二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【芙蓉編】 ( No.218 )
日時: 2013/12/21 23:18
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: iF4FKrrS)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11733714643.html

 タク様

初めまして、タク様! 花火と申します(´∀`)

もうほんとにタク様のお言葉が嬉しくて嬉しくて何度もタク様のコメントを読みました((
最近文面が荒すぎるわ文才無さすぎるわで自信を喪失しかけてた私にとってはもうホンットに嬉しいです!

紅桜編に好感を持っていただけたようで嬉しいです! 色々といじっちゃったので(笑)
さらにはミツバ編に感動したというお言葉が本っ当に嬉しいです! 色々と紅桜編以上にいじっちゃったので((

芙蓉編のCMはどんな感じで始めようかと迷った結果ですねww 
ザキにはちょっと可哀想なことをしてしまいましたwwザキホントは何も悪くないのにww

偉そうだなんてとんでもない! 非常に嬉しく、励みになりました!
これからも頑張って執筆したいと思います(´∀`)!


 Sora様

夕凪ちゃんも怖いもの無理ですもんねwwぜひ八雲と夕凪ちゃんを会わせてみたいですww

Sora様も見たことあるんですか?! めっさ恐くないですかアレ?! 赤ちゃんなのn((落ち着け
思い出すだけで恐いです恐いです恐いです恐いです((((;゜Д゜))))

芙蓉編開始です! ラストシーンが大好きなので頑張って書いていきます!


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 メイドに囲まれた栄蓮と八雲、万事屋一行と奇妙な生首。
 何千何百といそうなそのメイドの数に栄蓮はだんだん嫌気がさしてきた。


 88訓 日本のホラー映画は背後や足元に気を付けろ


「うおりゃァァァァァァァァいッ!」
「「「「「キャァッ?!」」」」」


 なーにがキャァッじゃボケェェェェ! 可愛いなコンチクショー!
 罪悪感こみ上げるからそういう悲鳴やめてくれるかなァァァァ?!


「隊長の言ってみたい言葉ナンバーワンッスね! キャァッって!」
「んだとこらァァァァァ! 私だって言えるわボケェェェ!!」
「あっ、隊長うしろォォ!」
「ギィヤァァァァァァァァァ!!!!」


 言えるわけねーだろーがァァァ! んな可愛く叫べるかァァァァ!
 メイドさん達をふっ飛ばし始めて数十分! うん、変化なし!


「眼鏡ェェェ! いつまでコレ続けるよォォォ?!」
「僕にも分かりませんんんんん!」
「——まァ、汚いゴミどもですの〜」
「「「?!」」」


 だ…誰だ人をゴミ扱いした奴はってメイドさんんんんんんん!
 上からピンク髪のメイドさんがこんにちわァァァ!


「そのホクロビームを渡すんですの〜!」
「ホクロビィムゥゥゥ?! その生首さんそんな名前なの?!」
「違います。私の名前はマリーアントワネットルパン三世」
「なんか色々と混じってますけどォォォォ?!」

「そのホクロは林博士を殺した犯人ですの〜。だから大人しくこちらへ渡すんですの〜」

「もうビームもつけられなくなってるよただのホクロと化したよ」


 …ん…? ちょっと待って…? …今このメイドさんなんつった?


「天パ…。アンタが持ってるそのホクロさんって…」

「ホクロさんって何だよ。…あァ、そのとおり。
 現在ニュースで話題沸騰中の“芙蓉零號機”だ」

「「帰るぞォォォォォ!」」

「「「待て待てェェェェェ!」」」


 関わっちゃいけないィィィ! 関わっちゃいけないにおいがするゥゥゥゥ!
 つーか天パに襟首掴まれて首が締まってるーうゥゥゥゥ!


「ちょ、離せ馬鹿ァァァァァ! 関わってられるかァァァァ!」
「そうっスよ! 何かもう関わっちゃいけない気がするっス!」
「待つアルヨ! オメーらいいアルか?! メイドプレイしなくても?!」
「「いいに決まってんだろーがァァァ!」」


 いらんんんん! 私はいらんんんんん!
 


「皆さん落ち着いてください! 私は潔白です! 無実です! オケイ?!」
「オケイじゃねーよォォォォ!」
「ホクロビーム、アレをどこへやりましたの〜?」
「…アレ…?」


 アレって…なに…?


「林博士からアレを奪ったのは分かっていますの〜」
「何のことですか? うまのふん?」
「「んなワケねーだろ!!」」


 何この子?! どんなボケ?!


「とぼけても無駄ですの〜。アレを手に入れるためあなたは林博士を手にかけたんですの〜」

「だからアレってなんスか」

「“芙蓉”プロジェクトはアレがあって初めて真の成功を得ますの〜。
 あなたのような旧式がもっていようと、何の意味も成さないんですの〜」

「もうつっこまないアル」

「あの方ならきっと成し遂げてくれるんですの〜。その時機械カラクリは神にも等しい存在になりますの〜。
 人間と機械カラクリの立場は逆転することになりますの〜」

「「……?」」


 …何言ってんだあのトンボ目玉メイドちゃん? 神? 人間? 逆転?
 

「ねェマリーアントワネットルパン三世ちゃん、あの子何言ってんの?」
「マリーアントワネットルパン三世じゃありません、たまです」
「さっき自分で言ってたよねェェ?!」
「私にも分かりません。一体彼女は何を言って——」
「…?!」


 え…。…え、ちょ、…ええ?! 機械カラクリって…さ…?!
 機械カラクリって…涙流すの…?! だ、だって今たまちゃんが涙流して…?!


「た、たまちゃん…?!」
「か…カラクリが…涙を…。一体どうなって…?!」
「今時のカラクリは発展してるんスねェ…」
「いや違うだろォォォ?!」


 と、とりあえず一応拭いてあげないと…!


「…有難う御座います、瞳孔女さん」
「天パァァ! アンタのせいでへんな名前覚えられたんだけどォォォォ?!」
「知らねーよォォォォォォ!」


 たまちゃんにまで瞳孔女って言われたァァァァァ! イイケドサ! もうイイケドサァァァ!
 

「…やはりもっていたんですの〜。機械カラクリが涙を流すことは決してないその雫…何よりの証拠ですの〜。
 ッ渡すんですのォォォォ!! それを私達にィィィィィ!!」

「うわっ?!」


 ——ガガガガガガガガガガガッ!

 チャイナ娘の番傘による銃ゥゥゥゥ! かっけぇなオイィィィィ!
 

「っしゃァァァいったれチャイナ娘ェェェ!」
「任せるネ! うおりゃァァァァ! …アレ? 弾切れアル」
「「なんでだよォォォォォ!!」」


 ちょっと褒めたらなんでそうなるんだよォォォォォ!
 ガシャンガシャンしかいってないよホント弾切れじゃんかァァァ!


「邪魔を…やめるんですのォォォォ!」
「ぬがァァァァァァァ!」
「ババアッ、八雲ォォ! 早く定春の背中に乗るアルゥゥゥ!」
「「オーケ…ギャァァァァァァァ?!」」


 あ…足にさっきチャイナ娘の銃弾にやられたメイドさんがああああ!
 顔がもう…表現アレだけどグチャグチャァァァァァァ!!


「待つんですのォォォォ…! 逃がさないんですのォォォ…!」
「ホラァァァァァァァァァ!」
「ア…アハハ…アハハハハ…フハハハハハ…!」
「八雲ォォォォォォ! 戻ってこォォォォォいッ!!」


 恐怖のあまりに八雲がァァァァァ! 確かにコレは恐いよォォォォ!
 

「ッ離せコルァァァァァ!」
「メイドが一匹メイドが二匹メイドが三匹…アレ? 一匹足りない…」
「もう八雲色々とおかしからやめてェェェェェェ!」


 しかも匹扱いしてるよ羊と混じってるよお皿と混じってるよォォォォ!


「ッ! 天パァァァァ! 眼鏡ェェェェ!」


 天パと眼鏡の方にメイド軍がァァァ! 危ないよォォォォォ!


「新八ィィィィ! 飛べェェェェェェ!」
「ぶぐはァッ?!」


 眼鏡がとーんーだァァァァ! たまちゃんも一緒に転がってるけど大丈夫なのか?!
 ちょ…定春くんの上に乗ってる場合じゃないよォォォォォ! 天パがメイドに囲まれてんだけど?!


「新八ィ! 源外のジーさんの所へつれてけ! …ッ早く!!」
「で…でもっ!」
「後からいくから早くいけェェ!」
「…っはい!!」


 生首たまちゃんを抱えて走っていく眼鏡。…逃げ切ってよねェェ…!
 なんかたまちゃん狙われてるみたいだし…!


「って言うか…顔グチャメイドはいつまでくっついてんだァァァァ!
 もうそろそろうちの副隊長が限界だボケェェェェェ!」

「逃がしませんわァァァ…!」

「っいい加減に…しろォォォォォォォォ!!」

「ボェェッ」


 刀突き刺しちゃったよォォォォ! 御免なさいィィィィィ!
 

「八雲ォォ大丈夫ゥゥゥ?!」
「…これリアルにホラー映画に出来そうっスね」
「あ、確かに」
「じゃーねだろォォォォォ! 瞳孔女ァ、八雲くん! 乗れェェェ!」
「手ェ伸ばすアル!」


 伸ばされた手を掴んで定春くんの上にライドオン! …毛が気持ちいい…!


「とりあえず逃げよォォォォ!」
「行くぜ定は…。…?!」


「——ニガさナイんデすノォ…」


「「「「ッギャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」」」」


(ホラァァァァァァァァ!)