二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【カエル編】 ( No.17 )
- 日時: 2013/09/16 21:46
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: aksXRGAk)
瑠李様
気合を求めちゃいけませんww
いつだってのんきなんです、ひょうひょうとしてるんです((
いつもコメントありがとうね!(´∀`)
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——笑え笑え! 笑った方が人生楽しめるぞ?
——栄蓮は凄いなぁ。今日もボコボコにされたされた! ガハハハハ!
07訓 人間守りたいものがあってこそ強くなる
「た…ただいま、戻りましたァァ…」
「あ、栄蓮隊長に風霧副隊長! お帰りなさーい!」
「お、ザキ!」
(ゲロを洗って)任務から帰還した私と八雲。
そこには山崎退、通称ザキがブンブンとミントンを振っていた。
…兄さんに殺されても知らないよ?
「山崎ィィィ! てめっ何やってんだコノヤロォォ!!」
「ギャァァァァァァァァッ! ちょ、栄蓮隊長助けて下さいィィィッ!」
「オーケイ、我が命にかえても」
「腹立つっ! 何か腹立つッ!」
だーから殺されるって言ったじゃん。…いや、言ってない?
私の後ろにザキが隠れる。それを見て兄さんは私に気づいたみたい。
「…帰ってたのか」
「うん、何とか無事にね。ゲロにやられたよゲロに」
「ゲロォォッ?! おま、誰と戦ってきたんだァァ?!」
あ、気を逸らせたっぽい? 恐る恐ると言った感じでザキは私の隣に立つ。
「八雲も御苦労だったな」
「ども。報告は“とにかく斬りつけました”です」
「お前また見境なく斬っただろ? 捕まえろって俺言ったよね? ねぇ?」
「お褒めに預かり光栄です」
「褒めてねェよォ?!」
八雲の中では“捕まえろ=殺せ”だからね!
目の前の敵を全員斬り伏せるのがこの風霧八雲さ!
「お、栄蓮に八雲! 帰ってたのか!」
いきなり響いた陽気な声。久々に聞いた、声。
ゆっくり振り返ると、そこには近藤さんがいた。
「ゴリッ…近藤さぁぁぁぁぁぁんッ!」
「ちょ、今ゴリまで言ったよね?! 久々に会ったのにゴリラって言いそうになったよね?!」
だって見かけがゴリラっぽいんだも…ゲフゲホゴホッ!
近藤勲。我らが真選組局長。私の…守りたい人。
行くところもなく頼れる人もなかった私達土方兄妹を受け入れてくれた人。
「また美人になったなぁ、栄蓮! 怪我はないか?」
「近藤さん…アンタそれ洒落になりやせんぜィ」
「おい総悟、どう言う意味よ? …怪我はないですよ」
やっぱり近藤さんは近藤さんだなぁ。
この笑顔を見るとすごく安心できるんだよねぇ…。
真選組三番隊隊長という立場だけど、私が守りたいのは幕府なんかではない。
「そうかァ! そりゃー良かった! 八雲も怪我はないか?」
「ないッスよ。近藤さんこそまた変なことに手を染めてませんか?」
「してないしてない! 女の人に惚れてなァ、日々見守ってたくらいさ! いいことだろー?」
「…それ、ストーカーって言うんじゃないスか?」
うん、ストーカーだよね。…いいのか真選組?
まぁ、こんな感じの人なんだけど。私が守りたいのは…この近藤さん。
まとめると…真選組のみんな、かな。
「ま、何はともあれ無事で良かった! ゆっくり休めよ!」
「ありがとうございます」
「栄蓮…テメェ何かゲロ臭ェぜィ?」
「沖田隊長…それ禁句ッス」
靴の裏はげるほどにこすって洗ったのにィィィィィッ!
「っと、栄蓮。テメェ早く自分の部屋に戻れ」
「? なんで?」
「…実はな」
兄さんが煙草を吸いながら口を開いたとき。
背後に謎の気配を感じた。知っている気配じゃない。…敵?!
「ん? こやつ…女ではないか?」
「……」
振り向いたところにいたのは、かえるの天人。蛙。帰る。…カエル?
「あ、…やばいっスね」
「ヤベーねィ」
「…ヤベーだろ?」
カ エ ル ? ゲ ロ ? ゲ コ ?
「ほほぅ…色気はないが顔はなかなかだ。ちょいと暇潰しの相手をしろ」
「…………」
「男ばかりで飽き飽きしていたところだ。…おい、聞いているのか?」
カ え ル ?
「ッギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!」
(あ、そういえば栄蓮隊長…)
(蛙、苦手だったっけか……)
(目見開いたまま固まってるっスね)
(ちげェよ。あれ…)
(気ィ失ってるんでィ)