二次創作小説(紙ほか)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【文通編】 ( No.331 )
- 日時: 2014/03/22 12:59
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: .bb/xHHq)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11795352504.html
初音様
こんばんは! コメント有難う御座います!
可愛らしくて好きだなんて…とっても嬉しいです!(´∀`)
有難う御座います! 頑張ります!
初音様の小説も楽しみにしてますね!♪
楼蘭様
栄蓮「私美女だってさ! 聞いた? 聞いた?」
八雲「設定上はそうっスね。性格がただのアバズレッスけど」
栄蓮「ひどくない?(´;ω;`)」
八雲「てか、マンホールが丸いのってそういう理由なんスね」
栄蓮「凄いねェ夕凪副隊長! どこでそんな知識を手に入れんの〜?」
最高すぎるくらい最高だなんて嬉しいです(´∀`)♪
でも、松菊様もシリアスパートとギャグパートのギャップが素晴らしいです!(黙
かっこいいし癒されるしもうハッピーセットですね!←
ぱっつぁんは原作でもどこでも扱いがある意味素晴らしいですww
————————————————————————————————
数日たったある日、文通相手から新八に返事が届いた。
なんやかんやで銀時に呼び出された2人は、今日も志村家にやってきていた。
130訓 日本語は色々と難しい
「“私の名前はうららといいます。新八さん、私の手紙を拾ってくれてありがとう。
本当に誰かに届くなんて思ってもいなかったのでとても嬉しいです。
私、新八さんのことがもっと知りたいです。
新八さんは江戸で一体なにをしているのですか?”」
総悟の写真が効いたのか、メガネに返事が届いた…!
あれから結局総悟で取り直して、バッチリきまった写真を送ったからねー…。
そりゃァ相手も文通したいと思ってくれるね、うん!
「栄蓮さん、心の中でかなり失礼なことを言うのやめてくれません?」
「でも良かったじゃん! メガネごときのことを知りたいって言ってくれてるよ?」
「栄蓮さん、いま“ごとき”って言いました?」
どーするどーする? 絶賛発情期ナウだからあんなことやそんなことしちゃう?
…もしかして八雲より先にチェリーボーイ卒業しちゃう?
「いや、でも…コレ彼女が知りたがってるのって…、…僕じゃなくて沖田さんじゃね?」
「え、大丈夫ッスよ。新八さんも写ってるじゃないっスか(斬られ役で)」
「すいません八雲さん、その()のなか言葉にしてくれます?」
「いいじゃねェか、二枚目に勘違いされるならそれに越したことはねーよ」
うん、今天パあっさりとかなり失礼なこと言ったよね!
「てか、むこうさんが勝手に勘違いしてもそれはもうこちらは知らないって話だから」
「こんなもん誰が見たって勘違いするわ!」
「細かいことは気にしちゃダメっスよ、新八さん」
「そうそう、とりあえずは第一関門突破——」
「甘いな」
な…なぬ?! 軒下から声が…しかも近藤さんの?!
「第一関門? そんなものはまだまだ先。
お前達はまだ門の前にすら立てちゃいない」
「門から入ってくることもできない奴に言われたくねェェェ!」
「ぐぼォォォッ!」
「近藤さん、アンタ沖田隊長が探してたんスよ?」
「ホントにもう…いつからそこにいたんですか?」
そのうちホントに警察につきだされても知りませんよ、マジで!
…って、近藤さんが警察だよ。
「大丈夫だ、二週間ほど前からさ!」
「なにが大丈夫なんですかァァァ! アンタホント仕事してくださいよ!」
「栄蓮、俺達には頼れる副長がいるだろう!」
「ウチの兄さんを過労死させる気ですかァ?!」
てか近藤さん随分と自信がありそうなんだけど。経験あんの?
「近藤さん、アンタ文通の経験でもあるんスか?」
「フッ…文通かァ。懐かしいな、実は俺も昔やったもんだよ!
手紙がくるたびにドキドキしてなァ…?
“この度は貴殿が利用された有料アダルトサイト利用料金について”だったかなァ!
何度振り込みに行ったかわからんよ!」
「文通じゃねーよそれ! 架空請求!」
有料アダルトサイトって…。
架空請求に素直に答えちゃってどーすんの?
「架空じゃない! 確かに俺の胸に残っているゥゥゥ!」
「って利用したんですかアダルトサイトォォォ!」
あァ…ストーキングしてるだけかと思えば…!
いつの間にそんなアダルトなサイトを見てたんだよ近藤さんん…!
「という事で、ここは俺に任せておけ! 話は大部分聞いていた!
相手は新八君に興味を持ち始めた! しかし一体なにを語る?!」
———————
僕は江戸で万事屋のバイトとして働いています。
万年金欠で趣味はアイドルの追っかけです。
———————
「こんなもんでモテるかァァァァ! なんだよ万事屋って! うさんくさッ!
なんだよアイドル追っかけって! 気持ち悪ッ!」
「いや、一般女性追っかけてるアンタの方が気持ち悪いッス」
「うるさァァァァい! モテる男は黙っておきなさい!
文章というものは言い方を変えるだけで大分印象が変わるといっているんだ!
そうだな…。…例えば…」
———————
僕は銀さんという侍の下、士道を学ぶべく日夜修行に励んでいます。
趣味は音楽鑑賞。こればっかりには財布のヒモもゆるみます。
おかげで万年金欠です。
———————
「「おォォォォォォ!」」
「さっきと書いている事は同じなのに印象がまったく違う!」
「すごいですよ近藤さん!」
———————
僕の夢は実家の剣道場を再興させることです。
姉も僕の夢を支えようと一緒に頑張ってくれています。
姉は本当によく出来た女性で、
キレイだし気も回るし僕も結婚するなら姉のような奥さんが欲しいと常々思っています。
———————
「……。…なんかだんだんキモイ文章になってきたんだけど」
「……。…そっスね」
———————
最近はその美しさもさらに磨きがかかり、弟の目から見てもまぶしささえ感じます。
その美しさはたとえるなら一輪の花。
触れれば散ってしまいそうな儚さをもっていながら、
その花は決して折れない凛とした強さも内包しているのです。
———————
「いよいよシスコン文章になってきたよ」
「……。つかこれただの近藤さんの気持ちじゃね?」
———————
さらに驚嘆すべくはそんな美しさを持ち合わせながら彼女はそれに傲ることなく、
その魂すらも清く美しく暁光の如く光り輝いていることにあります。
これは奇蹟でしょうか。いや奇蹟ではない。
何故なら奇蹟とは彼女の存在そのものであり、
今我々が目にしているのは奇蹟が起こしたプチ奇蹟に過ぎないからです。
———————
「さらに驚くことに姉は…」
「「長いわァァァァァァァァァ!」」
つーか気持ち悪ッ?! ただの姉自慢の文章じゃね?! 何度も言うけど気持ち悪っ!
いや確かにメガネはシスコンだけどここまではいかないよ?!
「確かに僕を語る上で姉上の存在は欠かせませんよ。
でももうちょっと簡潔にしないと何のための手紙が分かりませんよ」
「コレ続けていったら原稿用紙何枚分っスかね」
「そ、そうか…。仕方ない、涙をのんで一行にまとめよう」
————————
ムラムラします。
————————
「「どんな弟だァァァァァァァァァッ!」」
「いや確かにメガネは発情期ナーウですけども! 気持ち悪すぎるんですけどォォォ?!」
「イヤ別に発情期じゃないですからね?!」
「全く、近藤さんは…。じゃあこんなのはどうッスか?」
————————
僕の江戸の町はみんな仲良しです。
日夜皆でムラムラし、色んなことをヤっています。
————————
「「もっとダメだろーがァァァァァッ!」」
「てかもう意味変わってるから! ヤってるとかいうなァァァァァ!」
「つーかなんで皆で仲良くムラムラ?! 逆に気持ち悪いんですけど?!」
「しょうがねぇなァ。まずいキーワードは全部とりゃぁいいんだよ」
————————
僕は銀さんという侍の下で日夜皆でムラムラして
色んなことをヤっています。
————————
「もっともっとダメになってんだろうがァァァァァ!!」
「もうただムラムラしてヤってることを報告する文章になってんじゃんかよ?!」
「いやヤってねーけども! てか一番マズイキーワードがまるまる残ってるんだよ!」
「「「週休二日制でムラムラしています」」」
「休みはとらんでいいからムラムラとれェェェ! てか仲良くハモんなァァァ!」
ホ、ホントに…ダメだわ、こ奴ら…!
「もういいです! 前半だけを使ってあとは却下! …あとは…」
(君は…うららさんは、
一体どんな生活を送っているんですか?)