二次創作小説(紙ほか)

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【真選組動乱編】 ( No.273 )
日時: 2014/01/21 20:38
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: uLF5snsy)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11754862285.html

 よしか様

あ、有難う御座いますっ(´∀`)! 嬉しいです♪
銀さんと絡ませるのは私も楽しかったりします(^-^)


 楼蘭様

八雲「大丈夫ッス黒田隊長、ウチの隊長は万年反抗期ッスから」
栄蓮「おーい八雲くーん、私何あつか〜い?」
八雲「柳田副隊長よりも中身幼いっスからね、アンタ」
栄蓮「何歳差あると思ってんの?!」


栄蓮は馬鹿だから大丈夫です馬鹿だかr((
バイクに衝突されて転げ落ちていきましたネ!(´∀`)

栄蓮「黒田隊長達が羨ましい…。私ここでは主人公なのにこの扱いだよ?」
八雲「楼蘭様ァァキャラに対する思いやりというヤツをどうかウチの馬鹿作者に教えてくださいィィィ!」


楼蘭様がダメダメとかないっすね、はい、全く←
楼蘭様をダメダメとかいったら私の人生も小説もチーンですね、はい、ホントn((

八雲「うちの作者はキャラに対する思いやりが全くないっスから!」
栄蓮「サーイテェェェだよねぇぇぇ。ひでーよねぇぇぇ」

返す言葉が見つからない上にけなされまくりです←


————————————————————————————————


「がッ、ぷっ、おぼェッ、あ、だ、だだだだッ!」
「ローリンガァァァァァァルッ」
「言ってる場合かァァァァァァ!」


 110訓 人の話を聞くときにヘッドフォンなんてつけてちゃダメ


 ゴロンゴロンと斜面を転がってゆく栄蓮と銀時。
 その最中でも万斉はバイクをこちらに走らせて、刀を振りかざしてくる。


「「づ…がああああッ!!」」
「!!」


 ブンッと二人は刀を振り、万斉をバイクから吹っ飛ばした。
 バイクも斬られたようで、あちらこちらで部品等が爆発している。


「…面白い。面白い音を出すな、そちらの男。
 でたらめで無作法。気ままでとらえどころのない音はジャズにも通ずるか。
 いや…それにしては品がない。たとえるなら…酔っ払いの鼻歌でござる」

「…………」

「そちらの女もそれと同等に面白い音でござる。
 柔らかく心地よいリズムの中に…これまでに聞いたことがないほどの凶暴なメタルが流れている。
 面白い…。面白いでござるよ、ぬしら」


 頭からダラダラと流れる血を栄蓮はグイッと拭い、真っ直ぐに万斉を見つめた。


「…どっかで出会いました?」
「新種の口説きでござるか」
「誰が口説くかァァァァァ!」
「…高杉のトコにいた野郎だな。オイ、人と話す時はヘッドフォンをとりなさい。
 どういう教育うけてんだてめっ。チャラチャラしやがって近頃の若いモンは!」


 ヘッドフォンをつけたままの万斉に銀時が言う。
 だがしかし万斉は外す素振りさえ見せない。


「オイきいてんのか! オイ! バーカ! バーカバーカ!」
「小学生か」
「坂田銀時…いや、白夜叉。何故おぬしが真選組にいるでござるかバカ」
「てめっ、きこえてんじゃねーかよバカ!」
「…“しろやしゃ”?」
「ああああああ栄蓮ちゃんんん聞かなくていいからああああ!」
「栄蓮ちゃんとか気持ち悪ゥゥゥッ?!」


 “白夜叉”というワードに反応する栄蓮だが、銀時が必死に話題をそらした。
 さて、と栄蓮は脳内スイッチを切り替える。


「伊東さんは…アンタら鬼兵隊と手を組んでたの?」

「まァそうでござるな」

「目的はなんだ。真選組の実権握らせて、幕府の間者とするつもりか?」

「…背信行為を平然とやってのける者を仲間にする程拙者達は寛容にござらん。
 また信義に背く者の下に人は集まらぬ事も拙者達はしっている」

「…じゃああの男は」


「哀れな男でござる。…己が器量、知るときにはもう遅い。
 全て砕け散ったあとだ」



 ————ドォオォンッ!

   
 栄蓮と銀時の背後で爆音が起きた。
 はっと二人がそちらを見ると、爆破が起きて橋が崩れ、電車が落ちそうになっている。


「「なッ…」」
「…眠るがいい、伊東。…真選組もろとも」
「!」


 次の瞬間はじかれたように栄蓮はかけだした。
 落ちそうな電車にも浪士は向かっている。いま攻撃されればまずいだろう。


「瞳孔女ァッ!!」
「?!」


 一瞬で万斉が栄蓮に追いつき、攻撃を繰り出してきた。
 それを跳んで回避し、素早く抜刀してカウンター技を繰り出す。

 万斉の首に刀が当てられると同時に、栄蓮の心臓部に万斉の手刀が添えられた。


 一瞬の隙もない素早い攻防戦と緊迫した雰囲気に、つう、と冷や汗が栄蓮の額を流れる。


「…なんか用?」
「拙者の役目は白夜叉と主の足止めでござる。行かせるわけにはならぬでござるよ」
「なんで私?」
「ぬしが剣豪だと言う事は我等は認めている。…邪魔をするな、土方栄蓮」
「邪魔もなにも…仲間助けに行くのは当然だろーがァァァッ!!!!」
「!!」


 ブンッと一瞬で振られた刀が万斉の首を飛ばしそうになり、彼は距離をとった。
 フッと万斉は笑み、じっと栄蓮を見た。


「面白い…本当に面白いでござる」
「……」
「だが…邪魔をされるのは本当に気分を害するでござるよ。
 それに…万が一晴香の邪魔をされても困るでござる」
「?! ハル…?!」


 ふと万斉は遠くを見つめ、クッと笑った。


「今頃、姉弟の戦いが繰り広げられているでござるよ」


 —


「…嘘だろ」


 茫然と。ただ茫然と八雲は呟いた。
 目の前の晴香はただ微笑んでいる。


「…本当」
「………、…マジでか」


 力なく八雲は笑った。


 斬り合いの中で全て伝えられた、晴香が出て行った理由。
 それは信じていたものが壊れていくような錯覚に陥る。 



 なんだそれ。
 なんだそれ。
 ふざけるな。
 

 八雲の中でそんな思いがぐるぐると巡る。



「…ホントはね、…戦いたくなんて、ないのよ」
「姉貴…」
「でもね…私にも“護りたいもの”があるから」



 ——————————“晴香さーん! もう大好きっすゥゥゥ!”
 ——————————“ロリコンじゃないフェミニス”
 ——————————“十分ロリコンでござる”
 ——————————“おやおや…”





 ——————————“俺と来い、晴香”




「その人が望むなら私はそれを叶える。その為に邪魔なものは…誰であろうと、消すわ」
「…………」



 弟を殺したい姉がどこにいるというのだろうか。


 それでも、“彼”の計画にとって邪魔な存在だというのなら。
 たとえ弟だろうと何だろうと、敵は一人ずつその存在を消していく。



 だって今一番に、護りたいのは。



「…そーかい」
「……」
「今の俺ァ…あんたに対する恨みなんて消えたんだけど」
「…そう。じゃあ、大人しく殺されてくれる?」
「…それは無理」


 ニタリと笑う八雲。
 その刀が、目が、殺気が。…晴香に真っ直ぐに向けられた。


「俺にも、護りたいもんがある」
「……」
「あの人達護りぬくまでは…死ねねェ」





 ——————————“八雲、ゲームしねェ?”
 ——————————“八雲、お妙さんの卵焼きってすごくね?”
 ——————————“オイ八雲、俺捕まえろって言ったよね”
 ——————————“風霧副隊長、焼き芋どうですかっ!”








 ——————————“八雲ォーッ!”





「ドSで生意気な隊長も、ストーカーしてる局長も、ニコチンマヨラーな副長も、優しい観察も、
 …馬鹿みたいな笑顔で、傍にいるだけで幸せだと思える女隊長も。
 そんな人達皆を…、真選組を。…俺は護る。だから、死ねねェ」


「…そう」


 だったら、と晴香も刀をヤクモにむける。


「私は私の護りたいものを護るために」
「俺は俺の護りたいものを護るために」

「「アンタを斬るだけだよ」」 
  


( 姉弟で殺し合うなんて、
    絶対にしたくなかったのにね ) 


 —


八雲とは戦いたくないのが晴香の真意。

でも高杉の計画にとって邪魔な存在だと言うのなら消す。

だから晴香は紅桜の時も、迷いつつも八雲を殺そうとしました。

晴香が語った内容はまたいずれ…。

本心を言うと八雲も晴香とは戦いたくないです。

でも、お互いの大切な人を護るため、戦わなければいけないてきな←

この作品で一番不器用で、一番抱え込みやすいのは晴香かもと思ったり。



ぬわあああああああああああグダグダすいませんんんんんんん!!

またしっかり書きますゥゥゥゥ(´Д`)!