二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【厠革命編】 ( No.297 )
- 日時: 2014/02/05 20:54
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: jxsNqic9)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11765571162.html
Sora様
栄蓮「イヤマジないですよ夕凪ふーくたーちょォォォww」
八雲「……」
栄蓮「黒田隊長の方がかっこいいし。大人だし」
八雲「……」
栄蓮「攘夷戦争期とか何ですかアレ。地獄の太陽カッコよすぎです」
八雲「スイマセン、ウザイ隊長の苦しめ方を教えてほしいッス」
更新待ってます!(´∀`)
栄蓮「どっちかっつーといつも花火が見習ってるんですよ?」
八雲「いやマジです。人としても小説執筆者としても。…イヤどっちも人だけど」
栄蓮「なのにウチの作者は全然楼蘭様みたいになれないよね〜」
八雲「見習ってもできないんスよ。マジ楼蘭様見習うわ俺」
………ホント楼蘭様は見習うことばかりですm(_ _)m
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「えーそれでは…今週の掃除当番を決める」
道場来い。パトカー来い。台所来い。庭来い。風呂場来い。
「三番隊は道場。二番隊は台所。五番隊パトカー」
よっしゃァァァァァァ! 道場きたァァァァァァァ!
「一番隊、…厠」
「「「「「…」」」」」
119訓 トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいるんやで
「とーいれーにはぁぁそれはぁぁそれはきれいなぁぁぁぁ」
「イヤここトイレじゃないんスけど」
何か全力で隊長がトイレの神様歌ってんだけど。
…つか…ホント…道場で良かった…!
「男の厠とかマジ地獄なんスよねェ…」
「マジでか。…ちゃんと清潔につかってないの?」
「紅一点の隊長とは違うんスよ。女の厠はさぞや綺麗なんスよね」
「あー、まぁね」
いいなー。男の厠マジくっせぇからなァ…。うぉえ、吐き気が…。
「ほーい皆ァ、ちゃんと床拭いてー! 窓拭いてー! チリ一つ残すんじゃないわよォォォ!」
「「「「「「アンタもやれやァァァ!!」」」」」」
「イヤー、私今から女の厠掃除あるし」
あ、そっか。女中さんは廊下掃除とか飯の用意とかあるから…。
…隊長一人で掃除しなきゃなんねーんだよな。おつでーす。
「俺もちょっと厠行きてーッス。皆ァァ、チリゴミ一つ残すんじゃないわよォォォ!」
「「「「「「もうアンタら隊長と副隊長やめろやァァァ!」」」」」」
隊長と副隊長はいそがしーんだよォォ。俺は用を足しに行くだけだけどねー。
隊長と道場を出て厠へと向かう。その途中で隊長は一人、厠へと向かって行った。
さーて…まァ一番隊に怒られっかもだけど、行きたい時に行かなくちゃなァ。
「失礼しますよー…って、あれ? 全然進んでないじゃないッス…か……」
「はいっ、1、2! 1、2!
んー、掃除ってのもなかなか面白ェな、清蔵さん」
「どこ掃除してんだアンタはァァァァァァッ!!!!」
「お、八雲じゃねーかィ」
なんっか沖田隊長が隈無さんの顔をブラシでゴッシゴッシしてるんだけどォォォォ?!
つーか隈無さんんんん?! アンタもアンタで何で抵抗してねーんだよォォォ?!
「何? 【ピー】しにきたのかよィ」
「やめてくれません? 効果音メンドクセーから用足しに来たのかって聞いてくれません?」
「いやァ、トイレ掃除なんざメンドクセーと思ってたが…なかなかいいもんでさァ」
「そこトイレじゃねーよ便器でもねーよフェイスだよフェイス!!」
「風霧副隊長ですか…」
隈無さんはこの間の隊編成で一番隊に入った人らしいんだけど…。
なんかすんげー綺麗好きらしく、俺の耳にも入ってきている。
…イヤ、顔面水びたしだぞ? ポタポタ水たれてっぞ? 抵抗しねーの?
「てゆか沖田隊長…アンタどこ掃除してるんスか」
「いや、コイツのおでこに鼻クソついてたから」
「…それホクロです」
「いや、でも取れたぜ」
「「何してんだァァァァァァァ!!」」
隈無さんのホクロがァァァ! チャームポイントのホクロがァァァァ!
「いやぁ、ホクロだったのか。そいつぁ悪いことしたな。…そらよっと」
「って今アンタ便器にホクロ投げませんでしって何で水が流れる音が聞こえてくんだァァァァ?!」
「ちょっ、なんで流してんですかァァァ! 私のホクロォォォォ!!!!」
あああああああジャバアアアアっつってるゥゥゥゥゥ!
めっさ水が流れてるゥゥゥゥ!
…っておう?! 厠にいた一番隊隊士が出て行ったぞ?!
「…あーあ、行っちまった。ったく、ロクでもねェ連中だな」
「アンタもな」
「…どうする? 俺達も行くか?」
逃げていった隊士達を茫然と見てる隈無さん。その間に俺は用を足す。
つか…男の厠ってマジでなんでこんなクッセェの…?
「…隊長、副隊長。誰も厠をキレイに使おうとしない、誰も厠をキレイにしようとしない…。
男所帯ということをふまえてもこの状況はひどすぎます」
「イヤ一応紅いるッスよ」
「小便を便器からこぼすことは当たり前。まず手も洗うことはない。
その菌にまみれた足で屯所内を歩き回り、その菌にまみれた手であちこち触る」
「……」
…今用足し終えたばっかだから何か気分悪いんスけど。
「菌は人から人、ものから人へと伝染し増殖していく…。
もうこの屯所は、菌にまみれた魔窟です」
イヤ一応今手ェ洗ってんだけど。ちゃんと洗ってんだけど。
…つか隈無さんまじぱねぇな。
「この厠から生まれた澱みは…やがては真選組の魂さえも濁らせていきますぞ。
改革が必要なんです、この厠から。
この厠という底辺から今真選組は変わっていかなければならない!」
「「……」」
「そう…厠革命です!!」
…つーことで、なんかよくわかんねーけど厠革命始まるそうです。
がーんばってねェェェェェ。
「八雲、無論オメェもでさァ」
「…は?」
「こんなメンドクセーこと俺だけにさせんじゃねーや」
「隊長、本音が聞こえてくるんですが」
「嫌ッスよこんなクッセェところ」
「鼻フックオア手錠オア蝋燭オア厠革命どれがいい?」
「どれも嫌じゃアアアア!!」
鼻フック?! 手錠?! 蝋燭?! この人どんだけSなんだ?!
「さァ選べィ」
「だからどれも嫌ッスよ! そんなくらいなら厠掃z」
「はーい決定ェー」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!! だから、ちょっ、待っ」
…………。イヤ沖田隊長リアルに手錠持ってるんスけど。
え、何これ。拒否したらこのくさすぎる厠に放置? え、放置?
……………………。……鼻が曲がる!!!!
「俺ァ用を足しに来ただけっス! ほら、あの…まだ道場掃除が」
「風霧副隊長、貴方の手には今現在タマ菌がたくさんついてます」
「なんつった?! 今なんつった清蔵さん?!」
タマ菌?! イヤこれ○つけないで大丈夫?! タ○菌にしなくて大丈夫?!
つーか俺の手ェェェェェ?!
「副隊長…貴方は先程まで何を触っておられましたか?」
「は…はァァ?!」
「ですから…用を足すときに何を持たれましたか?」
な…何って…。
「…【ピー】ッスけど」
「八雲、そこはナニで誤魔化しとくんでさァ」
「そォです! 副隊長は【ピー】をもたれましたね!」
「おーい、オメェもナニで誤魔化しなせェ」
「そしてそのあと手を洗いましたねェェ! その時ユーは蛇口をひねったよね?」
「なんでタメ口?」
しかもなんで外国人かぶれ?
「そして手を洗いキレイになったァァ! だがしかァし!
副隊長は水をとめるためにもう一度蛇口をひねったァァァァ!!」
「! ま…まさか…!」
「そォです!! 風霧副隊長、結局貴方は…タマ菌をテイクアウトしてるんですゥゥゥ!!」
つ…つまり…、俺の手は今タマ菌だらけってかァァァァァ?!
(……。…今の話を副長にすれば、きっとあの人も納得しますよ)
(おっ、やっと協力する気になったかィ)
(手錠も嫌ッスから)
(では…厠革命、はじめましょう! まずは副長に協力を求めねば…)
(ってちょ、タマ菌まみれで俺に触れんなよィ、八雲)
(…ひどくね?)
(ちなみに俺ァ手ェ洗わずに厠出るぜィ)
(俺に触れんなァァァァァァァ!!!!!)