二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【柳生編】 ( No.162 )
日時: 2013/11/19 23:01
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: cbSjBA7r)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11704910543.html

参照≒「オリキャラ達に色をつけてみた(´∀`)」アップ。
栄蓮の変わらなさにふいた((


 竜様

オリキャラにつきましてはナギの方で言った通りです(´∀`)
二度も無駄に長いのを最初から読んでいただけたとは…! 有難う御座います!

 Sora様

二番目がしっかり者っていうこともありますけどねw
栄蓮は土方(兄)に剣以外の全てを持って行かれたようです←
かか可愛いだなんて…嬉しいです。有難う御座います♪

 牡丹様

交換とかダメですよホントォォ! 牡丹様の方が何千何万倍もうまいんですから!(´Д`)
秘訣とかはいまいち分からないんですが…とにかくエンジョイってます←


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 皿を渡された恒道館道場のメンバー。彼らは皿のつけ所で悩んでいた。
 勿論…大将なんてのはとっくのとうに決まっている。


 65訓 常日頃から悪い奴でもたまには役に立つ


「…ええっ?! ぼ…僕が大将ォォ?!」
「当たり前だのクラッカァァ」
「ふっるゥ?! そのネタクソ古ゥゥ?!」


 眼鏡が大将じゃないとねェ。私達、一応今恒道館道場のメンバーだかんね。
 さーてとー…お皿どこにつけよっかなァァ。


「…んな事より皆さんどこに皿付けるんでィ? これでけっこう生死が分かれるぜィ。
 土方さんは負けるつもり一切ないんで眼球につけるらしいでさァ」

「オイ。眼球えぐり出されてーのかてめーは?」

「どこの独眼竜ッスか」


 うん、ある意味独眼竜だね。皿だけど。レッツパーリィーじゃないけど。
 つか兄さん、そのまま行くとホントにえぐりだされるよ?


「グダグダ考えても割れる時は割れるんだよ。適当に張っとけ適当に。
 …よし、俺はここにしよう」

「だからなんで俺だァァ!! てめーの皿だろーがァァ!!」


 兄さんの眼球は両方えぐりだされそうだネ! …いやグロすぎじゃね?


「片目だけだとむこうの九兵衛とキャラがカブるだろーが!
 空気を読めェェェ!!」

「読んでみろ土方ァ! お前なら読めるはずだ土方ァァ!」

「黙っとけやドSコンビ!」

「チェッ、しょうがねーなァ。…んじゃ俺ァこっちに行きまさァ」

「ギャアアアアアアッ?! シャットダウンンンン!!」


 右目がァァァ! 右目が見えねェェェェ!


「何してんの総悟ォォ?! アンタの皿でしょォォッ!」
「ヨシ、んじゃあ俺もそうしよう」
「乗ってんじゃねーぞ天パァァァ!」


 し…視力が奪われたァァァ! 持って行かれたァァァ!
 ク、クッソォォ…こんな事してる場合じゃないのにィィィ!


「あれ、隊長外しちゃったんスか? 似合ってたのに」
「全く嬉しくないんですけど?! どんな似合い方?!」

「銀ちゃーん! 私スゴイ事考えたアル! 足の裏!
 コレ歩いてたら見えなくね? スゴクね、コレ?」

「あ、いいねェチャイナ娘ェ」

「ダロ、ババア! これなら絶対気づかれないアル!
 キャッホオオオオオオ!」


 ——パキッ

 …あ。チャイナ娘のつけてた皿が割れた。
 …何かチャイナ娘しゃがみこんでるんだけど? え、何? どったの?


「…痛〜。何か踏んだアル、切れたアル、足。ヤベッ、コレ立てね!」
「どんなごまかし方ァァァ?!」
「おまっ、何してんだァァ?! 勝負始まる前に皿割るってェェ!」
「…つか隊長。アンタ“いいねェ”とか言ってませんでした?」
「……………。…気のせい気のせい」


 い、言ってない。言ってない。言ってないでいいんだよォォォ!
 言った本人が言ってんだから言ってないで…あ。


「まだ勝負始まってないし取り替えてもいいんじゃないんですか?」

「待て。敵の作戦がわからねー以上単独行動は危険だ。
 近藤さんは大将の守備。他は二人ずつに分かれて……」

「じゃあ私と銀ちゃんで決まりアルナ。汚職警官とタッグなんて嫌アル」

「それはこっちのセリフだ。オイ総悟、行く…」

「土方さん、ドSコンビ勝手に行っちゃいました」

「…………」


 何してんだアイツらはァァ! …仲いいのね。


「んじゃ、私と八雲はあっち行くから」
「さいなら〜」
「あ゛あ゛あ゛あ゛! 待てヨババア! せめてでもババアがいいアル!」
「せめてでもって何だコラ」
「こんな瞳孔ニコチンマヨとなんてイヤヨ! 不潔ヨ! マヨヨ!」
「マヨヨって何だコラァァ?!」

「「あー、んじゃサイナラ」」
「「待てェェェェェッ!」」


 —


「はーァ…何とか兄さん達から離れてきたねェ」
「そーっスねェ。今からどーするっスか」
「とりあえず大将探さないとねェ」


 誰なんだろうなァ…。あのメンバーの中にはいなかったらしいし…。
 てっきり柳生の次期当主さんだと思ったんだけど…。


「つーかさ、あと二人は選出するって言ってたよねあの人達?」
「そーっスね。とりあえず向かってくる柳生家の奴はぶっ飛ばせッス」
「アンタさらっと恐いこと言わないでくれ——っ?!」


 ——ドゴォォッ!
 おっとっと…! なーんか…いきなり、来ましたけど…ッ?!


「柳生家によくもその汚い足を踏み入れてくれやがりましたね」
「何この人ォォ?! 丁寧に喋ってるようで喋ってないんですケド?!」
風神フウジンと申します。どうぞ宜しくしたくねーけど宜しくお願いします」
「ホント何この人?! いちいち毒舌なんだけども?!」


 金色の髪を三つ編みにした男の人ォォ! つーか…力強ォッ…!
 木刀が…なんかっ、変な音たててますけど……?!


「た…隊ちょ——」
「キャハハハハッ! ひゃっほォーいっ! フルボッコタイムだァァァァ!」
「何っかテンション高いの来たァァァ!!」
「八雲ォォォ!」


 今度はオレンジ色のツインテール来たァァァ! 女の子?! 女の子だよね?!
 つーかテンション高ァァァ?! え、オメーが言うなってか?!


「風神ンンン! こいつらやっていい?! やっていいよねーっ!」
「落ち着いてください。じゃあ俺はあっちの黒髪やるんで。無月ムツキはあっちの紫です」
「ヤダァァァ! 僕あっちの黒髪女がいいーっ! だって弱そうだもん!」
「あんだとコルァァァァァァッ!」


 上等だコノヤロォォォ! ぶっ飛ばすぞコノヤロォォォォッ?!
 つーか僕っ娘?! 何それ初めて見たァァァ!


「…改めまして。柳生四天王には敵いませんが…一応そこそこの実力を持ち合わせてます。
 風神と申します。…そしてこちらが」

「む・つ・き・でェーすゥゥ! ぃヨロスクゥゥッ!」

「「何故にそんなハイテンションンンン?!」」


 無月さん無駄にテンション高いよォォ?! 疲れないのかソレ?!


「さってとォォォ! ——とっとと皿割って脱落させてあげる」
「何この子?! キャラ一気に変わったんだけど?!」

「では…貴方は俺とです。まァ…とっとと終わらせてあげます」
「ハハハッ、さっせんねェ。俺、今負ける気してねーんスよ」


 みぞおち部分につけてるお皿。…イヤ、これは一応プレッシャーかけるためね。
 こんなところやられたら…あ、マジ死んじゃう。


「あ、スイマセン。ちょっと皿の場所かえていい? こんなところやられたら死ぬわマジ」
「イヤ隊長ォォォ?! アンタそれ自分でつけてたッスよねェェェ?!」
「今更ながらバカなところにつけてたと気づいたァァァ!!」


「——プハハハッ! 悪いけど、僕そこまで優しくないからァァ! 
 第一…そういう時にやってやんのも好きなんだよねェー?」


 とんっでもないエス発言してる僕っ娘がいるけどォォォォ?!
 

「はーいひとりサヨーナラァ!」
「ッギャァァァァスッ?! みぞは無理ですゥゥゥ!」
「隊長ォォォッ?!」




















「「 なんつって 」」


「「!!!!」」



 ——ドカァァァッと、無月と風神が吹っ飛ばされる。
 地面に叩きつけられ、二人は少々むせているようだ。


「ワリーッスねェ。普通の女にこんな事すんの、趣味でもねーんスけど」

「な……ッ」

「ごめんなさいねェ〜。けど私達もお妙さん取り返しに来たんで。
 …負けてらんないんですよォー? 何をしてでも、ねェ」

「貴様ら…ッ!」


 ニタァッと栄蓮と八雲は笑う。
 “それに…”と二人は同時に続けた。


「私らは常日頃から、もォーっとすんごいS相手にしてんの」

「それに比べりゃァアンタなんて可愛いモンッス。
 だからアンタの行動なんて俺らには手に取るように分かりますよ」

「ソイツどんだけSなの?!」



(よォよォ、最後の勝負と行こうじゃねーか…っくしゅんっ!)
(なんだヨ、風邪アルか。うつすんじゃねーゾ)
(るせーよ)

 —

風神→凪の苗字、神風から
無月→なんとなく←

ちなみにモブキャラです(´∀`)