二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【カエル編】 ( No.15 )
日時: 2013/09/16 18:12
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: iuL7JTm0)

 瑠李様

ヅラのキャラが結構好きなんだよーw(´∀`*)笑
あの何処か抜けた感じのキャラが面白いから((

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「御用改めである〜」
「神妙にお縄についてもらいましょう〜」
「もっと気合入れろやァァァッ!!」


 06訓 仕事の後に嫌なことがあると凄く腹が立つ


「え? あァ、ごよー改めであァァァーるっ」
「神妙〜にお縄につきたもぉれぇ〜ッ!」
「そぉゆう問題じゃ無いんですけどォォォッ?!」


 アレ? 何でこの攘夷浪士はツッコミかましてくるんだろ?
 普通だよね? いつもこんな感じで兄さん乗り込んでるよね?


「オイ兄貴! 何なんだよこの2人?!」
「いや真選組だけどサ! 全く気合感じられねーよ?! 何しに来たのコイツら?!」


 だからアンタらを捕まえに来たんだってばよ!
 
 兄さんにとある攘夷浪士のグループを潰して欲しいと頼まれた私と八雲。
 まさかのまさかの2人だけで遠く離れた土地までやってきていた。


「幕府の大官1人の命を狙ったアレとして捕まえまーす」
「アレってなんですかァァッ?!」
「て言うか何者なんだテメェらはァァッ! 見た事ねぇぞォォッ!」


 見た事ないねェ…まァ、基本的に三番隊は攘夷浪士専門だから。
 それ以外には基本的に私と八雲はサボ、じゃなくて関わらないようにしてるからね!


 ほとんどは他の隊士に任せてる感じだから。


「主に攘夷志士・浪士討伐専門の三番隊の隊長でぇぇぇす」
「俺ァ副隊長でぇぇぇす」
「なめてんの?! アンタらなめてんの?!」
「ちょ、待て兄貴! 俺、何か聞いたことあるぜ!」


 1人が何か叫んだかと思うと、10人程の浪士が円になって話し始めた。
 何ですかこのゆるーい感じは。斬るよ? 斬っちゃうよ? いいの?


「フッフッフ…三番隊隊長、貴様は敵が刀を抜かなければ己も抜かないらしいな!」


 何で私の顔知らなかったのにんなこと知ってるの。


「だったら…コレでどうだァァァッ!」


 素手で襲いかかってくる攘夷浪士共。
 いやアホじゃね? つーかアホでしょコイツら?


「確かに私は素手相手には刀抜かないけどさ…」
「ッ!」
「だーれが素手でやれないって言った?」
「ふがっ!」


 1番先頭にいた奴にアッパーを喰らわす。
 バイキ○マンチックに何か叫びながら飛んでいった。あ、バイバイキーン?


「コ、コイツ…!」
「——それにね」
「?! ぐああっ…!」


 ザシュッという肉をたつ音。迫ってきていた2人の浪士が倒れた。
 その後ろに立っているのは、冷たい瞳の八雲。


「三番隊副隊長は…素手だろうと何だろうと、容赦ないからね」
「なっ…何だコイツ! 強っ——ガァァッ!」
「ゲロォォッ!」
「ゴフッ!」
「ちょ、今途中なんか変な叫び入りましたけどォォォッ?!」


 誰ですか恐怖のあまりに吐いたのはァァァッ?! あ、何か悪臭が。
 
 ターゲットを変更して八雲に向かっていく浪士達。既に全員刀を抜いている。
 それを冷たい瞳で八雲は斬りつけていく。


「副隊長も強ぇぞ…! バケモンだァァァッ!!」
「あ」


 終わったな、あの浪士。


 そう思った瞬間八雲は凄い勢いで浪士を斬りつける。
 背中から血飛沫があがっている。


「悪ィけど…」


 全員を斬った八雲は刀を肩に担いで、妖しく笑ってる。


「バケモンって、俺が1番嫌いな言葉なんだよな」
「バッケモーン」
「ちょ、隊長殺しますよ? 亀有の部長チックに言われても腹立つんスけど?!」
「アンタだって昔は私の事バカガキとか言ってからかったじゃん!」
「覚えてるわけねェだろォォッ!」


 気づけば周囲は血の海。…派手にやってくれたなァ、八雲。
 捕まえる予定だったんだけど…ま、仕方ないっか。


「コレにて一件落着ゥゥ! 帰りますかァァッ!」
「いえっさーぁ。…って、あ」


 ベチャって言う嫌な音。…何か、踏んだ、気がする。
 恐る恐る足元を見ると、どっかのシーンで浪士が吐いてた【ピー】。


「……ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!」
「ちょ、落ち着け隊長ォォッ! こっち来んなァァァァッ!」
「今こっち来んなっつったよねェェッ?!」


 最悪だァァァァァっ!



       (格好よく決められないのが)
             (三番隊隊長と副隊長なのです)