二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【真選組動乱編】 ( No.250 )
- 日時: 2014/01/07 00:07
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: UgN/I8x0)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11744605181.html
Sora様
バカコンビが可愛いと?! 嬉しいっス!(´∀`)
でも私も夕凪ちゃんと松菊様大好きっすよホント!
毎回癒されてますホント有難う御座います((
迷った挙句動乱編です! オリジナルはまァ後回しで((
またまた長くなっちゃいそうです( ´∀`)!
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参照≒「100訓後(兄妹)」アップ。
土方さんが壊滅的でs((
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「え…? 新しい刀ァ…?」
「そうっスよ。ほい、これ隊長の分ッス。すんげェお似合いなんスよ、隊長に」
「そ、そうなの?」
101訓 頭いいやつの考えてることはいまいち分かんない
何か新しい刀ゲットしたんだけども…。…何これ?
「あ、おはよう御座います、栄蓮隊長!」
「おはよー」
「はっ…?! え、栄蓮隊長…ッ、そ、その刀は…!」
「へ?」
「スゲェや栄蓮、それはまさか…!」
なに? この刀そんな特別なモノなの?
「まさか…ッ、“SINE-傀茗羅堊”じゃねーのかよィ?!」
「なんて読むの?!」
「“シネ-ケチャラア”でさァ」
「何ソレェェェェェェ?!」
カッコ悪?! 何ソレ超絶カッコ悪ッ?! 漢字は凄いけどカッコ悪ゥゥッ?!
つーか八雲くゥゥゥゥん?! さっきの台詞はどう言う意味かなァァァァ?!
「おっ、栄蓮。お前その刀は“白花XX-Ⅲ”じゃねぇのか?!」
「まともな名前きたよ」
はっか、ねェ…。うん、確かに全体が真っ白な剣なんだけども。
…こんな真っ白な剣で斬れんのかな?
「なんでも、ホントにすんげぇ名刀らしいぞ? 真っ白な剣の美しさもあるが…。
それ以上に切味抜群らしい。さらには血濡れても非常に美しい剣なんだそうだ。
これまでずっと、かなりの腕の持ち主…そして美しい刀だから、主に女性に使われてきた名刀だ!
“強く凛々しく、気高い者に似合う刀”なんても言われてる」
「なんか近藤さんがスゲェでさァ」
『 え…? 新しい刀ァ…? 』
『 そうっスよ。ほい、これ隊長の分ッス。すんげェお似合いなんスよ、隊長に 』
『 そ、そうなの? 』
…なんだよなんだよ、何か嬉しいじゃねーかィ!
「ん? 近藤さんのその刀は?」
「これか? これはな…」
「そ、それはっ! “虎鉄Z-Ⅱ”! デジタル音楽機器としての機能は勿論、
柄に特殊金具を装着させることにより部屋を掃除するコロコロとしても使える大業物だ!!」
イヤ刀としての機能ないよね、ソレ。無駄な機能つきすぎだよね。
…つか皆よく知ってんなァ…。
「あ、総悟はどんな刀?」
「うるせーよ黙ってろィ」
「なんでそんないきなり冷たくなんのォォォォ?!」
「沖田隊長の“菊一文字RX-7”の三倍はスゲェっすよ、それ!」
…ああ、そういうことか。
「にしてもスゲーや近藤さん、かなわねーや。俺達も頑張ってアレくらいの大物持てるようにならねーとな。
近藤さん、ちょっとだけ素振りさせてもらってもいいですかね?」
「ん、別にいいけど」
でもホントいい刀だなぁ…。総悟が素振りしたらいい感じになりそう。
「ふんッ!!」
——バギンッ!
「ああああああああ! こ…虎鉄ゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
「あ、すいやせんっ! これなら岩も両断できると思ったんですけどダメでしたっ!」
「何てへぺろ的なノリで言ってんだァァァァァァァ!
オメェェェェ絶対ワザとだろォォォォ! 俺の虎鉄ちゃんに嫉妬してェェ!」
虎鉄折れたァァァァァァァ!
…白花XX-Ⅲだけは絶対渡さないでおこう…!
「てゆか…よくこんな高値の武器手に入りましたね?」
「あぁ、伊東先生が上に話をつけてくれたんだ! もうすぐまた江戸に戻ってくるらしいぞ!」
「あ…。そうなんですか…」
い、伊東さん…か。相変わらず…すごい人だなァ…。
「あ、兄さん。どこ行くの?」
外出しようとしている兄さんに声をかければ、ダルそうにこっち見てきた。
今日の見回りは三番隊だし…八雲だし…。まァもうすぐ帰ってくるだろうけど。
「いつもの刀鍛冶屋だ。ちょっと叩き直してもらってくる」
「んぉー。行ってらっさーい。あ、帰ったら久々に手合わせしない?」
「ムリ」
「ひっどォォォォォォォ?!」
「分ァったよ! やりゃァいいんだろ!」
「待ってるねー」
「んー」
そう言って刀鍛冶屋へと向かっていく背中を見送った。
それと入れ替わるように八雲が見回りから戻ってきた。
「あ、お帰り八雲」
「ただいまッス。見てください隊長、俺の刀。“臨月XY-8”ッスよ。スゴクね? マジスゴクね?」
「スゴイネー。ウン、メッサスッゴーイ」
ごめん、わかんない。…いや、あまりにも八雲が嬉しそうだから。
—
「おっそいなァ…」
道場で待ってんのに兄さんが来ないんだけど。
約束時間とかは破られたことなかったのになァ…。
「…何かあったのかな」
「副長を待ってるんスか?」
「!」
八雲か…。…ビビった…。
「うん。そうなんだけど…もう帰ってた?」
「ええ。さっき…伊東さんと一緒に」
「…へ? い…伊東さんと?」
「なーんかねェ…副長、やらかしたらしいっスよ」
「な…にを?」
兄さんがなんかやらかすとか普通ないよね?
な…にしたんだろう?
「伊東さん曰く…街中で浪士達に襲われた時、“助けてくれ”って土下座して頼んだらしいッスよ」
「……………………………………………………………………………………………………………はァ?」
兄さんが? 土下座? 助けてくれ? …兄さんが?
「ぶっ…あっははははははははははははッ!!!!」
「イヤ、その気持ち超わかるんスけど。マジらしいっすよ」
「いやいやいやいやァァァァァ?!」
有り得ねェェェ! あの兄さんがそんなことするわけないじゃん?!
いくら発言者が伊東さんでもさすがに信じられないよォォォ?!
「今屯所内で伊東さんが触れ回ってます。あと同門の篠原さんも」
「は?」
…なにそれ? わざわざ言いふらす必要あんの? 事実かどうかしんないけどさ?
「隊内の士気を高めるためだとか何とか。副長とは違って気ィひきしめろよてきな」
「ふーん」
「興味なさそうだなオイ。…まっ、俺も正直信じらんないッスけどね」
「でしょ?」
——ガラッ
道場の扉が開く音がしてそちらを見れば噂をしていた兄さん。
…隊服なんだけど…そのままでやるのかな?
「遅いよ兄さーん。隊服のままでいいの?」
「……」
「なんか変な噂で今もちきりっすねェ。だーいじょーぶッスかー」
「イヤ絶対思ってないよね」
「……」
「…兄さん?」
真顔でこっち見てくるんだけど…どうしたんだろ?
「副長? 変な噂流れててそんなショックなんスか?」
「いや絶対違うっしょ。…どうしたの兄さん? 浪士に襲われた時怪我でもした?」
「……」
「にいさ…わッ?!」
いきなり近づいてきたかと思えば両肩を掴まれて。
え、あの、ちょ、顔近ェよ煙草くせーよ、オイ、ちょっ、痛いわァァァァァ!
「痛い痛い痛い! ちょっ、兄さん?! どうしたの?!」
「あー、なんか面倒くさそうなんで俺ァこれでー」
「待てェェェェェ! 待て八雲ォォォォォォォ!」
「コスプレを」
「…へ?」
…コ、ス…プレ? え、今の八雲が言ったの? え、そうだよね?
え、なんか今目の前の兄さんの唇がそう言った気がしたんだけど気のせいだよね?
「ッコスプレをしてほしいでござる栄蓮氏ィィィィィィィ!!!!!!!!」
「んぎゃああああああああああああああああああああ?!」
頭打ったァァァァ! なんで倒されなきゃいけないのォォォォォ?!
つーか…はァ?! 今この兄さんなんつったァァァァ?!
「栄蓮氏!! 拙者、トモエ5000のコスプレを買ってきたでござる!!」
「ござる?!」
「それをぜひ栄蓮氏に着て欲しくて…!!」
「栄蓮氏?!」
「それで髪をツインテールにして…刀構えて…ヤベッ、萌えてきたんですけど…ハァハァ」
「いぃぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
ハァハァっつったァァァァァ! キモッ! キンモォォォォォ!
なにィィィィ?! ホントにこれ兄さんんんんんん?!
「ちょっ、兄さんんんんんんんん?!」
「さァ、早く服を脱ぐでござるよ! コスプレはすぐそこに…!」
「あぎゃあああああああああ!!!!!! 八雲ォォォォォ助けてェェェェェェェ!!!!!!!」
「ちょっ、副長?! それは冗談になってないッスよ?!」
「邪魔をしないでほしいでござる、風霧氏!」
「風霧氏ィィィィィィィィ?!」
( オマエダレダァァァァァァァ! )