二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【芙蓉編】 ( No.215 )
日時: 2013/12/21 00:03
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: pymfwt0Q)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11733146396.html

 
 sora様

こんな設定だったらいいのになーという…願望です((←
感動なんて…嬉しいですッ! 有難う御座います♪


 牡丹様

私はその言葉を聞けて感動と感激と涙とetc((
感動したと言ってもらえて嬉しいです! 涙腺?! 何かもうホント有難う御座います!


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 ——その松葉杖の女が捨てに来たのは一つの袋だった。生臭い匂いを放つ血のしたたる袋。 


 妙だと思ったが清掃員は中を改めずにゴミを収集車に放り込んだ。


 何故なら…その女は袋を捨て終わるまで清掃員をじっと見つめていたから。


 翌日女はまた来た…。生臭い袋を持って…。そしてやはりじっとこちらを見ていた。


 あくる日もあくる日も女は袋を持ってきた。その気味の悪い姿で毎日毎日…。


 ある日女は来なかった。代わりにいつもの小さな袋がゴミの山にひとつ。


 いつもの女の視線はない。清掃員は袋の中をのぞいてみた。


『女はじっとこちらを見つめていた…。袋の中の自分の体が捨てられるのを、いつものように…。袋の中から…』


「ッギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!!」



 87訓 ロールプレイングゲームはレベル上げを頑張るべし


 うるせェェェ! 耳にキーンってきたよォォ! キーンってェェ!


「ああああああ! 落ち着け俺ェェ! 俺は何も見ていないいい! 生首なんて見ていないいいいいい!
 そうだ俺は何も見てないんだァァ! 大丈夫だァァ! とりあえずログアウトだァァァァ!!」

「やめんかいいいいいい!!」


 CMだァァァ! ただのゴミをちゃんと処理しようゼっていうCMだァァァ!
 なんかもう目の前に全力で柱に頭ぶつけてる人がいるよいつかのデジャヴだよォォ! 


「なんだってんだァァこんのクソCMゥゥゥ! ぶっ殺すぞボケェェェェ!」
「CMぶっ殺すってなに?! 落ち着きなって八雲!」
「冗談じゃないッスよ! こんなCM毎度毎度やられたら持ちませんよ身が! 恐くないけどね! 恐くないけどね!」
「もういい加減認めたらどうなの?!」
「こここ恐くないっていって」

『ちゃんとゴミの分別しないと…私出ちゃうかも〜…』

「ギィヤァァァァァァァァァァァァァァ!! もがれぶろあかおえうかおあぼぇぇぇぇ!!」
「何語だァァァァァァァァ!!」


 ホンットビビリだな八雲は! なんだってこんなビビリなんだ八雲は!
 兄さんも天パもビビリだけど八雲も充分ビビリだよホンット!


「はー…はー…」
「だーいじょーぶかーい、八雲クーン」
「返事がない…っ、ただの…屍のようだ…っハー…ハー…」
「なんでドラクエだよ」


 私はFF派だよ。ちなみにⅢが一番好きだよ。古いけど。
 白魔道士の格好可愛いよホンット。


「俺はゼ○ダ派…ッ」
「ドマイナー来たなおい。私の周囲に一人くらいしかいないよ」
「ごまだれぇぇぇってきなノリが面白いッス」
「イヤ実際ごまだれ言ってないから。テレテテーンって鳴ってるだけだから」


 風タクもスカイウォードも面白いよね、うん。新作おくれよ。
 バイ○ハザードも恐いよね。八雲がやったら一瞬でアウトだよ。

 あ、ゴッドイーターも最高。


『——ニュースです。

 最近人気をはくしていた機械カラクリ家政婦悦子ちゃんの開発者でもありました、林流山博士。
 その博士が“芙蓉”伊—零號試作型に殺害されました』

「「!」」


 …聞いたことある。有名だよ悦子ちゃん。有名だよ林博士。
 つーかカラクリが殺人? いやいや、ンなわけないでしょ。


『奉行所では“芙蓉”伊—零號試作型を博士殺害の嫌疑で捜索しています。
 現在芙蓉零號機は逃亡中です。目撃した方は危険ですから近寄らず、すぐに奉行所にご一報ください』

「…世の中には薄情なカラクリもいるんスね。自分をつくってくれた博士殺すなんざ」


 …そうだよねェ…。バグか何かか起きたんじゃないの?


「つーか今日副長は? 沖田隊長は? 何かやけに屯所が静かなんスけど」
「あァ、今日みんな忙しいみたい。三番隊はフリーなう」
「何か腹立つな。なうってなんスかなうって」
「さっきまで取り乱しまくってた奴が何を偉そうに言ってんの?!」
「だから恐くないって言って」

『その松葉杖の女がゴミ捨て場にやってきたのは』

「なんっで何回もやるんだよォォォォォォォ!!」


 またさっきのCMだよオイ。もう八雲涙目だよオイ。
 よっぽど今のゴミの分別状況が悪いんだなァ…。


「レッツログアウトなうゥゥゥゥゥゥ!」
「すんなァァァァァ! つかあんたもなうっつってんだろーがァァァ!」
「だだだってもう見たくないんスよォォォォ! 夢に出るゥゥゥゥ!」
「大丈夫だってばきっと! 生首がおいてかけてくるくらいだよ!」
「それが嫌なんスけどォ?!」


 私なんておばあちゃんに追いかけられる夢見たことあるからね!
 四つん這いで追いかけてきたよね! 俗に言う四つん這いババアだよね!

 …イヤ、ほんとに見たんだよね作者が。マジで。リアルに。


「俺なんて赤ちゃんがカッって目ェ見開いて真顔でガン見してくる夢みたことありますよ?!」
「何それ恐ッ?! どんだけ恐い夢見てんの作者?!」

「——失礼します!」


 お、ザキだ。…なんか慌ててるけど。


「栄蓮隊長、風霧副隊長! ふたりに出動命令です!」
「おっ、やぁっとお仕事か〜。なになに? どこに攘夷浪士出たの?」
「もうそれはそれは大量の浪士が! かぶき町方面へ急いでください!」
「お、おう」


 —


 …で、ザキに言われてかぶき町方面へきたはいいけど。
 …浪士なんていないんだけど?


「…なんスかねェ。俺ら…遊ばれました? よっしゃザキ殺ォす」
「待て待て待て。イヤ、大量って言ってたし。その内現れ…」
「「「ギャァァァァァァァァァァァァ!」」」
「「!」」


 な、なんか悲鳴聞こえましたけど?! どったの?!


「え…アレって…」
「天パ達じゃね?! 浪士について何か知ってるかな?!」
「よっしゃ聞いてみましょ」
「ッ瞳孔女ァァァァァァァ!! 八雲くんんんんんん!!」
「「ワッツアップ?!」」


 なんかスクーターに乗った天パが全力でこっち来ますけど?!
 え、ちょ、何?! 何?! 


「どったの天ぐえっ」
「いーい所に来てくれたなァァ…ちょいと手伝ってくれやァァー…」
「ぢょ、ぐび…ぐびじまっでる…」
「な? 手伝ってくれるよな? な?」
「ぢょ、な゛に゛を゛…」


 きょ、拒否権がねェェ…! 拒否した瞬間さらに力が強まるゥゥゥ…!


「——オイこらクソ天パァ…いつまで隊長の首絞めてやがんだァ…」
「ごめんごめんごめんごめんんんん! イヤ、どうしても手伝ってほしくて! な、神楽、ぱっつぁん!」
「そうアル! 一緒にメイドを冥土に送るアル!」
「何それ、ギャグ?」

「どぅるるるるっどぅるるるるっどぅるるるるっとぅーどぅるるるる〜」

「「?!」」


 な…何これ?! 緑色の髪した生首が天パの腕に巻きついてますが?!


「ちょ…これ誰?! つかなんで生首?!」
「説明はあとだ! そろそろやっこさんに追いつかれちまァ…」
「え……」 


 クルリと振り返れば…そこには溢れんばかりのメイドさん達。
 え…な、なんじゃこりゃァァァァ?! 囲まれてるゥゥゥ?!



『 栄蓮隊長、風霧副隊長! ふたりに出動命令です! 』
『 おっ、やぁっとお仕事か〜。なになに? どこに攘夷浪士出たの? 』
『 もうそれはそれは大量の浪士が! かぶき町方面へ急いでください! 』


 な…なにが大量の浪士だァァァァァァァァ! 大量のメイドさんだろーがァァァァ!
 つまりはアレか! あれだよね! アレなんだよね!


「隊長ォ…俺達、厄介事押し付けられましたねェ…。暇だからって」
「暇だからってひどくない?! 浪士じゃねーよこんなもんんん!」
「なんか異常事態が起きた〜とりあえず三番隊2名暇だから出動させとけ〜てきなンなノリでしょうね」
「ザキィィィィ帰ったらミントン折ったらァァァァァァ!!!!」


「瞳孔女ァ! 八雲くんん! 
 ここまで来たからにゃァ手伝ってもらうぜェェ! わざわざ帰るこたァねーだろォォ!」

「「なんか奢れよクソ天パァァァァァ!」」


(こんな感じで芙蓉編はじまりはじまりィィィィ!)
(た、隊長ォォ! 後ろにメイドがァァァ!)
(ギィヤァァァァァァァァ!)
(つーか僕にもセリフ下さいよォォォォォォォォ!!)