカ」
「アンタ…ジェットコースターダメじゃなかった?」
「…回転系ナライケルンスケド」
「いやこれ回転しないから」
え、ちょ、待て。待て待て待て待て。
とんでもないキャラ崩壊警告が出てるんだけど…待て待て待て待てェェ!
「ちょ…っ! 何で乗ったのォォォ?!」
「とっつぁんが乗れ乗れってェェェェェ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
「じゃねェェェッ! 降りて! 今すぐおり——」
「…っ!!」
は、発車したァァァァッ! あ、思ったよりキツいかな…!
って…私でこんだけ来てるってことはァァァ…!
「やくっ——」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! ギャァァァァァァァァァァァ!!
うわあぁあぎゃぐあぁぁああやあぁあぁぁうあぁぁあぁっ!!!!!」
「キャラ崩壊ィィィィィィッ!!!!」
つーか何て言ってんだァァァァッ?! 作者テメェェ適当にうちすぎだろォォッ!
そっ、そうだ! とりあえず総悟の様子を見とかないとォォ!
「——あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
「「ぶっ」」
何か顔面ヒットォォ?! そのまま後ろの兄さん達に流れたァァァ!
何?! 何ィィッ?! って総悟ォォォォッ?!
「ベルト締めんの忘れた! ベルト締めんの忘れた!」
「何してんだァァァッ!」
「はわわわわわわ」
「テンパリまくりじゃねーかァァァ!」
「Sだからこそ打たれ弱いの! ガラスの剣なのォォォ!
たたたた助けてェェ!! 土方コノヤロー!!」
キャラ崩壊第二弾んんんんんん!! 兄さんが髪ひっぱられまくってるゥゥゥ!
ってここ宙回転だァァァァァ! 急落下ァァァァッ!
「「「「「ぎゃああああああああああああ!!!!!」」」」」
—
「……(チーン)」
「……兄さん、風霧八雲くんがログアウトしたよ」
「ログインさせろォォォォッ!!」
八雲が死んだァァ…。ほんっとなんで乗るんだよォォ…。
イヤ私も言えないけどもォォォ…!
「…そう言えば総悟の作戦はどうなったの? てゆかどんな作戦だったの?」
「……彼氏の方に【ピー】させる作戦」
「どんな作戦だァァァァッ!!」
いや【ピー】に入るのは…アレだよ! ウから始まってコで終わるやつだよ!
ほんっと…どんな作戦考えてんだよォォォ…!
「で…うまくいったの…?」
「…いや、いくにはいったんだけどな…彼女の方が引かなかった。
寧ろ優しく温かく受け入れてた」
「マジか?!」
栗子ちゃんスゲェェェ! 私だったら引くけどなァァァ…。
…にしても八雲大丈夫かコレ? 完全にログアウトしてるけど?
「アイツら…今度こそ潰す気で行きやがった。
観覧車に乗る2人を止めるらしいぜ。…オメーはどうする?」
「止めに行く。人の恋路邪魔しちゃダメだっての! ね?」
「…だな。行くか」
「……兄さん、そのグラサンとマヨネーズ型の銃は何?」
「兄さんじゃねェ。俺は愛の戦s」
「やめてェェェェェェェッッ!」
—
——栗子とその彼氏…七兵衛は観覧車に乗り、ついに頂上付近まで来ていた。
やはり観覧車。ムードがそれらしきムードになってきたその時…。
「なっ…」
「なんじゃありゃぁぁぁぁぁ?!」
栗子たちの乗る観覧車の付近に、ドアの開いた黒いヘリコプター。
そこにはグラサンをかけ、銃をかまえた男が3人。…言わずもがなである。
「「「殺し屋侍13(サーティーン)、お命ちょうだいする」」」
「はァァァァ?! 何ムチャクチャなこと…」
「きゃああ! 誰か助けっ…?!」
その時だ。栗子は建物の瓦の上に何者かが立っていることに気がついた。
黒髪にグラサンの男だ。その後ろには紫髪に肩を貸している黒髪ポニーテールの女。
「トシィッ?! 栄蓮にログアウト八雲ォォッ?!」
「ログアウト八雲って何」
「——トシぃ? 誰だそれは」
そう言って土方はマヨネーズ型の砲をかまえる。
「俺は愛の戦士、マヨラ13(サーティーン)。人の恋路を邪魔する奴は…消え去れ」
「(すごく決まったなオイ)」
土方は発砲する。それが殺し屋侍13の乗るヘリにあたり、ヘリは落ちていった。
フッと土方は銃口に息を吹きサングラスを外すと、栗子と七兵衛の方を見た。
「2人いつまでも仲良くやりな。——じゃあな」
「…決まったねェ、マヨラ13(サーティーン)」
「マヨラ13じゃねェよ、土方十四郎だ」
「ややこしいんだけど」
「——待ってくださいませ、マヨラ13様!」
栗子から静止の声がかかる。ふっと栄蓮は嫌な予感がした。
「あのォ、もうこんな脱糞ヤローとは別れるでございまする!
だから私とつきあってもらえないでございまするか!」
「…………」
「…とっつぁんに殺されるね、兄さん」
…ドプンッと、土方は水の中へと落ちていった。
(…愛なんて)