二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【キャバ嬢編】 ( No.110 )
- 日時: 2013/10/21 21:55
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: hzDRnUrf)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11646441742.html
参照≒ログアウト八雲です(´∀`)
グホッってなってます。白目むいてます。ログアウトしてます((
sora様
栄蓮はただのお馬鹿な子です((黙
栄蓮が可愛いだなんて…有難う御座います!
銀さんとヅラを出したのは突発的にです(笑)
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高杉晋助絡み。そして幕府の大官同士の麻薬取引。
そんな危険な雰囲気のするキャバクラに威勢良く乗り込んだ栄蓮だが…。
43訓 ジンクスとか噂は信じてみるのも吉
「紹介するわね。このお方が銀さん、このお方がキャプテンカツーラさんよ。
銀さん、キャプテンカツーラさん。この子は新入りの蓮ちゃん。ホラ蓮ちゃん、御挨拶御挨拶」
「「「…………」」」
…イヤ、ご挨拶もなにも…めちゃくちゃ知ってるお方なんですが。
で…でもコレ潜入捜査だし…バレない方がいいよね、ウン。
「え、えっと…は、初めまして! 蓮でーす!
銀さんにキャプテンカツーラさん、隣失礼しますねー?」
「「イヤ何してんだ」」
あわせろやァァァァァァァァァァ!
ちょっ、潜入捜査なんだってば! バレたら終わりなんだってば!
「銀さん、キャプテンカツーラさん。ドンペリでいいわよね? 安くしますよ?」
「おゥ…、そりゃァいいんだけどよォ…」
「この女どこからどう見ても…しんせグブフッ!」
「蓮ちゃんんんん?!」
酒瓶をキャプテンカツーラ殿の額にクリティカルヒットォォォォォッ!
それ以上は言うなァァ! それ以上は言うんじゃないイイイッ!
(言うなつってんのォォォ! それ以上口開くんじゃねェェ!)
(ちょっ、お前マジ何やってんの? 美人だとは思ったけどホント何やってんの?)
(仕事だボケェェ! アンタらこそ何つータイミングでいるんだァァァ!)
(グフッ…。俺達も捜査に来ただけだ。貴様と変わりない)
(もうどうでもいいけどバラさないでね? いやマジで頼むよ?)
小声トーキングゥゥ! ヤバ、ハルさんに不審な目で見られてるゥゥ!
な…なんとか立て直さないとォォォォ!
「ハッ、ハルさん! ドドドドドンペルィィィニョ来ましたか?!」
「ドンペリでいいわよ? きたみたい。さ、銀さん、キャプテンカツーラさん。
銀さんは私がお酌しますよ」
「お、ハルがお酌してくれんのか? サンキューな」
「蓮ちゃん。蓮ちゃんはキャプテンカツーラさんにお酌してあげて?」
「何? 何故俺がこの天敵のひじか」
「ドンペリどうぞォォォォォォォ!」
「グホォッ」
「蓮ちゃんんんんんッッ!」
ヒット第二弾んんんん! だから言うなっつってんだろォォォォ!
昇天しかけのヅラの頭はお酒でビショビショ。…サーセンね。
周囲は結構忙しい状況のため、ハルさんが布巾を取りに行ってくれた。
「…で。マジでオメーは何してんだ」
「声が大きい…、…あと仕事内容は口外禁止」
「ケッ」
「そういうアンタらは?」
あ、ヅラが起きた。
…てゆかキャプテンカツーラって何? キャプテンの衣装着てるけど。
「このキャバクラで…幕府の大官が麻薬取引をしていると言う話を聞いてな」
「! アンタらも…?! …あ」
「……貴様もか」
…言っちまったよ。まァ…目的の一つは同じみたい。
「で…何故に天パまで? アンタやっぱり攘夷志士?
桂と一緒にいる時点でかなり怪しいんだけど?」
「バカヤロー、原作主人公が逮捕されたらこの小説終わるぞ?
…俺ァただ巻き込まれただけだ。ヅラとはまァ…そんな感じの仲だ」
「いやどんな感じ?」
「蓮ちゃん。布巾持ってきたわよ?」
「あ、有難う御座います。さ、キャプテンカツーラさん。お拭きします〜」
「それくらい自分でできいだだだだだだ! ちょ、ハゲる! ハゲる!
貴様ァァもう少し手加減せいだだだだだだだァァァ!」
「ゴッシゴッシいきますよォォォォォ!!」
「蓮ちゃんんんんんん!」
—
…とりあえず一旦落ち着いたかなァァ…?
今私は天パ達の元を離れて、布巾を元に戻しに来た。
…仕事しなくちゃいけないんだけど。
「——ほォ…今回のはまた高値ではないか」
「——それくらいに高度なものなのじゃ。どうじゃ、買うか?」
「——ではこれくらいでいかがでしょう」
「……!」
いきなり聞こえてきた声。コレは…外?
少し開いた裏口扉から聞こえてくるコレは…間違いなく麻薬取引の会話。
…ガセじゃ…なかったんだ……。
「…無線無線…」
小型の無線をつけて、兄さんへと繋ぐ。
気配をたって扉の近くまで近づいて外を見ると…あ、やっぱり麻薬だ。
…あれま。大官複数人と…アレ店長じゃね? 店長も繋がってたかァ…。
[——こちら土方。……栄蓮か?]
「イエスアイアム。あんまり大きい声は出せないんだけど…聞いてね。
今私の目の前で麻薬取引が行われてる。…至急確保しようか?」
[あァ。…とぼけられても困るからな。盗聴器あるか?]
「もちのろん」
[お前ホントそう言うのだけは準備いいよな…]
「大官複数人と“silver soul”の店長が絡んでる。
あ、ちょっ…一旦切るね。何か移動し始めたから」
[了解だ。…ぶっ潰すには総員がいいか? 店長絡みだろ?
となると…他の店員も絡んでいる場合があるからな]
「おーけい。待ってまーす…」
無線をきって移動し始めた大官達と店長を追う。
…さーてと。どのタイミングでぶった斬ろ…って、あ。
私…今…、刀持ってねェェェェェェェェェェェ!
「ちょ…こちら栄蓮んんん! 応答しろやボケ兄さんんんん!」
[誰がボケだァァァッ! どうした?!]
「私いま着物! 刀持ってない! しかも動きにくい! どうしよ?!」
[嘘だろォォォ?! ったくテメェはァァァァ!
と、とにかく…手は出さなくていい! ただ見失わないようにだけ追え!]
「ら、らーじゃ!」
[すぐに行ってやる! 持ちこたえろよ!]
「あいさァァァ…!」
っと…。キャバクラから何か離れていくけど…どこに行く気?
…ヤッバ、動きにく——ッ、
——カランッ…
「ッ?! 誰かいるのか?!」
や…やっちまったァァァァァァ!
着物の裾につまづいてこけかけて近くにあった物落としたァァァ!
「に…にゃぁぁぁぁお! ゲッホゲッホ!」
全身全霊で猫の鳴き声を真似てみたァァァァァァ! そしてむせたァァ!
こんな人間的な猫いないよね?! もう終わったんだけどォォ?!
「何だ猫か」
「驚かせよって。…さァ、早く行こう」
アホだったァァァァァァ! 大官達+店長アホだったァァァァァ!
どこにゲホゲホむせる猫がいるよ?! いやマジアホでよかったァァァァ!
「——ククク…随分と大きな猫がいたもんだなァ?」
「……!」
ゾクリと、背中に走る何か。
首筋にあてられている冷たい感覚。
「奇遇じゃねェかァ、女隊士ィ。……久しぶりだなァ?」
「た……か…す……………ぎ」
イヤ……丸腰なんですけどォォォォォォ!
(蓮ちゃん遅いわね…。ちょっと様子を見てくるわ)
(了解)
(…銀時、俺達もそろそろ行くぞ)
(おー、りょうか——)
(——御用改めである! 真選組だァァァッ!)
((…え))